みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

エンジングリルのネットの接着

2006年10月12日 00時30分31秒 | AFV(独)
 サイドスカートの接着の話が出ましたので、ついでにエンジングリル上面の異物防止ネットの接着について。このエッチングパーツは縁の枠が細く、その内側がさらにメッシュになっているために、瞬間接着剤が使いにくい。毛管現象でメッシュに接着剤が流れ込んでしまいそうです。
 そこで活躍したのが、住友スリーエムの「Scotch 3M 多用途」です。かなりネバネバした接着剤ですので、そのままでは細かいところには使えません。何かパレットのようなものの上に少量出し、ラッカーシンナーで薄めて、それを爪楊枝や針の先で車体側のエンジングリルの縁に点置きします。その後エッチングパーツを置き、位置決めして圧着します。これが意外としっかりとくっつくんです。ご存じのようにこのタイプのボンドは普通、塗布した後2~3分乾かしてから圧着しますよね。だからこの場合も、接着剤を塗った後の作業時間に余裕が取れます。
 「Scotch 3M 多用途」は、ミニスケールファクトリーのレジンキットの説明書で、瞬間接着剤と併用するように推薦されていた汎用接着剤です。こういう用途に適しているということだろうと買ってみたら、確かに便利です。もうひとつよく使っている接着剤が、2ちゃんねるのミニスケスレで紹介されていた、コニシの「ボンドGPクリヤー」です。これは塩ビ製キャタピラの接着に使える、というもので、結構力を入れても取れないくらいにはくっつくようです。