レフティやすおの新しい生活を始めよう!

50歳からが人生の第二段階、中年の始まりです。より良き老後のために良き習慣を身に付けて新しい生活を始めましょう。

右利きと左利きの恋人たち『左ききの名画』~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii309号

2012-04-25 | 左利き
先週の無料左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第309号の告知です。

 ・・・

第309号(No.309) 2012/4/21「名作の中の左利き~推理小説編6『左ききの名画』R・オームロッド」は、
「名作の中の左利き~推理小説編」の6回目です。

今回紹介していますのは、残念ながら、現在は絶版の翻訳長編ミステリです。

『左ききの名画』R・オームロッド/著 野中千恵子/訳
 社会思想社・現代教養文庫〈ミステリ・ボックス〉(1993.3)
 (原題)BY DEATH POSSESSED (1988)

名画に隠された恋人たちの秘密と悲劇。
そして連続殺人事件と名画に絡む悪党のボスを相手に回してのコンゲーム…。

「並んで座って、同じパレットを使うってことは、片方が無理な姿勢で身を寄せてパレットに手をのばさなきゃならない。でも一人が左利きだったら問題はないわけだ。二人がいつもパレットを間に置いて共用してたのは、一人が左利きだったからじゃないかな」》p.104

画家と娘、左利きと右利きの恋人たちは、一つのパレットを挟んで座り、同じ風景を描きます。
この情景がなんとも麗しい。

右利き同士や左利き同士では難しい、利き手の異なる者同士でなければ生まれない情景です。
これだけでも左利き小説として評価しても良いのではと思ってしまいますね。


はたしてどちらが右利きでどちらが左利きだったのか? が一つの争点となりますが…。
それぞれの利き手を決めるポイントはいかに?

ミステリとしてもなかなか楽しめる名作だと思います。

詳しくは、本誌で。

--
※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より
「右利きと左利きの恋人たち『左ききの名画』~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii309号」を転載したものです。
(この記事へのコメント・トラックバックは、転載元『お茶でっせ』のほうにお願い致します。ただし承認制になっていますので、ただちに反映されません。ご了承ください。)
--
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 左利きとマナー(3)先生が困る... | トップ | 創刊300号突破!読者アンケー... »
最新の画像もっと見る

左利き」カテゴリの最新記事