みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

ドラゴンの極初期型ティーガーI その2

2011年09月27日 00時00分37秒 | AFV(独)
 ドラゴンの極初期型ティーガーIですが、トップ画像をご覧ください。車体内側にあるビス留め用の柱、キットによって違うんですね~。写真右側の柱が二本のものが#7370で、さらに低い柱がもう三本、計五本あるのが#7376です。何の意味があるんでしょうかね~。この組み立てキットではビスは全く使わないので、よく分かりません。ドラゴンアーマーの塗装済み完成品に使うのでしょう。
 それにしても、車体上面パーツを固定するためなら、#7370のように前後二本で足りる。#7376の方は、上面パーツを見ると、前後の高い柱を受ける部分はあるんですが、内側の低い柱を受ける部分は全くありません。何しろ、この真ん中の低い柱の真上は砲塔リングの内側だから、これを受ける部分があるはずはないんだが…。よく見ると、この真ん中の低い柱は砲塔リングの中央に位置しているので、砲塔の真ん中から降りてくる軸を受けるのかも知れません。もちろん組み立てキットの砲塔にはそんな軸はないんですが。その前後の低い柱二本は、もしかしてシュトルムティーガー用かな? あれ?シュトルムティーガーの車体って、極初期型と共用できるのかな? まあ、そういうことを確かめるためだけにドラゴンアーマーを買うつもりは、全くないんですけどね。
 しかし、組み立てキットには全く必要のない、塗装済み完成品用と思われるこの柱。あるだけ邪魔なんですよね。ちょっと高さがありすぎるので、車体上下パーツを接着する際にこの柱がつっかえるんです。まあ、高さを削ればすむ話なんですけど、余計な手間は確かにかかります。
 ひっくり返して車体裏側から撮影してみました。

まあ何とか転輪がまっすぐ揃っていますよね。これでキャタピラを通すにも問題なさそうです。足回りの一番後ろの誘導輪、実車同様車軸がL字型に曲がっていて、向きを変えることで駆動輪と誘導輪との距離を変え、キャタピラの張力を調整できるようになっています。それはいいんですがやや問題が。DS素材のキャタピラをご覧ください。

別の箱から一本ずつ出してきて並べてみました。ご覧の通り、どうも長さにかなり個体差があるらしいんです。だから、最初の一輌でキャタピラの張り具合を見て誘導輪の接着角度を決め、それで安心して二輌目も同じ位置にしたら、こんどはキャタピラが短すぎたんです。まあ、DS素材は手でしごけばある程度伸びますから、それで調整は可能な程度ですけど…。組めなくはないけど何かどこか腹が立つという、いつものドラゴンですね。いや、でも、全体的にはとてもよさそうなんですよ。