みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

なんだこのミグは? CHEMATICのミグ15 その1

2007年11月12日 22時56分35秒 | 航空機(露・軍用機)
 静岡県磐田市の模型屋「まあくすホビー」さんのサイトで見つけました。ポーランドCHEMATICのMiG-15です。なんだこれは? スケールは1/48。
 このCHEMATICというメーカーのキットは、いくつか見たことがあります。しかしラインナップを見ただけで、おそらくいろんなメーカーの金型をそのまま使ってパッケージ替えで出していることは想像できました。ところがこれは1/48のミグ15。はたした中身はどのメーカーのキットなのでしょうか。
 1/48のミグ15と言えば、古くはホークやテスターがありましたが、これは古典的キットで、形もサイズも実物とは似ていません。コレクターズアイテムですね。その後モノグラムのキットが出ました。これはスミソニアンにある亡命北朝鮮機に取材したということで、初の近代的なキットです。しかしオーバースケールで、とにかく一回りでかすぎという致命的ミスが。パネルラインは凸線ですが、細部はよくできています。決定版と言えばやはりタミヤ。ただし細かく言うと、尾翼の後退角度がちょっと寝すぎ。さらにトランペッターのものが出ましたが、それほど話題になりませんでした。みんなどうせタミヤのコピーだと思っていたのでしょう。たしかのその嫌いがあるし、細部もダルいんですが、一つだけ、尾翼の角度はタミヤより正確。それとキャノピーは一体成形でタミヤに勝っています。
 さあて、CHEMATICの中には何が入っているんでしょうか。タミヤやトランペッターが入っていることはまずないでしょう。そうするとモノグラムか? 箱絵をよく見ると、赤い尾翼の4115番機。あっ、これ、以前ハセガワ版のモノグラムに採用されていた塗装例だ。ってことは、かなりの確率で、中身はモノグラムなのではなかろうか。でも、もしかしたら新金型って可能性も、全くの皆無とはいえないが…
 どうしよう、買おうかどうしようか…