みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

Partのティーガー用フォトエッチングパーツ

2011年03月07日 23時01分15秒 | AFV(独)
 ここのところまた更新に間が空きました。家にも仕事を持って帰っている上に、i-modellersのミニスケールティーガーの方もやらなければならなかったもので。
 以前、ツィメリットコーティングをエッチングパーツで表現する、というポーランドのPartのアイデア商品を紹介しました。
http://blog.goo.ne.jp/m4-mee/e/d040093d28ace5cd7bfb909f89b0a580
http://blog.goo.ne.jp/m4-mee/e/b5d51c451488b86eb959e4dc8bb1d4a6
これ、塗装直前まで行っていて、またずっと放置していたんです。すみません。というのが、車体や砲塔周辺にきちんとエッチングパーツを貼り付けるというのが意外と大変で、せっかくここまで来たのに塗装で失敗したくない、というので、もうちょっと上手くなってから塗装しようしようと思っている内に、今になってしまったわけです。
 しかし、偶然なのですが、初めての試みだけに、しばらく放置していてよかった面はあるんですよ。二箇所ほどエッチングパーツが自然に剥がれてきた場所があったんです。一応車体の平面や砲塔の曲面に極力エッチングパーツを合わせてから接着するようにはしたんですよ。平面だからって安心はできません。元々のエッチングパーツが反っているかもしれません。砲塔の曲面の場合は、無理矢理押しつけて接着していると、弾性が常にかかっているためいつか剥がれるかもしれません。だからできるだけ接着面の形状に合わせて曲げを調整しておいてから接着するんです。
 しかしやはり、どうしても密着していないところはあるんですね。久しぶりに出してきてみたら、少し剥がれている場所が二箇所あったわけです。今度はしっかりと押しつけて(金属棒でかなり押さえました)、さらさら型の瞬間接着剤を流し込んで固定しました。塗装後に剥がれるよりは、塗装前に剥がれを修正できたのが不幸中の幸いというところ。こういう時にクレオスのグルー・アプリケーターは役に立ちますね。
 そしていよいよ、Mウォッシュで全体をもう一度洗浄した後、メタル部分にメタルプライマーをスプレー。よく乾燥させた後、缶スプレー型のサーフェイサーを薄く吹いてみました。それがこの写真です。サーフェイサ-は極力薄く吹いたので、防盾部分など真鍮の色が見えていますね。これが結構かっこいい。メタルプライマーはしっかりかかっています。メタルプライマーは全く粒子がないさらさらの液体なので、防盾のように主砲が邪魔をする場所でも安心して吹けます。サーフェイサ-のように比較的粒子が粗いものは、こういうところにはあまり吹きたくない。
 エッチング製のツィメリットはどうでしょうか。エッジが影になって、ちょっと車体から浮いているように見えますが、たぶん隙間はないと思います。小さい隙間はさらに瞬間接着剤を流して、光パテで修正します。うんうん、レベルのティーガーもなかなか迫力あるぞ。砲塔が左右非対称になっていない、初期型と後期型が混同されているなど、批判もありますが、ディテールアップの素材としてはやはりレベルしかないと思います。
 エンジングリルカバーのメッシュパーツは、ドラゴンの中期型ティーガーからトレードしました。ドラゴンのティーガーにエッチングパーツなど、もったいない。エンジングリルだけメッシュになっていても、他があまりに不正確だから。このメッシュ部分には、メタルプライマーは大丈夫なのですが、サーフェイサ-はほとんど吹き付けていません。メッシュだとサーフェイサ-は必ず目詰まりしてしまいます。せっかくのエッチングパーツがだいなしになりますから。フジミがすんだら、こっちの塗装もするぞ。ヒートペンで刻んだツィメリットと、エッチングパーツを貼り付けたツィメリット、完成したらどんな仕上がりになるんだろう。

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