みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

ヒートペンの温度低減アダプター その2

2011年08月29日 00時00分47秒 | 工具・材料
 さて、ヒートペン用のアダプター、組み立ててみました。トップ画像はコードの中央の片側一部をカットし、被覆を取って、そこに抵抗を半田付けしたところです。ここで忘れてはならないのは、抵抗を半田付けする前に、保護用のゴムパイプを先にコードに通しておくことです(赤い矢印)。半田付けした後からでは通せませんので忘れずに。とにかく組み立て説明書をよく読んでその通りにすることですね。
 いやあ、半田付けって何年ぶりだろうか。もうほとんどやり方を忘れていそうですが、あんまりきれいではないものの、失敗せずにできました。
 次は、先に通しておいたゴムパイプをずらしてきて、半田付けした位置に被せ、加熱して収縮させてぴったり覆います。説明書にはヘアドライヤーかライターを使う、と書いてありましたが、ヘアドライヤーでは少ししか収縮してくれず、かなり時間がかかりそうなので、私はライターの火で炙ることにしました。様子を見ながら少しずつ炙って、こうなりました。

まあ100円ライターの火だと、少しずつやれば、他の余分なコードを溶かしたり、抵抗を焦がしたり、といった失敗もありません。一応きれいに収縮してくれました。
 そして、太い方のゴムパイプを通し、この加工した部分全体に被せて、これも熱で収縮させてぴったり覆います。これもライターの火で少しずつ炙って、こうなりました。

よしよし、これで熱を使う難しい部分はクリアしたぞ。
 さらに、プラグとソケットを両端に取り付けます。簡単な作業ですが、もう何年もこんな作業をしたことがなく(普通は出来合いのコードを使いますもんね)、やや不安でしたが、芯線がほつれることもなく、中のネジの下にきれいに収まってくれました。

子供の時、芯線のほつれが隣の線に触れるとショートする、と大人からうるさく言われたことをちょっと思い出しましたね。そして、抵抗を取り付けた部分に、注意書きラベルのシールを貼り付けて、完成です。要するに、知らない家族が他の電気器具に使うことがないように、ヒートペン専用だという警告を貼り付けておくわけですが、まあ私のとっ散らかった部屋には誰も入ってこないので、うちでは安心ですけど。
 さあ、これで実際使ってみましょう。ツィメリットコーティングやプラ棒曲げ、と言ったやや低い温度が必要な作業がやりやすくなるかどうか、ですね。