日本共産党が、18歳選挙権が初めて実施される参議院選挙を前に発行した『JCPmagazine』(若者向けパンフレット)が話題です。
若者パンフを活用 党の政策をわかりやすく
日本共産党の小池晃書記局長は9日、国会内で記者会見し、18歳選挙権が初めて実施される夏の参院選に向けて発行した『JCPmagazine』(若者向けパンフ)を紹介するとともに、参院選勝利の決意を表明しました。30歳代の池内さおり、大平喜信両衆院議員と吉良よし子、辰巳孝太郎両参院議員が同席し、アピールしました。
小池氏は、9割近い若者が“政治を変えてほしい”と答えたNHK世論調査をあげ、「共産党には偏見もなく新たな注目が生まれている」と指摘。デザインなどを工夫して党の政策を分かりやすく載せたパンフを街頭や学園などで積極的に活用して対話を行うと述べました。そして、「まだ(共産党と)距離があると思っている若者たちに読んでもらいたい。若者の皆さんに一緒に政治を変えようと呼びかけ、ともに進んでいきたい」と語りました。
学費・最低賃金・平和と民主主義…前向きな提案ズバリ
『JCPmagazine』は、学費・奨学金、ブラック企業、最低賃金、平和と民主主義など、若者の不安や関心にこたえる前向きな提案を前面に出しています。見開きごとに、「学費を10年で半額に」、「最低賃金時給1500円に」、「安保法=戦争法は廃止」などの見出しが目に飛び込んできます。
後半では、昨年来の戦争法反対のたたかいから野党共闘までの流れを写真で紹介するとともに、志位委員長と上智大学教授の中野晃一さんの新春対談(ダイジェスト版)を掲載。そして、野党共闘がすすむもと、「夏の選挙は政治を変えるチャンス」とよびかけています。
『JCPmagazine』は、若者の姿を映した写真や、見やすいグラフを使い、紙質にもこだわって、手にとって読んでもらえるよう工夫がほどこされています。
ツイッターでも、「センスがいい!おしゃれ」、「見やすくて、内容がスッと入ってくる」、「共産党支持者ではないけど、もらいに行きたい」、「カフェや学食でも読める感じ」と好評です。
愛知ではすやま初美参院愛知選挙区候補の街頭トークセッションで、サポーターの若者約20人が『JCPmagazine』を配布。ラジオ番組のようにパーソナリティー(司会)の質問に、すやま候補が答える形で進行する新しい宣伝スタイルのなかで、『JCPmagazine』が、通りかかった若者に次々と手渡されました。
爽やかなデザインで、街中でも広がります。
福岡では、商店街を訪ね、「共産党のフリーペーパーを、お店においてもらえませんか」と声をかけると、若者に人気の飲食店などどこでもOKしてくれました。「置くだけなら」「頑張って」「ブラック企業のことが書いてありますね。読んでみます」と、若い店員とも対話が弾んでいます。
広島では、大学前の宣伝で、「学費を負担に感じる」という学生に「日本共産党は10年で学費を半額にしようとしているよ」とパンフをひらいて、党の政策を紹介し、学生から「応援します!」と歓迎されました。
全国各地で「大学で友だちに手渡した」「行きつけの飲食店やライブハウスにおいてもらった」――若者の身近で広がっています。
『JCPmagazine』はA5サイズ、20ページ建て、フルカラー。お近くの日本共産党事務所で配布しています。