どうも、天文学的ITS市場予測金額に対する懐疑論は結構前からITS事業者の間では出ていたようである。2002年4月の日経BP調査で、この予測に対して「やや厳しい」「非常に厳しい」と回答したITS関連事業者の割合は75%に達している。(私が答えるとすれば「殆ど夢物語」だけど)
もっとも、この60兆円という数字は2000年~2015年の累計で、かつETC利用による高速料金やDSRC利用によるガソリン代金決済といった、ITSによって需要が創造される訳ではないものも含まれている。含まれているというよりも、それがすごく大きい。
この有名な60兆円は電気通信審議会1999年2月の答申である。国交省のITSホームページでも、未だに50兆円という数字がでている。こちらはVERTIS試算となっているが、詳細は不明。
いずれにしても何故そんなに古いデータがまだ生きているのか不思議だ。
この日経BP調査はいろいろ面白い内容を含んでいる。これをベースにしばらく書いていきたい。
もっとも、この60兆円という数字は2000年~2015年の累計で、かつETC利用による高速料金やDSRC利用によるガソリン代金決済といった、ITSによって需要が創造される訳ではないものも含まれている。含まれているというよりも、それがすごく大きい。
この有名な60兆円は電気通信審議会1999年2月の答申である。国交省のITSホームページでも、未だに50兆円という数字がでている。こちらはVERTIS試算となっているが、詳細は不明。
いずれにしても何故そんなに古いデータがまだ生きているのか不思議だ。
この日経BP調査はいろいろ面白い内容を含んでいる。これをベースにしばらく書いていきたい。