ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

東京オートサロン

2005年01月17日 | ITS
東京オートサロンにいってきた。
随分まえから感じてはいたが、最も熱気がある来場者はコンパニオンを撮影する人たちだ。かつてカメラ小僧といわれていた人たちがそのままおじさんになってしまったのだろうか、カメラおじさんと呼ぶべきだろう。小太りメタフレのステレオタイプにオタクな方が多い。
実際に展示を見に来ている人たちも特にチューニング系は多かれ少なかれオタクだから、コミケとまではいわないが、幕張メッセはオタクに支配されていた。

しかしはっきり言ってカメラおじさん達は、じゃまである。クルマの脇にコンパニオンが立っていると、その周りを城壁のようにカメラおじさんが取り囲んで、クルマは見えない。
正直、みんなカメラおじさん達にはあまり近寄りたくないので、その一角が別世界になってしまう。出展者にとって、もはやレースクイーンを使うのは逆効果だと思うんだけど。

さて、本業でチェックしてきたことは色々あるが、このブログではカーコミュニケーションに絞ろう。

モバイル放送/(モバHO)の実演を見てきた。
車載器は小売りで5万円前後、受信料は映像と音楽で約2500円/月。
モバHOは、車載器にむけては音楽コンテンツのみの利用も期待しているようだが、それは無理だ。FMラジオ+CD/MDという現在のコンテンツに消費者は大きな不満を持っていない。有料放送は厳しいと思う。
一方、映像は画像に鮮明さはなく、コマ落ちもわかる。画像は常に安定しているといっても、これで無料放送と勝負するのはちょっと厳しいんじゃないかと思った。
やはり本命は地上波デジタルだろう。