みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

ピットロードの陸上自衛隊61式戦車 その3

2011年09月03日 00時00分03秒 | 車輌その他
 さて前回温度を下げたヒートペンで曲げておいたプラ棒、61式戦車にちょっと使ってみました。61式戦車は車体正面装甲板にボルト留めの四角い点検パネルがあり、そこにはパネル吊り上げ用のリングがついています。それをこのプラ棒で作ってみました。簡単で目立つディテールアップで、しかも真鍮線と違ってプラ棒は接着も容易なので、効果は大ですね。
 で、この時点で出来たパーツを積み上げてみました。トップ画像です。まだ接着していません。車体前端の合わせ目はかなりプラ板で修正してあります。キャタピラはなんとか装着できましたが、実は手で引っ張って伸ばしてはいるのですが、やや長さが足りないんです。砲塔は…。これで見ても相当隙間が出来ているのが分かりますね。次の課題はこの、上下全然合わず、しかも接着面の少ない砲塔をどう組み立てるかです。
 ちょっとこれをご覧下さい。車体上下を合わせる前の、車体下部足回りです。

これくらい車体内側にプラ板で隔壁を作らないとスケスケになるんです。車体上部の袖部には水平方向に隔壁が作ってあります。これで外から隙間が見えません。で、そこに立ててある四本のプラ棒(ランナーで作りました)ですが、車体上下を合わせるとこのプラ棒が車体正面の天井に接するようになってるんです。これで車体上下の支えができますから、上下がふにゃふにゃになることを防げます。隔壁のプラ板は薄いし、ぴったり接着するのが難しいので、これでは上下の支えにならないもんですから。キャタピラの後方、誘導輪の上にちょこっと見えるのは、キャタピラがやや短くて足らなかった部分をそれらしくプラ板で補修したものです。どうせフェンダーの下でよく見えないので、適当です。車体前方、駆動輪直上の斜めの部分、成形色が同じなので見えにくいのですが、ランナーの切れ端を使ってかさ上げしてあります。車体後端は車体正面側でかさ上げ。こうしておかないと、キャタピラとフェンダーがくっついてしまうんですよ。