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2014年の初めはさだまさし「風に立つライオン」

2014-01-04 23:47:59 | Weblog

紅白歌合戦が終わり、除夜の鐘が108なり2014年を迎えてまもなく 「2014年の初めはさだまさし」を見ていましたが、とても面白かったので紹介することにしました。

ひとつ関心をもったのが、昨年フィンランドで行われた「世界カラオケ選手権」で優勝した「田中照久」さんという人が出演。実はさだまさしさんの「大切な人」という曲を歌ったということで、披露したのですが、プロも顔負けの美しい声と歌唱力にびっくりしました。

次は視聴者(リスナー)のはがきを紹介するのですが、これが面白い。世界各国にいる日本人からも多数のはがきが寄せられて、笑いをとっていたこと。

さらに年が明けてオーケストラの生演奏がすばらしく、はじめがなんとラデッキー行進曲、ウイーンのニューイヤーコンサートより、先にこの曲を演奏してしまいました。

極め付きは最後の「風に立つライオン」の演奏は感動的でした。風に立つライオンは昔から大好きな曲でしたが、今回、そのエピソードを紹介しているサイトがあったのでお知らせします。「風に立つライオン」は、さだまさしのアマチュア時代からの知り合いである実在の医師・柴田紘一郎氏(長崎大学医学部卒業、後に宮崎県立日南病院長))から聞いた体験談に感銘を受けて作詞・作曲し1987年に発表した曲だそうです。柴田紘一郎氏は、「風に立つライオン」を収録したアルバム「さだまさしベスト」にコメントを寄せていますが、その一節に次の文があります。
「“風に立つライオン”は小生のアフリカでの2年あまりの体験及び浅学菲才のゆえの雑談を医師を例にとり、人としての生き方をまさしさんの感性と才能で創作した曲である。この歌は、現代人の心の不摂生のため、過剰にしみついた魂の脂肪に対する警告でもあるように聴こえる。小生もアフリカの大地を通して学んだ事をすこしでも役立てて“風に立つライオン”のようになりたい。」と語っています。

その詩は一番の最後のフレーズで「この偉大な自然の中で病と向かい合えば 神様について ヒトについて 考えるものですね
やはり僕たちの国は残念だけれど何か 大切な処で道を間違えたようですね」で終わっています。

私はさだまさしさんは別の意味からもこの詩によせた思いを感じました。彼は番組でもさかんに「平和」と(他の国と)「仲良くしようよ」と繰り返して発言しています。私流に解釈すれば、安倍内閣の秘密保護法の強行採決、慰安婦問題での河野談話撤回の動き、靖国神社への参拝など戦争する国への動きに対する批判とも受け取れます。