みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

ミニスケールのツィメリットコーティング考(その5)

2007年01月16日 00時34分03秒 | AFV(独)
 タミヤのラッカーパテを用いたツィメリット、ドラゴンのコーティング済みインジェクションキットのパーツと並べてみました。ごりごり彫り込んだ感じのドラゴン(左)に比べて、ラッカーパテ(右)はかなり大人しい表現になっていることがお分かりだと思います。
 施工の際のコツは、平筆で塗った後、一呼吸置くことでしょうか。表面の濡れが収まって表面が乾いて見えるくらいのタイミングがよいようです。また、ミニスケール用に目の小さいノコを使っているので、刃がすぐに詰まります。だからまずパテを塗って、一呼吸置いている間にノコの目を歯ブラシで綺麗にしておく、それから溝を刻む、その繰り返しがよいようです。私の場合は一度に三段ずつくらい刻みました。
 リターダーを加えてシンナーで溶いたラッカーパテだと、失敗した場合、すぐになぞってもある程度修復できるのが助かります。また乾燥した後でも、カッターやスジボリ針なので修正、あるいは修正箇所にシンナーを塗って軟らかくして彫り直し、ということも可能です。
 さて、大人しいツィメリットの表現はよいのですが、塗装後に目立たなくなってしまうのではないかがちょっと心配ですね。塗装の過程はまたレポートします。