みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

万年社の塗料皿

2008年09月06日 23時59分01秒 | 工具・材料
 行きつけの模型店で買い物がかさばると、車に積みやすいよう要らない段ボールに入れてもらいます。大抵はタミヤやハセガワの箱です。今回も段ボールに入れてもらって、帰宅してよく見ると…
 モデラーなら誰でも一度は使ったことがあるであろう、万年社の塗料皿の箱ではありませんか! 考えてみると、メーカーから問屋へは大きな段ボール箱で出荷するのは当たり前のことですよね。でも、我々個人客はあまり目にすることはありません。ましてや塗料皿のように一つずつは小さくて、しかも一度に何十枚も買い込むことのないものだと、問屋にどんな形で入荷しているか、考えたこともありません。しかし、こんな大きな箱で届いているんですね。今さらながら、認識を新たにしました。
 注ぎ口付き特大塗料皿ですか。私もこれ、使ってますよ。調色してさらにシンナーで希釈した後、エアブラシのカップに注ぐのに、この注ぎ口が便利なんですよね。で、こんな大きな段ボールにどれだけ入ってるんでしょう。箱の横に「入数=20打」と書いてあります。「打」は「ダース」のことですね。もう一つ、「才数=1.3才」と書いてあります。これって何のことでしょうか。「才」とは貨物の容積の単位なんだそうです。本来は一石=十才ですが、現在では30センチ立方の荷物を1才と言うんだとか。なるほど~。
 今はクレオスなどからいろいろな塗料皿が出ていますが、我々にとっての定番はやはり万年社ですね。今も昭和の香り一杯のパッケージで売っています。私はずっと万年の塗料皿で事足りていたのですが、オマケの撹拌棒と調色スプーン欲しさにクレオスの調色セットも買っています。この調色スプーンは実に使えます。タミヤから調色スティックという金属製のやつが出ていますが、耳かきみたいに小さいスプーンではあまり出番はありません。
 さて調色皿は、万年のような金属製のものと、塗料が乾いたらパリパリ剥がせる塩ビ製(ですか?)のものとがあります。まあ好みによるでしょうが、パリパリ剥がせると言っても意外と剥がれにくいこともあって、私は金属製を好んで使っています。ボロ布できゅっきゅっと拭けば簡単にきれいになるので、塩ビ製と手間は変わりませんもんね。