このブログを書くためにさきほどO Jogoを読んでいたところ、アイマールはポルトガル時間月曜日の夜、リスボンからアルゼンチンに出発したことを発見。わりと長い談話が載っていたので、RTP1で放送あるかもとRTP1の番組表を眺めると、ちょうどBom Diaという朝のニュースが始まるところでした。早速テレビを付けるとともに、ネットでもアクセス。すると10分もしないうちにパブロ映りました・・・。ただ、ちょっと顔が・・・やつれ気味? 髭がむさくるしく生えているし(!)、髪はかなりぼさぼさだし、顔色あんまり良くないし、目だけがやけに大きくてぎょろぎょろっとしているし、すごく危ない人みたいなので空港で会ったら避けちゃうかも(苦笑)。映像はPCではRealplayerにダウンロードしたつもりだったのですが、音声しか録画できていませんでした。(一体なぜ?! 最近Nortonを入れなおしたら、重すぎてものすごく不具合が。)あまり見なくてもいいかもですが。
パブロの話の内容の前に、まずこちらのニュースから書かないといけないんですよね。これはリスボンの夕方18時30分ごろベンフィカ・オフィシャルに突如掲載された告知:
1)ベンフィカとエンリケ・サンチェス・フローレス氏の間には2009/2010終わりまで有効な雇用契約がある。
2) ベンフィカとエンリケ・サンチェス・フローレス氏は新シーズンの準備のための条件について討議を重ねている。
3) ベンフィカは、現在の契約を一方的に無効にする意図は持っていない。
4) この契約に関連した交渉は存在しない。
ぱっと見たところでは、キケ監督が続投するような内容で、Serbenfiquistaでも「ええっ~~!」と悲鳴が響き渡りました・・・。(多数がキケ解任を希望。)
でもでも、つい先日もラミレスという選手の契約を巡って、ベンフィカ・オフィシャルは公式に否定しておいて、翌日には正式契約していたんですよね。今回もCMVMという委員会みたいなところから「キケ監督の去就はどうなっているの?」と問い詰められたようなので、とりあえず当たり障りない内容を告知しただけではないでしょうかね~。だって、10月には会長選挙があります。キケ監督では選挙には勝てないと、ビエイラ会長は判断しているんじゃないかなあ。
Jornal de Noticiasも、本当はベンフィカはキケ解任を望んでいる、との見方です。「ベンフィカは、現在の契約を一方的に無効にする意図は持っていない。
」の「一方的に」がキーとなるフレーズで、ベンフィカとしてはキケ監督側からの辞任を切望しているだろう、というわけです。
更にO Jogoによりますと、ベンフィカがキケ監督がスペインからのオファーを手に違約金を諦める事を期待しているのとは裏腹に、キケ監督は、今まで他チームからの接触を断ってきたと主張、違約金を全額要求しているそうです。Jornal de Noticiasにも出ていましたが、ベンフィカが何とか払える違約金は150万ユーロ、違約金全額の350万ユーロをはるかに下回る金額のため、どうやらベンフィカは膠着状況に陥ってしまったみたい。Jorge Jesusの違約金100万ユーロも支払う必要があるので、監督を替えたくてもお金がなくてにっちもさっちもいかない状態。うーん、なんだか泥沼、どろどろの様子です・・・。
アイマールが空港で記者につかまったのは、このオフィシャルの告知の後のことだったようで、記者にいろいろ質問されています。パブロがキケ監督について何を言ったかというと、
「彼はすごい能力を持っていて、ベンフィカが彼くらい良い監督を探そうとしても難しいだろう。」
パブロ~、本気でそう思っていますか~?!? 例えばどんなところがキケ監督のすごい能力なんだか、具体的に教えてほしいなあ。更に続けてパブロは、
「キケ・フローレスがベンフィカを去るかどうかは知らない。僕が決めなければならないことではないから。(オフィシャルでの告知について)全ての契約は尊重されるべき。だからそれは良いニュースだと思うよ。」
アイマールは絶対に人のことを悪く言わないので、人を褒めることがほとんど癖になっていますよね。ベンフィキスタからは、アイマールはキケに完全に窒息させられ、無駄に使われている、との評価なんですが。当の本人はそう思っていないのでしょうか・・・。
その他、シーズンを振り返って、また自分の将来について、
「僕らはもっと重要なことを成し遂げたかった。でもまだこれで終わりになったわけではない。来年もあるし、リーグ杯よりも重要なものを2009/10には勝ち取りたい。
反対のことを言われない限り、ベンフィカで続けるよ。2009/10にはもっと良いときを過ごせるといいなと思う。この前のような最初の6ヶ月の問題がないこと、終盤でのように試合にたくさん出れる体力があることを願っている。
(キケ監督がいなくなってもベンフィカで続けるかどうか聞かれて)「もし~だったら、ということを話し出したらきりがないよね。僕が知っているのは僕はここにいるだろうということ。それが全てだよ。もしも僕が俳優だったら、どうなんだろうね?(笑)」
最後のは「もしも~だったら」を言うのなら、自分が俳優だったら自分の言葉は嘘かも、という冗談かと。特大の笑みを浮かべながら言っていたので。
「反対のことを言われなければ~」というのは、クラブが売らなければ、ということですよね。売られそう、とかすかに思っているのかな?