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江北・鹿浜地区の学校統廃合を考える会が結成総会

2014-01-19 23:25:14 | 教育・子ども

昨年、11月8日に江北・鹿浜地区の学校統廃合を考えるシンポジウムが行われましたが、その際の主催団体が、シンポジウムで出された区民の意見を集約、1月19日、足立区の学校統廃合について、計画の見直しと撤回を求めて、「江北・鹿浜地区の学校統廃合を考える会」として結成されました。参加者は55名の地域住民が参加し、活発な意見交換が行われ、区の計画を撤回させるという意気高い結成総会となりました

はじめに、丸山征四郎代表があいさつしました。その後、来賓として、佐藤純子区議ら、区議会議員があいさつしました。

結成総会では経過報告、会の目的、役員体制、活動方針などを確認した後、次のような声明を発表しました。

さて、私たち江北鹿浜地区の学校統廃合を考える会は、足立区教育委員会が、江北・鹿浜地区の小中学校8校を4校にするという統廃合計画を発表して以来、今まで準備会としてシンポジウムなど活動を続けてきましたが、すべての学校を残すことが子どもたちの成長や地域の安全や発展にとって欠かすことができないと考え、今回、正式に会を結成し、活動を開始することとしました。

 足立区教育委員会は、すでに保護者説明会を終えてしまいましたが、参加者は、極めて少なく、他の区では、やっている区民や地域住民への説明会もまともにしていません。これでは、区民、地域住民に説明責任を果たしたとは言えません。地域住民や町会には、公開の場で説明し、その意見を確実に生かすべきです。

 私たちが「残してぽしい」としてあげている理由は、第1にこの地域には、日暮里・舎人ライナーが運行しており、この沿線の人口は今後、確実に増えていきます。他方、国と都の35人学級(現在、小1、小2、中1まで35人)が進行し、今後、小中学校全学年の1クラスの人数の基準が30人になった場合、教室が大幅に不足することになります。人口推計を見誤った校庭もない新田学園のような失敗を繰り返してはなりません。

 第2に地域住民にとっても、防災拠点でもある学校がなくなると、災害時の避難所が不足したり、遠くなったり、たいへんになります。また、地域コミュニティの核としての学校がなくなり、地域住民のつながりが壊れてしまいます。

 第3に足立区の計画は、統廃合先にありきで、再開発による人口増、少人数学級に対応したクラス増、統廃合に伴う避難所や通学路の安全(幹線道路を渡るなど)などの検討がなされていない杜撰(ずさん)な計画です。

 第4に学校選択制の中で選んだ学校であるにもかかわらず統廃合によってその権利を奪われようとしていますし、区自らが言っている適正規模の学校さえも統廃合しようとしていることは、道理に合いません。
以上の理由から、この統廃合計画を止め、今ある小中学校すべてを残すべきと考えています。区民の皆様。私たちの考えをご理解いただき、チラシの配布と署名のご協力をお願いいたします。

        
連絡先は、足立区江北4 -28-17-406 野中知恵子宅 03-3890-7569