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前進座公演「南の島に雪が降る」の観劇

2015-08-22 23:52:49 | 文化・芸術・映画

前進座公演『南の島に雪か降る」を観劇しました。
戦前・戦中と前進座の俳優として活躍された河東大介さんが、昭和18年に南方の島ニューギニアでの奇跡のような実体験を舞台化したものです。

あの戦争の記憶がだんだんと風化し、今また、この国の平和な未来に不安を覚えるような、きな臭い戦争立法を安倍内閣が国会に提出したもとで上演されたものです。いったいこの国はどこに向かっているのか・・・。戦後70年にあたり、戦争のむごさ、人の命の尊さ、そして演劇や音楽など文化芸術が絶望の淵にある人々に何が出来るのかを今一度見つめ直したい―そんな想いを込めた特別企画です。

前進座「シナリオ」バンフより


太平洋戦争における日本本土への空襲や原爆投下などによる大きな被害とともに、その戦死者の半数以上が、餓死と疫病死だったといわれる南方の島々の戦いが、いかに悲惨極まりなく、人間性をも失わせるものだったか…。

ものがたり
昭和18年、大阪中座の舞台に出演中の前進座俳優・市川莚司(後の加東大介)のもとに召集令状が届く。再び舞台には立てないかもしれない、そんな覚悟で向かった先は戦況厳しい西部ニューギニアのマノクワリ。

本土からの食糧は尽き、マラリアなど疫病でばたばたと仲間の兵隊たちが亡くなっていく日々・・・。ところがそこには彼の舞台を知る演劇評論家・長唄の三味線弾き・スペイン舞踊の教師・脚本家・カツラ屋・友禅職人・喜劇俳優といった面々との奇跡の出会いが待っていた。やがて彼を中心に演芸分隊が立ち上がる。懐かしい故郷の風景や女形の白い肌に母や女房を思う兵隊たち。死と隣り合わせの兵隊たちが毎日押し寄せ・・・

舞台終了後、柴野明日香さんの司会で脚本の瀬戸口郁(文学座)俳優の藤川矢之輔さんのインタビューが楽しかった。


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1 コメント

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暑いですね (のなか)
2015-08-23 07:57:23
新しいニュースをありがとう!
 お元気で何よりです。

団ニュースNo171 学校選択制統廃合にも変化という欄で
人口動態のデーターを改めて分析と言いながら江北、鹿浜地域の就学前人口の変化はないと8/20文教委員会ではそう応えています?他にもお聞きしたい事が出ています、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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