こういうものはキットごとの傾向、というかクセというものがあるので、並行製作で一度に作業をすることが結構多いんですね。どこを削ってどこを盛って、という手順が分かってくると、特に部品の合わせの悪いキットだと作業がしやすくなるんです。で、前回の61式戦車のついでに同じピットロードの陸上自衛隊74式戦車も作り始めました。
前回61式戦車のことをボロカス書いた後でまことに恐縮ではありますが、意外にも74式は作りやすかったんですよ。特に軸を削ったり軸穴を広げたりしなくてもダブル転輪がきちんと貼り合わせられるし、車体の車軸に転輪を差し込んでもきちんとみんな向きが揃うし(61式だとガタガタでした)、61式の時とはえらい違いです。強いて言えば、二枚一組のスプロケットホイルを貼り合わせる際、軸の最後まで押し込むとキャタピラの幅に対してやや狭くなるので、少し浮かせたくらいで固着することでしょうか。こうするとキャタピラがスプロケットの歯に自然にはまってくれます。
車体上下を合わせても特に大きな隙間はできません。写真では車体前部先端に隙間が見えますが、これはまだ接着していないからでして、全面下部装甲板を指でしごいて反りを直した上で接着部を擦り合わせすれば、もっとちゃんと合わせられそうです。
うーん、しかしこの差は何なんでしょう。61式と74式の共通の欠点と言えば、車体上半分の袖部(スポンソン部)の下に隔壁がなくて、すけすけになっていること。どうせキャタピラを履かせれば目立たなくなるとは言え、見る角度によっては偶然向こう側の光が見えたりするし、それに中央部に支えがないとやはりたわむし。まあ逆に言えば、どうせ目立たないからきちんと正確に埋まっている必要もないわけで、適当にプラ板を当てておくことにします。
こうなると、本命の90式がどうだか気になりますね。パーツの状態で見ても上記の車体袖部の隔壁が無いのは分かりますが、90式の場合サイドスカートがあるのでもっと目立たなくなると思います。ただ心配なのは、90式では車軸のアームが別部品になっていること。もしここがガタガタになると、転輪の向きが揃いません。明日は90式を組んでみましょうか。
前回61式戦車のことをボロカス書いた後でまことに恐縮ではありますが、意外にも74式は作りやすかったんですよ。特に軸を削ったり軸穴を広げたりしなくてもダブル転輪がきちんと貼り合わせられるし、車体の車軸に転輪を差し込んでもきちんとみんな向きが揃うし(61式だとガタガタでした)、61式の時とはえらい違いです。強いて言えば、二枚一組のスプロケットホイルを貼り合わせる際、軸の最後まで押し込むとキャタピラの幅に対してやや狭くなるので、少し浮かせたくらいで固着することでしょうか。こうするとキャタピラがスプロケットの歯に自然にはまってくれます。
車体上下を合わせても特に大きな隙間はできません。写真では車体前部先端に隙間が見えますが、これはまだ接着していないからでして、全面下部装甲板を指でしごいて反りを直した上で接着部を擦り合わせすれば、もっとちゃんと合わせられそうです。
うーん、しかしこの差は何なんでしょう。61式と74式の共通の欠点と言えば、車体上半分の袖部(スポンソン部)の下に隔壁がなくて、すけすけになっていること。どうせキャタピラを履かせれば目立たなくなるとは言え、見る角度によっては偶然向こう側の光が見えたりするし、それに中央部に支えがないとやはりたわむし。まあ逆に言えば、どうせ目立たないからきちんと正確に埋まっている必要もないわけで、適当にプラ板を当てておくことにします。
こうなると、本命の90式がどうだか気になりますね。パーツの状態で見ても上記の車体袖部の隔壁が無いのは分かりますが、90式の場合サイドスカートがあるのでもっと目立たなくなると思います。ただ心配なのは、90式では車軸のアームが別部品になっていること。もしここがガタガタになると、転輪の向きが揃いません。明日は90式を組んでみましょうか。