ドラゴン1/72のT-34/76の続きです。やはりこの時期のドラゴンのミニスケールキットは、バランス感覚が崩れているというのか、有り体に言えば何考えているのか分からないというのか、妙に細かいところと異常に大雑把なところが同居しているように思えます。
写真は、六角型砲塔の天板。矢印をつけたパーツは、ペリスコープのカバーです。天板と一体成形になっているペリスコープに被せるようになっているのですが、何もこんなところまで別部品にしなくても、と思いますよね。上半分の写真は、ペリスコープカバーをペリスコープの側に置いた状態です。そしてそれをペリスコープに被せると、下半分の写真のようになります。もう一方のペリスコープにも同じようにカバーを被せます。
そのカバー自体が、なにしろ1/72ですからめちゃんこ小さい。湯口を綺麗にカットするのが大変。しかもペリスコープに被せると、基部のボルトの頭とぶつかってご覧のように少し浮いてしまうので、さらにカバーの下面を削って調整しなければならない。またそういう作業をするには、パーツを保持する場所がなくて困る。
ミニスケールで、カバーの中からペリスコープちゃんと覗いているような立体表現が必要なんですかね。いや、そりゃ立体的表現の方がよりよいに決まっていますが、しかしこれ以外の場所で手を抜いていたり部品精度が悪かったりしたら、ここだけ細かくてもあまり意味がない気もします。こういうところにアンバランスを感じるんですよね。しかも苦労して組み立ててみたら、肝心のWee Friendsのフィギュアがハッチに入らない…。だったら最初から初期型砲塔にしておけばよかった…。
写真は、六角型砲塔の天板。矢印をつけたパーツは、ペリスコープのカバーです。天板と一体成形になっているペリスコープに被せるようになっているのですが、何もこんなところまで別部品にしなくても、と思いますよね。上半分の写真は、ペリスコープカバーをペリスコープの側に置いた状態です。そしてそれをペリスコープに被せると、下半分の写真のようになります。もう一方のペリスコープにも同じようにカバーを被せます。
そのカバー自体が、なにしろ1/72ですからめちゃんこ小さい。湯口を綺麗にカットするのが大変。しかもペリスコープに被せると、基部のボルトの頭とぶつかってご覧のように少し浮いてしまうので、さらにカバーの下面を削って調整しなければならない。またそういう作業をするには、パーツを保持する場所がなくて困る。
ミニスケールで、カバーの中からペリスコープちゃんと覗いているような立体表現が必要なんですかね。いや、そりゃ立体的表現の方がよりよいに決まっていますが、しかしこれ以外の場所で手を抜いていたり部品精度が悪かったりしたら、ここだけ細かくてもあまり意味がない気もします。こういうところにアンバランスを感じるんですよね。しかも苦労して組み立ててみたら、肝心のWee Friendsのフィギュアがハッチに入らない…。だったら最初から初期型砲塔にしておけばよかった…。