さて、チャーチル戦車の資料ってことなんですが、まあ何と言っても第二次大戦の緒戦から終戦まで使われたそれなりに有名な戦車ですから、そこそこあちこちにある、というところでしょうか。しかしチャーチル戦車の専著となるとそんなに多くはありません。ここれは私が手元でよく参照するものを紹介することにします。まず最初は何と言っても
オスプレイ・ミリタリー・シリーズ ― 世界の戦車イラストレイテッド
『チャーチル歩兵戦車1941‐1951 』
ブライアン ペレット 著、三貴雅智訳 大日本絵画2000年 ISBN-4499227216
でしょう。日本語で手軽に読めるものとしては現在これしかありません。
次は洋書の中でも一番本格的なもの
『Mr. Churchill's Tank: The British Infantry Tank Mark IV』
David Fletcher著 Schiffer Pub Ltd (1999/01) ISBN-0764306790
です。大判で本文２１０ページもあり、現在最も詳しい単行本でしょう。ただ装甲工兵戦闘車輌（AVREいわゆるホバーツファニーズ）にはほとんどページ数を割いていませんので、それについては
『Churchill's Secret Weapons: The Story of Hobart's Funnies』
Patrick Delaforce著 Pen & Sword (2008/3) ISBN-1844154645
を参照。但し写真や図面は多くありません。それから写真集としては
『Dieppe Through the Lens of the German War Photographer』
Hugh G. Henry著 After the Battle (1993/5) ISBN-0900913762
があります。ディエップ上陸作戦を写真で検証した本です。悲惨な写真が多くてあまり気は進みませんが、模型製作の参考にもなります。
雑誌の記事もたくさんあるのでしょうが、よくまとまっていて参考になるのが『パンツァー』誌です。
０３年１号所収「イギリス陸軍チャーチル重戦車 その開発とバリエーション」白石光著
８８年１号所収「イギリス歩兵戦車チャーチル」斎木伸生著
８８年２号所収「チャーチル戦車の特殊型バリエーション」斎木伸生著
もしもＡＦＶクラブからチャーチルが発売されたなら、たぶん『グランドパワー』誌あたりがそれに連動して特集を組んでくれるでしょうから、大いに期待しましょう。
チャーチルの専著ではありませんが、最近買った洋書でチャーチルの写真がたくさん載っていたものが、
ARMOR AT WAR SERIES 7068
『British Armor in Sicily and Italy 』
Dennis Oliver著 CONCORD ISBN-9623611382
です。チャーチルはMk.３～６、それにMk.７、AVRE各種が写っています。NA75もあちこちにいます。他にもシャーマンや各種自走砲も。このシリーズだと他に、
7027『British Tanks of WWII (1) France & Belgium 1944』
David Fletcher著 ISBN-9623616503
7028『 British Tanks of WWII: (2) Holland & German 1944/45』
David Fletcher著 ISBN-9623616511
というのもあります。たぶん参考になる写真がたくさんあるのでしょうが、私は未見です。本日挙げた資料はそれぞれ、これからちょこちょこ紹介してゆきたいと思います。
オスプレイ・ミリタリー・シリーズ ― 世界の戦車イラストレイテッド
『チャーチル歩兵戦車1941‐1951 』
ブライアン ペレット 著、三貴雅智訳 大日本絵画2000年 ISBN-4499227216
でしょう。日本語で手軽に読めるものとしては現在これしかありません。
次は洋書の中でも一番本格的なもの
『Mr. Churchill's Tank: The British Infantry Tank Mark IV』
David Fletcher著 Schiffer Pub Ltd (1999/01) ISBN-0764306790
です。大判で本文２１０ページもあり、現在最も詳しい単行本でしょう。ただ装甲工兵戦闘車輌（AVREいわゆるホバーツファニーズ）にはほとんどページ数を割いていませんので、それについては
『Churchill's Secret Weapons: The Story of Hobart's Funnies』
Patrick Delaforce著 Pen & Sword (2008/3) ISBN-1844154645
を参照。但し写真や図面は多くありません。それから写真集としては
『Dieppe Through the Lens of the German War Photographer』
Hugh G. Henry著 After the Battle (1993/5) ISBN-0900913762
があります。ディエップ上陸作戦を写真で検証した本です。悲惨な写真が多くてあまり気は進みませんが、模型製作の参考にもなります。
雑誌の記事もたくさんあるのでしょうが、よくまとまっていて参考になるのが『パンツァー』誌です。
０３年１号所収「イギリス陸軍チャーチル重戦車 その開発とバリエーション」白石光著
８８年１号所収「イギリス歩兵戦車チャーチル」斎木伸生著
８８年２号所収「チャーチル戦車の特殊型バリエーション」斎木伸生著
もしもＡＦＶクラブからチャーチルが発売されたなら、たぶん『グランドパワー』誌あたりがそれに連動して特集を組んでくれるでしょうから、大いに期待しましょう。
チャーチルの専著ではありませんが、最近買った洋書でチャーチルの写真がたくさん載っていたものが、
ARMOR AT WAR SERIES 7068
『British Armor in Sicily and Italy 』
Dennis Oliver著 CONCORD ISBN-9623611382
です。チャーチルはMk.３～６、それにMk.７、AVRE各種が写っています。NA75もあちこちにいます。他にもシャーマンや各種自走砲も。このシリーズだと他に、
7027『British Tanks of WWII (1) France & Belgium 1944』
David Fletcher著 ISBN-9623616503
7028『 British Tanks of WWII: (2) Holland & German 1944/45』
David Fletcher著 ISBN-9623616511
というのもあります。たぶん参考になる写真がたくさんあるのでしょうが、私は未見です。本日挙げた資料はそれぞれ、これからちょこちょこ紹介してゆきたいと思います。