みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

トランペッターの三突G その4

2009年05月02日 00時03分09秒 | AFV(英)
 で、戦闘室天板を車体にはめると、そのままだとこんなに隙間が空くんですよ。部品の精度と言うよりむしろ、どこにバリが出ているかわからないということが大きいんです。天板前縁と車体の装甲板前縁、天板がはまりこむのりしろ部分など、細かいエッジからちょろちょろと、鯛焼きの縁みたいなバリがはみ出しているんです。それがいちいち接着位置にあるのでイライラします。これを丁寧に採らないときっちりパーツがはまらない上に、それがわざわざカッターナイフやデザインナイフや彫刻の入りにくい場所にあるんだよな。でも丁寧にすり合わせればきちんとはまります。

 それから、フェンダーの前方に三角形の板がくっついているのが見えますが、これってシェルツェンの留め具ですよね。ってことは他のシェルツェン架も欲しくなるわけですが、その部品は入っていません。前回は余分のバリエーションパーツがたくさん入っているとほめましたが、シェルツェンについては中途半端だったかな。まあ必要ないならフェンダーのシェルツェン用突起を削ってしまえばいいんですけど。
 ついでにもう一点。組み立て説明書では、車体前部のボルト留め増加装甲板を接着するように指示があるのですが(最前面とその上面)、これもザウコップ防盾が指定されている以上、普通なら取り付けない方がよさそうに思います。ただし、ただ取り付けないままだと、車体前面が薄くて引っ込むので、ボルトだけ削り落とした装甲板を接着する方がよいかも。もちろん、パーツの新旧の混じった個体があっても不思議はないんですけど。
 このトランペッターの三突G、決して素性は悪くないので、せっかくですからそれを生かしてレベルやトランペッターとはやや異なるタイプで仕上げてやりたいものです。例えば防盾はザウコップ、且つ車外機銃は角形防盾で(タミヤの1/48がこのタイプでしたよね)。

 ところで話は変わりますけど、ドラゴンの三突Gは、角形防盾のタイプが出ていますよね。で、その後ザウコップのタイプって出てましたっけ? 部品分割やスライド金型の使用からして、間違いなくバリエーションが発売されると思ってたんだが…。もしかしてそれは、突撃榴弾砲を出すためだったのか? いや、私はある理由から、ドラゴンの突撃榴弾砲は当初から計画されていたバリエーションではなかったのではないか、とにらんでいるのですが、その話はまた後日。でも改めて見直すと、ドラゴンの突撃榴弾砲には突撃砲を作るのに十分な不要パーツが余りますので、かなりお買い得かも。


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