みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

ドラゴンのティーガーI中期型(失敗!)

2006年10月22日 11時55分01秒 | AFV(独)
 ついでにドラゴンのティーガーIの中期型を作り始めました。ツィメリットコーティングが最初から施されているし、エッチングパーツも入っているし、値段も安いし… でもドラゴンのミニスケールキットに共通の、いざ作り始めるといらいらする、という欠点は相変わらず。車体上部を下部にはめるだけで、相当あちこち調整しなければなりません。さくさくと作業が進まないんですね。それにハッチの形状、主砲防盾の形状などもかなり怪しい…。
 まあそれはそれとして、このキャタピラは失敗してしまいました。まあ聞いてください。ドラゴンのDSキャタピラ、塗装や接着が可能という自慢の素材です。ところが2ちゃんのミニスケールスレなどで、塗装したら劣化してぼろぼろになったとか、ぶつぶつ切れたとか、縮んだとか、悪い噂もあります。またこのティーガー中期型では、巻いてみると若干長すぎるようでした。
 そこで2ピース分ほどカットします。連結はあきらめて、両方の端を1ピースずつ切り取って、両端がぴったり接するようにしておきます。さらに劣化防止のためにあらかじめソフト99「バンパープライマー」を吹き付けておきました。一週間放置して、特に縮んだ様子もないので、そろそろ接着です。
 ところがこのバンパープライマーがくせ者だったようです。接着剤が効かないんです。ラッカーシンナーとコニシの「ボンドGPクリヤー」を併用しましたが、全く接着強度が出ません。ちょっとさわるとすぐに取れるし、この写真を撮った後、キャタピラ上面は弾性で自然に剥がれてしまいました。
 バンパープライマーが無色透明なのでよくわかりませんが、プライマーが接着剤ごとキャタピラから剥がれたのではなく、よく見るとプライマーの表面が接着剤をはじいたようです。いかにこのプライマーが強力か分かりますね。塗料の食いつきはよくなるようですが、接着した後で塗らないといけないんですね。これはたぶんドラゴンのDS素材の責任ではなさそうです。前回ハセガワのチャーチルMk.Iでうまくいったのは、塩ビキャタ対プラ車体だったからなのでしょう。それに接着面にはプライマーを塗りませんでしたし。いや、これは失敗でした。


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4 コメント

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すごい (ぱん)
2006-10-22 21:03:10
ツィメリット3連荘ではないですか。

ATAKが一番のお勧めのようですが、画像で見ると、やはり金閣寺バージョンがメリハリが効いて迫力がありますよ。

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あはは (みに・ミー)
2006-10-23 18:05:07
あはは…

私も金閣寺状態のまま、しばらく塗装に入りたくなかったもんですから、その間にドラゴンをさらっと組んでみようと思ったんです。しかしドラゴンはなかなか「さらっと」とは行きません。DSキャタピラの切れ端で試してみたら、溶剤系の接着剤はちゃんと効くようです。再度挑戦してみましょう。
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Unknown (nh)
2007-10-04 13:08:25
ドラゴンは初期に出ていた黒い
履帯が扱い良いです。
DSはダメです。
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たしかに… (みに・ミー)
2007-10-05 00:38:31
nh殿
確かに、初期の黒い塩ビベルト式は
接着剤さえ持っていれば却ってDSよりよいかもしれません。
実は、途中で投げ出した後期型のキャタピラを
予備に保存しています。
次にちゃんと作るときに、この予備をカットして
キャタピラの長さの足りないところに利用するつもりなんです。
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