みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

ドラゴンのシャーマン、足回り組み立てメモ

2008年09月28日 12時34分45秒 | AFV(米)
 ドラゴンのミニスケールキット、嫌いだ嫌いだと言いながら、シャーマンの各タイプが出る度に買い込んできました。まあ、普通に作っても結構部品が余るので、部品取りにも便利ですし。ランナーからパーツを外してそのまま組めない、切ったり貼ったりしないとパーツが合わない、模型への愛情が感じられない、などとは言いながら、でも細かいところまでよくできたキットであることは否定できません。
 ってことで、気がつくとドラゴンのシャーマン、結構な在庫がたまってきました。徒渉用ダクトをエッチングパーツでちゃんと組みたれられるのかあ?などと文句を言いながらも、M4のDeep Wading Kit, Normandyまで買っちゃいました。
 で、不良在庫にならないよう、気が向いたときに気が向いたキットをちょこちょこ組み立てて、まあ全体としては作業は進みつつあるんですよ。エクストラテックと並行して…。
 ドラゴンのシャーマンで一番手間がかかるのが、やはり足回りです。パーツのままではあちこちが引っかかって、まともに組めないんです。でも、足回りだけ先にまとめて組み立てれば、最低限どこに手を加えればよいかが、だんだん分かって来ます。一台ずつ作っていると、その加工のコツを次の一台の時に忘れてしまいますが、各キットの足回りだけまとめて先に作っていると、だんだん効率がよくなるんですね。私は単調な作業が割と苦にならないたちなんで。
 ということで、ドラゴンの足回り製作上の注意点をまとめてみました。他の方のブログなどにも以前かかれていましたが、まあ自分のメモ用ってことで。ここで言うサスペンションブラケットというのは、いわゆるボギー、スプリングや転輪アームが入る箱本体のことです。

【ア】スプリングパーツ(C4)は、サスペンションブラケット(C5・C6)の中でつっかえてしまいますので、外から見えない程度に頭をカットして短くしておきます。

【イ】サスペンションブラケット(C1・C2)の頭がスキッドの下辺につっかえるので、ヤスリで平らに削っておきます。端っこの隅(上部支持輪アームの基部の角)も削っておくこと。

【ウ・エ】スキッドの下辺もC1・C2の頭に当たるので、サスペンションブラケットの上面とツラ位置になるくらいまで削っておきます。ただしエの側は削りすぎるとC1・C2との間に隙間が出来て外から見えてしまうので、気をつけて。

【オ】サスペンションブラケット内側のダボ穴の縁がスプリングパーツ(C4)に当たるので、削っておきます。ただし、ここではアとオの作業を両方行っていますが、中でつっかえなければどちらかを省略してかまいません。もちろん、中を削るよりはスプリングの頭をカットする方が楽なので、普通はアだけで大丈夫です。

【カ】転輪アームをわずかだけ内側(写真の手前側)に折り曲げて、転輪(C3)の軸に接するようにしておきます。

【キ】C5・C6の上部支持輪アームの基部が出っ張っています。これはC5・C6とC1・C2を接着した後で、平らになるように削ります。

【ク】転輪アーム(C3)の軸穴がパーツによっては小さくて、C1・C2の軸が通らないことがあるようです。細い丸ヤスリで少し穴を広げておきます。