みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

ドラゴンのT-34 その3

2010年11月23日 15時01分08秒 | 車輌その他
 すみません、もう一回ドラゴンのT-34の悪口を。写真は車体後部・円形の変速機点検ハッチです。上は表から見たところ、下は裏側から見たところです。裏側から見ると、車体側の穴の縁が円形ではなく、デコボコしていることが分かりますが、これは表からのねじを受けるねじ穴部分の突起です。実車に忠実な表現でして、ハッチを接着するだけならばこんなデコボコは要らないんですよね。さすがドラゴン、見えないところまで気配りを、なんて思ってはいけません。そこに接着したハッチを表から見て下さい。隙間ができまくり。そもそもハッチの厚みが車体に合わないので、ハッチが車体表面より沈んでしまいます。おまけに、あれこれ削ったのですが、どうしてもハッチが穴の真ん中に来ません。下側の縁が開いてしまいます。不思議だな~。ヒンジのパーツが邪魔をするんでしょうか。しかしヒンジをカットしてしまうとそこが途切れて目立ってしまう。だからってヒンジがそのままだと縁に隙間があく。これを正すにはヒンジがうまくはまるように細かく削った上に、ハッチの径を少しだけ大きくするため、円周に薄皮一枚分だけプラペーパーを巻かねばなりません。
 いちいちそんなこと、やってられるか~! たかがハッチ一枚はめるだけでこの騒ぎかよ! こんなの別パーツにしなくても、彫刻表現でいいんじゃないの? 細かいところといい加減なところのアンバランス、まさにドラゴンです。