A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

ニュースを少しとまた独り言

2006年08月04日 16時28分39秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
相変わらず毎日青い空・・・。一時は暑かったけれど、最近は風が涼しくて快適です。今日車で信号待ちをしていてふと前の車のナンバープレートを見たら、「Valencia California」。「うわーい、バレンシアだって。」と思った次の瞬間、「はあ、アイマールはもうバレンシアじゃなかったんだ。」・・・。
バレンシアという地名は本当にカリフォルニアにあります、ここからは少し遠い町のようですが。アメリカにはローマだってダブリンだってパリスだってぺテルブルクだってある。でもサラゴサはないんじゃないかな、だって、英語読みするとザラゴザになってしまって発音しにくいもの。

今日はあまりニュースはないようです。ブックマークを整理してみましたが、まずサラゴサ・オフィシャルはまったく使えません。更新はない、写真はない、メディカル・レポートもない・・・。替わりにPeriodicoという新聞サイトが練習情報を載せてくれますが、写真はやっぱりありません・・・。ともかくそれによると、金曜日は2部練習が予定され(9時半からと19時から)、土日はお休み。月曜日はまた2部練習で、火曜日にオランダに出発するそうです。

また、フォックスチャンネルがサラゴサのアルゼンチン人選手5人(ダレッサンドロ、アイマール、ポンシオ、ガビとディエゴ・ミリート)を特集したTV番組を作成、南アメリカで放送の予定です。選手それぞれがインタビューに答え、パブロは主役の扱いだとか。フォックスはアメリカのチャンネルなんだけどなあ。フォックスenスペイン語ではやるのかもしれない。でも、スペイン語チャンネルは契約していないし。(CLを見るためにスペイン語パックを契約するつもりだったけれど、止めました。)

Equipoというサイトには、ダレッサンドロとアイマールの話が。今のところ二人は別々に練習していて、一緒のシーンはまったくないそうです。(パブロがまだ練習始めたばかりだからでしょうか?)
2003年8月のウルグアイ戦に二人は出場して、力を合わせて逆転に成功したと書いてあるけれど、これは南米予選以前の試合ですね。それまで疲れ果てていたアイマールが力を振り絞ってダレッサンドロのサッカーに合わせ、3-2で勝利したとか。親善試合だったのかな。


さて、ここからまた独り言です・・・。
アイマールがサラゴサに行ってしまって、どうしようもなく悲しい理由のもう一つは、とっても自己中心的なんですが、テレビで試合が見れない・・・そのことに尽きます。今までほとんど毎週のようにプレーする姿を見ていたのが、これからは3ヶ月に一度見れればよいほう(涙)?? よく愛にあふれたブログですねなんて言われるけれど(笑)、まさかアイマール本人を愛しているわけもなく・・・。会ったこともない、言葉も通じない外人さんを愛せるわけないものね。でも、アイマールのサッカーは愛しているかもしれない。例え勝利に結びつかなくても、小さな体で身軽に相手を抜くドリブルや、柔らかいタッチの綺麗なパスが好きでした。ファウルを受けたときの大げさな痛がり方から、アルベルダやバラハに真剣に話しかけている様子、FKの壁になって飛んでいる姿まで、ほんの少しのディテ-ルでも楽しむことができた。リケルメが自分のベスト11にパブロを入れて、「彼はなんとエレガントにサッカーをするのだろう。」と書いていたけれど、うん、まさにそういうところが好きでした。

練習の様子や試合のプレビューや評価などを自分でもブログに書いているけれど、本当はそんなことはどうでもいいことだと思うんです。サッカーは試合を見なくては何の意味もない。ここでどんなに94年のロベルト・バッジョが感動的だったかを書いても、試合を見たことのない人には想像することも難しいでしょう。そのときライブで見た人だけがそれを体験できるという意味で、サッカーって不思議ですね(スポーツはみんなそういうものかな)。後でダイジェストを見ても、ライブで試合を見るのとは何かが決定的に違っていて、サッカーの魔法は失われてしまい二度と蘇らない。だから、これからアイマールの試合を見れないということは、パブロのサッカーを確実に取りかえしようもなく失っていくことなんだなって。私の気持ちの中ではAdios Pablo・・・みたいな巨大な喪失感があります。
まあ、GolTVは3枠で順位重視ですから、常に3位以内に入っていれば放送は確実なわけで、こうなったらそれをひたすら祈るしかありません。(厳しいけど・・・)




プレゼンのときの写真と、あざの話

2006年08月04日 04時20分13秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
地元ファンの掲示板はバレンシアよりも充実しているかも(多分バレンシアのを知らなかっただけでしょうが)。ファンの撮影したプレゼンでのアイマールの写真がたくさんアップされています。
AUPAのファン掲示板 このページに特に写真がたくさんありますが、中でもJul31,2:57pmのOakaさんという方のところにある写真が鮮明で綺麗。(なぜかその下にも同じ写真があるけど。)メディアの撮った写真より断然いいですよね。パブロってば、エスコートのお姉さんよりも小さいのねなんてことまでわかりました。
あとAUPAファン掲示板9ページのJul 31, 2006 11:58 pm Samulonさんのところにも綺麗な写真があります。最初の写真もSamulonさんの撮った写真のよう。記者会見の写真まであるし、プレス関係の人なんでしょうか。やっぱり、パブロはモデルのお姉さんより華奢です・・・。

「今、アイマールのプレゼンから帰ってきたけど、良かったよ!」という書き込みもあり、「アイマールのユニ姿は今までと色合いが変わらないようだった。僕らのユニはバレンシアのと似ているから。」とのことです。

このスレッドをずっと読んでいったら、アイマールの「サラゴサはバレンシアよりも小さなチームだ。」という発言を取り上げて、そんなことを言う必要はなかったと書いている人が二人ほどいました。でも、大多数のファンの意見は、別にそれは嘘ではないし、「最近数年は」と断っているところはよく知っているんだなと思えるし、後に続く「でも4~5年後に、サラゴサよりも大きなチームは多くはないとみんなが話していることを望んでいるよ。」と合わせると、誠実で誰をも傷つけない好感の持てる発言だというもの。ほっ。
ただアンテナ3というのはマドリーのラジオ局なのかな?、そこがこの発言を大きく取り上げていたということで「6-1後の彼らのやり方といったら!」と激怒している人がちらほら。6-1って何だろうと一瞬思いましたが、国王杯のスコアのことですね。(あの試合、私は見たんですよねえ・・・。)

それにしても、遠い日本から(いや、カリフォルニアからか)こんなファンサイトにアクセスしている人がいるなんてサラゴサの人は夢にも思わないだろうな。

EQUIPOというスポーツ新聞サイトに、また過保護な記事が載っていて、ちょっと笑ってしまいました。


アイマールに気を配る
パブロ・アイマールはシーズン中最もファウルを頻繁に受ける選手の一人。去年、アルゼンチン人選手は統計のトップだった。
今シーズンパブロ・アイマールはとても厳しいマークを受けるだろう。アイマールはレアル・サラゴサのリーダーとなるように要請され、彼はゴールにボールを導くための責任の大部分を負うことになるだろう。それはカイが完璧によく知っている仕事ではあるが、それには何百もの蹴り、プッシュ、掴み合い、打撲が伴うだろう。

リオ・クアルトでサッカーを始めて以来、彼のマジックを止める数少ない方法の一つは打撲を与えることだと思われている。パブロはこれをよく知っていて、いつも片方の目で前方を、もう片方の目で後方を見張りながら、体にあらゆる接触を避けようと努力してきた。とはいえ、当たり前のことだが、アルゼンチン人選手がいつも転んだり躓いたりするのを避けられるわけではない。彼の名前は毎年「最もファウルを受けた選手トップ10」に入っている。これはパブロが、彼のレベルのサッカーを喜ばない選手たちの前でプレーしなければならない代償だ。

去年バレンシアの選手として32試合に出場、28試合がスタメンだった。その中で彼が受けたファウルの合計は111。リーガで最も多くのファウルを受けた選手となった。カイにとっては良い年だったとはいえない。シーズンを通して彼につきまとった様々な違和感は、2438分の間に蓄積された打撲傷やあざで彩られていたから。つまり、パブロ・アイマールは昨シーズン21分間に1回のファウルを受けたことになる。

ビクトールは、アルゼンチン人選手に司令塔の一人となってほしいと思っているが、同時にパブロを不必要に厳しいファウルにさらし、彼が苦しむようなことになってはいけないことをはっきり知っている。敵のファウルをコントロールすることはできないが、サラゴサの8番を守るために危険を最小にすることはできるはずだ。危険な状況にならないようにし、ボールを動かす際の責任を減らすようにチームメートがサポートするという形で。これはアイマールが隠れるという意味ではない、サラゴサの新しい頭脳をピッチ上で「大切にする」ということだ。


あは(笑)。バレンシアじゃ、ファウルをもらいに行くプレーが多過ぎると批判されていましたよ。試合中何度も何度も倒されても、誰もあまり気にしていなかったし。こんなに大事に思われるのは嬉しいけれど、なんだか待遇が違いすぎて戸惑いが・・・。
一つ確かなことは、アイマール自身はファウルを受けた数トップという昨シーズンの統計は「良い年だった証拠」だと思うだろうということ。たくさん試合に出れて、良いプレーができた証拠だとね。(私もそう思います。でも、試合の後、あざが一杯なんてことになるものなんでしょうか・・・。それは痛そうだ。)