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A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

PREVIA [Liga 7] Real Zaragoza - Levante

2007年10月07日 17時36分49秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
昨日書き忘れましたが、5日はAgustin君のお誕生日だったでしょうか。¡Feliz cumpleaños, Agustin! 3歳ですね。個人的には、3歳と4歳が一番可愛い時期だと思うなあ。5歳になってしまうともうすっかり大きな子供で・・・。それにしてもラニエリの年からもう三年も経ったなんて、不思議な感じがします。

ラニエリの頃は、今が一番苦しい時期だなんて思っていましたが、今から振り返ると序の口だったというか、あれ以上に大変なことが次々と起こって、今も何ら変わりなく苦境の中。アイマール本人もファンもよくやっているものだと感動するような、呆れるような。そのうち神経が磨り減って、どうかなっちゃうかもしれませんね。

明日のレバンテ戦ですが、各新聞に目を通したところ、スタメンについてはincognito(不明)が多いようです。
まず守備陣ですが、ディオゴが召集には復帰しました。でも両サイドバックはディオゴ、クアルテーロ、フアンフランの三人で二つのポジションを争うことになりそうです。フアンフランがとても調子が悪いので、ディオゴが右サイドバック、左サイドバックにクアルテーロが入る可能性も。アジャラとセルヒオ・フェルナンデスのスタメンは間違いありません。
中盤にも不明点が。リュクサン、ダレッサンドロ、アイマールは固定されていそうですが、もう1人はガビになるのかサパテルになるのかはっきりしていません。
FW陣では、セルヒオ・ガルシアがスタメンの可能性。オリベイラかディエゴがベンチ行きとなるわけですが、新聞により予想は異なります。ディエゴのほうが疲れているのでベンチの可能性が高いと書いているものもありますね。うーん、私としてはオリベイラが途中出場のほうがいいけどなあ。ディエゴでそんな疲れているのでは、アイマールもとても疲れていそうで心配。このところずいぶん出場時間が長いですからね。どんなシステムで行くのかも謎のままです。

アラゴンの新聞は、「この試合で負けたら・・・」と悲壮感を煽っていますが、頭を冷やして考えると、リーガ7節を終わった時点で監督を変えるなんて現実的でないと思います。今の時期にぶらぶらしている、ビクトル・フェルナンデスよりもいい監督といったら、モウリーニョくらいでしょうけれど、彼がサラゴサに来るわけないし。
とにかくみんな極端すぎ。AupaのAris戦の採点も全員0点って、なんですか、これ?! 頭に来ているのはわかるけれど、サラゴサの試合を見れなかった人もたくさんいるんです。選手たちがどんなパフォーマンスだったかを知るために見ているのに、こんな採点では全然訳がわかりません。

レバンテでは、サビオが出場予定。アイマールはまた比較されていろいろ言われるんだろうなあと思うと憂鬱です。レバンテは4敗1引き分け、ポイント1。理論的には弱い相手ですが、絶対勝たなければいけない相手となると、逆にプレッシャーが大きいですよね。「Arisに負けた後では、レバンテでさえ巨人に思える。」とエキポに書いてあったりします・・・。悲しい。
でも、とにかく、誰でもいい。ゴールにボールを入れて、何が何でも勝ってほしいです。

試合は日曜日午後17時から。また妙な試合スケジュールで、全ての試合が17時スタートです。スペインでは民放のセクスタがバルサ戦、セビージャ戦、サラゴサ戦の3試合同時放送をするようですが、国際映像ではたぶんサラゴサ戦はありません。当然ネット放送もない予定。はあ。ラジオと文字観戦は辛いよねえ・・・。




[UEFA] Real Zaragoza 2 - 1 Aris

2007年10月05日 16時54分31秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
アウェイ・ゴールを許してしまったので試合には勝ちましたが、二試合トータルで2-3となり(アウェイゴールは二倍にカウントされるので)、UEFA一回戦で敗退です。

ものすごくまずい状況ですね。どれくらいまずいかというと・・・とんでもなくまずい状況だと思います。個人的には、今更UEFAを戦って意味あるのかなあ(アイマールにとってはね)と思うので、泣きたいほど残念というわけではないのですが、チームを取り巻く状況を考えるとかなり危機的かも。

サラゴサのファンにとっては、久しぶりのヨーロッパの舞台ということで大きな希望を抱いていた人が多かったのだと思います。それなのに、ホームで、全く強豪でもなんでもない無名のチーム相手に、覇気のない試合をして、去年一年間の苦闘の末に手に入れたヨーロッパ参戦権をあっさりと、たったニ試合しただけで窓から投げ捨ててしまったのは、あまりにもダメージが大きく、ビクトル・フェルナンデスがチームを立て直せるのか非常に心配です。

結局ネットでライブ放送がなく、二時間遅れで録画放送されたものの1分見れると10分止まるというひどい状態。その上用事があって前半しか見れなかったので、本当に「覇気のない」試合だったのかどうか、私にはわかりませんでした。切れ切れに見た感じでは、サラゴサはがんがん攻めていたし、アイマールもたくさんボールに絡んでいたように見えたのですが・・・。でもエキポは、「わずか10分で、サラゴサの選手たちは疲れてしまったように見えた。選手は敵の二倍の重しを足に付けているようだった。」と書いているんです。Marcaなどを読んだ印象だと、ゴールエリア付近までは攻めあがるものの、最後のアイデアが足りない、最後の明快さがないということだったのでしょうか。(去年前半のバレンシア戦みたいに?) でも、今シーズンの試合の中では一番ましな試合だったと言う人もいて・・・。ただ相手が相手ですからね、今シーズン一番弱い相手だったことも確かです。

アイマールについても、「チームの中で一番良かった。彼の足からはいつも危険が生まれた。」と言う人もいれば、「触るボール全てを失っていた。さっさと交代させるべきだった。」と言う人もたくさんいて、さっぱりわかりません。いつも丁寧に説明してくれるJoan Carlesさんも、今日の試合はAragonTVだけしか中継しなかったために試合を見れず、様子を教えてくれるわけにいきませんし。全般的には、ものすごく批判されていますが、たぶん失点に絡んでしまったのもあるのかも。映像を見ていないからわかりませんけれど、フアンフランと二人で守備をしていてボールを取られ、カウンターを受けたようです・・・。そして致命的な1点を失ったわけですが、たぶん試合の分かれ目はその10分ほど前、ディエゴが2点目となるはずだった決定的なチャンスを外したこと。これまた映像がないのでよくわかりませんが、アイマールがGKをおびき出し無人となったゴールにディエゴがシュート。でもボールはポストに当たってしまいました。これが入っていれば・・・。73分にセルヒオ・ガルシアがヘディングで(たぶん)二点目をマーク、盛り上がったのですが次の1点が遠かったです。

ただ明らかに格下のチームに快勝できないというのは、やはりどこかがまずいのでしょう。
そして、アイマールもねえ・・・心配なのはサラゴサのファンの信頼を失ってしまったのではないかということ。以前からですけど、大事な試合で苦しい展開のとき、どうしても最後にチームを助けることができないんですよね。(パブロ、ごめんね、こんなことを書いて・・・。)私はファンだから、ある程度それを受け入れているけれど(それも含めて好きというか)、サラゴサやバレンシアの普通の人には物足りなく見えてしまうんだろうなあ。公平に見れば、アイマールはビッグクラブとの大一番でもちゃんと活躍しているし、大事な試合でいい働きをしていると思う。ただ、チームが追い詰められてもう駄目!?というときの起死回生のゴールやアシストというのをあまり見ないから、それができるメッシやジェラードのほうが目立つし、ファンの信頼を勝ち取りやすいんだろうなあと思います。でも、それはメンタルが弱いとかではなくて、たぶんやっぱりフィジカルの問題かなという気が。気持ちはあっても体が付いていかないみたいなね。結局パブロの問題は全部、最後はそれに行き当たっちゃうのかもしれません。(ろくに見ていない試合で、いろいろ書いて申し訳ないです。)まあ、いろいろあるけれど、I always have faith in you. Please keep confidence in yourself. Animo, Pablo!

ビクトル・フェルナンデスにも怖いほど批判が集中。1st legで馬鹿げた実験をして(ダイヤ型のことです)試合を落としたこと、今日セルヒオ・ガルシアを先発させなかったこと、交代枠を二人しか使わなかったこと(ガビ←クアルテーロ、セルヒオ・ガルシア←オリベイラ)、アンタッチャブルな選手を作って絶対その選手は交代させないこと(アイマールやディオゴ、ディエゴ)などなど・・・。
沈みかけのVFとサラゴサ号がなんとかこの危機を乗り越えられますように。
(奇妙なことにパブロの調子は良いように思えます。一体何が悪いのだか、誰か教えてほしい・・・。)

Real Zaragoza 2
1-0 Oliveira, min. 19
2-1 Sergio Garci'a, min. 73

Aris Salonica 1
1-1, m. 63: Javito

2 - Real Zaragoza: Caesar; Cuartero (Gabi, min.65), Ayala, Sergio Fernandez, Juanfran; D'Alessandro, Zapater, Luccin, Aimar; Oliveira (Sergio Garci'a, min.61) and Diego I militate.

1 - Aris Salonica: Chalkias; Net, Papadopoulos, Ronaldo, Aurelio Frame; Nempegleras, Ronald Garci'a; Bald Toni (Javito, min.58), Ivic, Sistón (Vangjeli, min.87); and Koke (Kouloucheris, min.81).


PREVIA[UEFA] Real Zaragoza - Aris

2007年10月04日 16時58分20秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
CLの試合などを見てしまうと、どうしてもね、もやもや感が。リパプールを見ていたら、シソッコやファビオ・アウレリオがスタメン。で、彼らのパフォーマンスが微妙だったりするものですから、いっそう胸がもやもやして、Why?? Why are they here and is he not?なんて。煩悩を断ち切るのは難しいです(涙涙)。

と独り言はそれくらいにして(ため息)、木曜日のアリス戦ですね。アジャラは復帰したものの、ディオゴは結局召集されませんでした。まだ手にかなり痛みが残っているそうで、そのための召集外です。
スタメン予想は、守備にセサール、クアルテーロ、セルヒオ・フェルナンデス、アジャラ、フアンフラン。ピボーテにリュクサンとサパテル、右サイドにダレッサンドロが復帰、左サイドはアイマール。フォワードのうち1人はディエゴで確定ですが、もう1人がオリベイラになるかセルヒオ・ガルシアになるかはニュースサイトにより様々な見方。VFはどういう決断を下すのでしょうか・・・。
スタメンからわかるとおり、今回は4-4-2です。(最近このシステムが嫌いになってきた。)

困ったことにサラゴサは水曜日から激しい雨が降っています。ロマレダのピッチの状況が心配されるほどでしたが、今のところ除水の設備は良く機能していて、たぶん水溜りなどはできない見込み。Asは木曜日の降水確率は60%としていますが、例のお天気ページを見ると30%になっていますね、はてどの程度の雨になるのでしょう? サロニカの監督はピッチ状態をかなり心配しています。一方ビクトル・フェルナンデスは、「ボールが良く走り、早いペースで試合ができるので助かる。」なんて言っています。確かに攻撃陣にはかえってメリットでしょうけれど、不安定な守備陣には問題となるかも。
更にサラゴサにとって困るのは、雨が降ると観客が減ることですね。応援で後押ししてほしいのに、スタジアムががらがらでは迫力不足というものです。また、湿度が80%から88%だそうで・・・。不愉快な天候ですねえ。
水曜日は雨が激しくて、サラゴサは予定していた非公開での戦術練習ができませんでした。(大丈夫か?!)

Asによると、アリス側は初戦にアイマールが召集されなかったことを「アイマールなしでも勝てる相手」とみなされたとして、怒っていたとか。(本当に怪我だったんだから!) また昨日の記者会見でも、ビクトル・フェルナンデスに「一回戦敗退となったときのことを考えているか?」など意地悪い質問をいろいろ浴びせたそうです。VFが考えるわけないじゃん。

試合はロマレダにて21時から。サラゴサは2ゴール差以上の勝利が必要です。2-0、または3-1、当然4-1でも勝ち抜け。逆に負けはもちろん引き分けでも敗退となってしまいます。
アラゴンTVが中継をしますが、その実況はネットでは見れなさそう。また切れ切れのギリシャのテレビを見ることになるのかな。今回は最初から「実況に問題があるかも」なんて書いてあるし。
Anyway, Aupa Zaragoza!

予想スタメン:
Zaragoza: Caesar; Cuartero, Ayala, Sergio, Juanfran; Zapater, Luccin, D'Alessandro, Aimar; M
ilito, Oliveira

Aris: Chalkias; Net, Papadopoulos, Ronaldo, M. Aurelio; Bald Toni, Nebegleras, Nacho Garci'a, Felipe; Koke and Ivic

[Liga 6]Real Zaragoza 2 - 0 Sevilla

2007年09月30日 16時52分17秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
WOWOWではこの試合は放送がないのでしょうか? すごく妙ですよね。GolTVでは普通に放送されたので、国際映像は大丈夫なはずなんですけど。

なぜそれが気になるかと言いますと、試合を見た方の感想を聞きたいから。もちろん、私はライブで放送を見ました。サラゴサが勝ったのは嬉しいのですが、自分の感想とアラゴンの新聞の記事のあまりのギャップに呆然としてしまって、何が正しいのかよくわからなくなっちゃったんです(苦笑)。

ハーフ・タイムで私は80%負け、20%引き分けを覚悟しました。だって前半ただの一度もシュートのチャンスがなかったんですよ! チャンスと言えるようなチャンスも一度もありませんでした。一方セビージャは前半3分に決定的なチャンス。メッシだったら軽々と決めていたことでしょう。中程度のチャンスが数回あった後、41分頃にまたたぶんコネだったと思いますが、キーパーと1対1。実況から「外すほうが難しい」と言われたほどだったのに、なぜか枠外に蹴ってくれて。
この間、アイマールが何をしていたかと言うと、アウベスのマークです。GolTVの実況は、「I want to see Aimar behind two forwards. He can't chase Alves everytime because he should have another work.」と言ってくれていたんですけど、実際にはアウベスを追っかけてずっと後方まで行くので、ボールを取り返すのが自陣の半分より後ろ。最初はそこからドリブルしていましたが、そのうちそのままボールを前方のフォワードに蹴りだすだけになりました。そのうちの一本はオリベイラへの完璧なロングボールだったんですけどね(オリベイラはトラップミスしてボールを取られちゃいました)。
45分のプレーなんて、アイマールが中盤から全力疾走で戻ってきて、エリア近くでアウベスからボールを奪取。横のガビかサパテルかにパスしたのですが、受け取ったら前方へ大きく蹴りだせばいいのに、アウベスに詰められたままのパブロにボールを戻したんです。パブロはまたボールをキープしつつセビージャの選手に追いかけられながら反対サイドまで走る羽目に(自陣深くでの話ですよ)。そこでセビージャの選手にボールを取られ、それをもう一度取り返し、味方にパスしたら、疲れているものでパスが弱くなって結局セビージャ・ボールに。その間、誰もフォローしてくれなくて、みんな見ているだけ。なんでアイマールがこんなところで必死に守備しているの?、何かの罰ゲーム??と泣けてきました。

実況からも「It's a poor team, no reaction at all.」とぼろぼろに言われていたサラゴサ、後半はオリベイラに替えてダレッサンドロを投入。前半の4-2-2から、ディエゴのワントップで、アイマールが少し下がりめ、ガビが左サイドで、ダレッサンドロが右サイドという布陣に変更しました。確かに前半は点を取れそうな雰囲気が皆無だったからなあ。そうしたら、だいぶ動きが出てきて、53分にはアイマールがスルーしたボールをダレッサンドロがパブロに返そうとしたところ、セビージャ守備陣がパブロを倒してしまって、FKのチャンス。これをダレッサンドロが見事に決めました。前半の内容に意気消沈していた上に、まったくダレッサンドロのFKに期待していなかったので(失礼)、決まったときは自分の目が信じられませんでしたよ。でも、その後セビージャが攻勢に出てずっとボールを支配、決定的チャンスもありました。このバレンシア時代そのままの布陣が機能していたとはあまり思えなかったなあ。すでにアイマールが疲れきっていて(湿度が90%の中での試合でした)、パブロのところでボールがキープできなかったというのもありますが。83分にオスカルと交代、そのオスカルがナイスなパスでセルヒオ・ガルシアの駄目押しの二点目をアシスト。

だらだら書きましたが、私の感想は「勝ったのは、セビージャが外しまくったからで運が良かっただけ。試合内容はバルサ戦と変わらない悪さ。」というもの。
でも、夜アラゴンの新聞を読んだら、「監督は、アイマールだけが恩恵を被り、他の選手全員が損害を受けたダイヤ型から、4-4-2に戻す重大な決定をした。このシステムにより、チームはより多くを共有し、より多くの希望、より多くの自信、より多くのライン上での助け合いを見せた。」、または「ダイヤ型の死亡、4-4-2の再生。」とか書いてあるんです。
でも前半の4-4-2の間、チャンスほとんどゼロ、シュートもゼロなんですけど。後半は、たぶんシュート二本で得点二点。こういう試合をサラゴサの人は望んでいたのかな?と思うと驚愕ものです。

でも、中にはこんな風に書いてある記事も。Heraldoの記事です:


サラゴサは危機の中で試合を行い、少し息をつける結果を得たが、試合では全体的にセビージャのほうが優れていて、負けよりも良い結果に値していた。フアンデ・ラモスのチームは前半45分のチャンスを逃し、後半二回のシュートで二点を挙げた相手の効率の良さに高い代償を払うことになった。
前半はセビージャの明らかな独占状態で、サラゴサがただの一度もシュートチャンスがなかったのに対して、セビージャには得点のチャンスがあった。しかし、セサールが何度か見事なセーブを見せ、また何度かはセビージャの選手たち自らが失敗をした。

ダイヤ型からダブル・ピボーテにシステムを変えたサラゴサだが、チームの貧弱なゲームを改善するのには役立たなかった。セビージャのプレッシャーのために、アラゴンのチームはいつものようにボールを回せなかった。それは秩序だって明快にボールを動かす選手が誰もいなかったため。


フアンデ・ラモスが「セビージャは限りなくサラゴサよりも良かった。ピッチ上で起きたことを私は説明することができない。」と話したのも、よくわかります。私には、ビルバオ戦のほうがずっと良い試合に思えけれど、結果の違いは説明できないもの。

アラゴンの新聞を読むと違和感で一杯になりますが、せめてもの慰めは、ビクトル・フェルナンデスはきっとアイマールの犠牲をよくわかっているんだろうなと思えること。今日も勝利の後すぐに、ベンチから出てきたパブロを(右足大腿を包帯でぐるぐる巻きにした痛々しい姿だったんですけど。涙)、軽く頭を触って労わっていました。
怪我が悪化していませんように・・・。

ZARAGOZA 2
SEVILLA 0

Zaragoza: César, Cuartero, Sergio, Pavón, Juanfran, Gabi, Luccin, Zapater, Aimar (81'), Oliveira (46'), D. Milito (70'), López Vallejo, Chus Herrero, Goni, Celades, Óscar (81'), D'Aless. (46'), S. García (70')

Sevilla: Palop, Alves, Fazio, Boulahrouz, Dragutinovic, Navas (66'), Martí, Keita, Adriano (57'), Luis Fabiano, Koné (66'), De Sanctis, Hinkel, Mosquera, Renato (57'), Poulsen (66'), Capel, Kanouté (66')

Goles:

1-0 (53'): D'Alessandro, de falta directa en la frontal, cruzando una rosca de lado a lado que engaña a Palop.

2-0 (86'): Sergio García acaba por encima de Palop un pase al espacio de Óscar.

Árbitro: Pérez Burrull, del Colegio Cántabro. No mostró tarjetas.

Incidencias: La Romareda. 30.000 espectadores. Se guardó un minuto de silencio por el fallecimiento de José Pérez García, abonado número 1 del Real Zaragoza.




PREVIA[Liga6] Real Zaragoza - Sevilla

2007年09月29日 15時54分26秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
またバルサ戦みたいな試合だったらどうましょう? 怖すぎです(涙)。Pablo, please help us.... でも、アイマール自身も怪我は治っていないようだし、痛みはあるようだし。なんとか召集には入っていて、ビクトル・フェルナンデスはプレーさせるみたいですが。

で、怪我人情報ですが、ディオゴ、アジャラ、パレデス、マトゥザレム、へネレーロが召集外。ダレッサンドロは間に合いました。人が足りないのでカンテラからゴニが召集されています。
召集メンバーは、César, López Vallejo, Cuartero, Óscar, Luccin, Aimar, Sergio García, D'Alessandro, Juanfran, Oliveira, Gabi, Pavón, Celades, Zapater, Diego Milito, Sergio Fernández, Chus Herrero y Goni.

ビクトル・フェルナンデスはダイヤ型を止めて4-4-2に戻す予定。アラゴンの新聞はどれも「ありがたいことにダイヤ型にグッドバイ」とか「アイマールはしかめっ面をするだろうけれど」とか書いていて、腹立たしい限りです。まるでアイマールが自分のためにダイヤ型中盤を要求しているみたいじゃないですか(怒)。パブロは一度だって自分のポジションに文句を言ったことないのに。それどころか、自分をベンチ行きにした監督にも、ロスタイムに出場させた監督にも、ただの一言だって文句を言わないものだから、ファンのほうがお願いだからもっと何か言ったほうがいいよ!と死ぬほどイライラするほどなのに。見当外れもいいところです。
怒りのあまり話が逸れましたが、スタメン予想は少し各紙で食い違っていて、エキポやペリオディコは、右サイドバックにクアルテーロ、リュクサンとサパテルのピボーテ、右サイドにダレッサンドロかガビ。Heraldoは、サパテルが右サイドバック、リュクサンとガビのピボーテ、右サイドがダレッサンドロ。クアルテーロがもう一年もリーガの試合に出ていないことを考えるとサパテルのほうが無難では?ということですね。Heraldoのほうがどちらかというといいかなという気がしますが。(オリベイラをやめて、セルヒオ・ガルシアを入れてほしいのですが。)

パブロはまた左サイドかあ(無事出れればですが)。一度真ん中を見てしまうと、ファンとしてはかなり左サイドが嫌になっちゃいますね。アウベスのマークで忙しくなるだろうし、ときにはエンドラインまで下がって守備をすることになるのは目に見えています。
たぶんビクトル・フェルナンデスは、トップ下でのアイマールのプレーが好きなんだと思います。だから、いろいろ言われてもダイヤ型に挑戦し続ける。それに、VF自身がパブロに電話して、迷うパブロを「一緒にやろう。」と口説き落としたわけですから、本来のポジションでないところで起用するのは責任を感じているのかも。私がパブロだったら、「ええーっ? 話が違うよ!」なんて思ってしまいそうです。もちろん実際にはアイマールはチームが勝てれば自分のポジションは二の次と思っていることは間違いありません。

セビージャのほうも怪我人がいるようで、マレスカとケルザコフが召集外。ドゥーダ、エスクデ、デ・ムルも戦術的理由から召集外。(戦術的理由から外せるなんて贅沢で羨ましい。)カヌーテは召集されていますが、オーバーロードがあるために火曜日のCLのために温存。ベンチ・スタートになりそうです。
サラゴサはロマレダで13試合負けがないのですが、一方セビージャも99-00シーズンから4連敗したことはありません。そうだなあ、セビージャが4連敗するなんて到底考えられないなあ。弱気ですが、そりゃカンプ・ノウでのあんな試合を見せられた後では強気になるのは難しいです・・・。せめて恥ずかしくない試合をお願いしたい。Aupa, Real Zaragoza!

試合開始は現地午後20時。サラゴサのお天気は曇り時々晴れで、最高気温23度、最低気温11度。
マルカの予想スタメンを載せようかと思ったのですが、間違いだらけなのでやめておきます。(このいい加減な予想はいつもなんなのでしょう?!)

[Liga 5] Barcelona 4 - 1 Real Zaragoza

2007年09月27日 10時32分01秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
It was a humiliating game. It is the only thing I can say about this game...

サラゴサでは、システムが悪かっただの、ビクトル・フェルナンデスの交代が狂っていただの、いろいろ言われていますが、そういう問題かな? 私には守備がここまでぼろぼろでは、システムも交代も関係ないと思うんですけど。5分、10分、22分、46分に失点って・・・。確かにダイヤモンド型はまずかったと思うし、ディエゴのワントップのほうが良かったような気がしますが、どっちにしろこんなまずい守備では失点が3点になったとかその程度の違いでしょう。大体ラシン戦とビルバオ戦を見たときもあまりの守備の不安定さに呆然として、バルサ戦が心底怖かったのですが、やっぱりというか、急にはチームは変わるわけがないというか・・・。セサールが頑張ってくれなかったら、そしてアンリがあそこまで外してくれなかったら、軽く8-1ぐらいになっていたでしょうね。(アンリのは、最後のほうはどうせ入らないだろうと安心して見ていましたけれど。)

ダレッサンドロがどうして出なかったんだろうと誰もが不思議に思ったでしょうが、ウォーミングアップ中に怪我をしたのだそうです。どの程度の怪我なのかは不明。あと数時間するとニュースに出るかもしれません。

更に深刻なのは、試合中にトゥーレのタックルを受けて負傷退場したマトゥザレムです。リプレイで詳細に映していたので覚悟した人もいるでしょうけれど、膝の靭帯を切っている可能性があります。そうなると6~7ヶ月の離脱となり事実上今季絶望に近いものが(呆然)。スペイン語で「triadaを切っているとすると、選手生命も危ぶまれる。」と書いてあったのですが・・・triadaとはどこなのかわかりません。マトゥザレムは少しでも快適に移動できるように、チームのバスではなくビジャヌエーバ医師とヴァンでサラゴサに帰ったそうです。明日詳しい検査の予定ですが、あらゆる悲観的な予想に反して少しでも良い結果が出ることを祈っています。(トゥーレのタックル、怖すぎです。いくらフィジカルが強いからって・・・。よくアイマールはすぐに倒れると非難されていますが、タックルされたら踏ん張らないでさっさとばったり倒れたほうが絶対いいと思いました。)
マトゥザレムが長期離脱となると・・・緊急救済処置で選手を取れるのではなかったでしたっけ? マンUに頼み込んでピケを貸してもらうとか(涙)。

アイマールには、ただ「I feel sorry for you.」としか言えません。9分のサパテルへのアシストは天使のようなタッチで最高でした。この1分間だけ繰り返し見ましたよ。
あと、オリベイラ。後半の後半、アイマールと誰か(フアンフラン?)が頑張ってボールをキープしたおかげで、キーパーと1対1になったのに、あの気のないシュートは何??? もちろん勝敗には関係ないでしょうけど、三日後にはセビージャ戦もあるわけで、4-1か4-2かはチームのスピリットには関係するでしょう?! ものすごく失望しました。ところで、なぜディエゴのほうが交代だったのでしょう。ディエゴなら決めてくれたと思うのに。

カンプノウで負けること自体は想定内ですが、守備が悲惨すぎて全然このチームの将来に希望が持てません。この順位では滅多にパブロのプレーが見れないと思うと、悲しすぎです。

PREVIA[Liga 5] Barcelona - Real Zaragoza

2007年09月26日 16時35分25秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
明日はいよいよバルサ戦で、日米とも放送予定にもなっているわけですが・・・さっき新聞サイトを読んだら、アイマールはまだオーバーロードが治らなくて、スタメンではないかもと書いてあるんです(涙)。また、サラゴサのラジオもそのように言っていたらしい。でも、昨日のロマレダでの非公開練習に入る前や、バルセロナのホテルに入るパブロはいたって普通で、アルゼンチン人たちと共にとても楽しそうだったとか。うーん、どういうことなんでしょう? サラゴサが情報かく乱なんてしそうもありませんし。
もう一人、アジャラさんはオサスナ戦から右ひざに痛みがあり、召集にはぎりぎり入りましたが(本人が頼み込んだのだそうです)、たぶんプレーは難しそう。代役はパボンでしょうか。アリス戦で悲惨なパフォーマンスだったそうなので、サラゴシスタたちは戦々恐々としています。いくら調子が悪いとはいえ、アジャラさんがいてくれれば気持ち的に心強かったのに(涙)。

そういうわけで、予想されるシステムもスタメンも各紙ばらばらで完全に藪の中。そのうちでたぶん確実なのが、サパテルのスタメン復帰です。となるとダイヤ型は使わないような気がしますが、昨日のロマレダでの非公開練習ではダイヤ型でテストをしていたそうです。(ただし、スタメン組、控え組みがミックスされていました。)うーん、わかりませんね。マトゥザレム、リュクサン、サパテルの中盤にアイマールまたはダレッサンドロのトップ下で二人のFWという形、あるいはディエゴのワントップ、いつもの4-4-2・・・いろいろな説が入り乱れています。もしもアイマールが出ないのなら、ダレ右、マトゥ左の4-4-2になるのかなあ。
明日は試合直前まで外出するので、情報が事前にわからないと嫌な感じ。放送がちゃんとあるのかも不安ですよね。

カンプノウでバルサが負けたことって、アトレティコ相手にしかないんですって?! バレンシアが激しく負けたという記憶もあまりないのですが、引き分けが多かったのでしょうか。「カンプノウでの勝利はほとんど不可能」などとエキポには書いてあります。そう考えると、可能性の少ない試合に中二日でアイマールを出すより、休んでもらってセビージャ戦に賭けたほうが得策のような気がしてきました。ただ、サラゴサは引き分けを狙って戦えるチームではないんですよねえ。引き分け狙いだと、絶対にあっさり負けることは間違いありません。ビクトル・フェルナンデスやディエゴは「引き分けは考えない。」と話していますね。今日のセビージャ-エスパニョール戦での奇跡のエスパニョールの勝利という例もあることですし、なんとかあやかりたいものです。でも、そうなるとパブロは必要ですし、なんといっても数少ない放送予定の試合でパブロを見れないのは痛手すぎるから、出場してほしいかなあ。

PREVIAらしいことを全然書いていませんが、バルサについては誰でも知っていますもんね。セビージャ戦のときと同じメンバーのはず。
マルカの予想スタメン図を貼ろうかと思ったのですが、あまりにもいい加減な図なので止めました。マトゥがトップ下、パブロが左サイドのダイヤモンド型なんです。これは、そういう情報が入った上での図なのかな?

バルセロナの天気は、晴れ。最高気温24度、最低気温16度。サッカーをやるのには良さそうな気温です。
サラゴサの年間シート購買者で会員ナンバー1番のJosé Pérez Garciaさんが100歳で亡くなりました。75周年記念行事に出ていましたよね。その方のためにも、良い試合をお願いしたいものですが・・・、なんといってもパブロの怪我がこれ以上悪くなりませんように。

[Liga 4] Real Zaragoza 2 - 1 Osasuna

2007年09月24日 16時00分45秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
FINALLY....!! ようやく勝ちましたねえ(涙)、though I have enough suffered。
相変わらずAragon Radioが繋がらないのでRadio Ebroを聞いたのですが、今季初めてサラゴサが先制してVamos~!!と一人で盛り上がっていたら、わずか7分後には追いつかれるし・・・。(あまりにもロマレダも実況も静まり返っているので、しばらく追いつかれたことに気がつきませんでした。)ディエゴがPKを取るまでとてつもなく苦しかったので、もうラジオ観戦なんて止めようと思ったほどでした。試合を見ているならともかくああいう状況でラジオって辛すぎ。

実況にアイマールの名前はよく出ていたし、ゴールチャンスもあったようだったので、「良かったのかなあ? でも前半のチームはあまり良くなかったと書かれているなあ。」と案じていましたが、実はものすごく良かったそうです! 先制点はマトゥザレムですし、Asのクラックもマトゥザレムですが、Aupa掲示板ではパブロをクラックに推す人のほうが多いみたい♪ マトゥのゴールはパブロからのパスから、ディエゴのPKもその前はパブロ、ヘディングの惜しいゴールチャンスがあったり、サラゴサの攻撃の全てに絡んでいたようです。
いろいろ記事を見たのですが、やっぱりここはJoan carlesさんがアイマールの掲示板に書いてくれた文章が一番わかりやすいと思うので訳しておきます。彼はバレンシアからはるばるサラゴサまで出かけてロマレダで観戦した模様。(年齢がわからないからちょっと訳しづらいんですけどね。)
とても苦しんだけれど、楽しみもしたよ。どのシステムを使うべきかはちょっとわからないな。サラゴサの人々は、システムが4-4-2になったと思ってとても満足している。でも、それは本当のことじゃない。ダレッサンドロが交代出場して、パブロは二分間だけ左サイドにいたけれど、すぐにセンターに行って、そこでPKに繋がるプレーをしたんだ。はっきりしていることは、彼が好きなように動ける自由を与えられない限りは、左サイドには戻るべきではないということ。マトゥザレムとは、最初のゴールを生み出した。彼ら二人はよく理解していて、そうすると彼らの力は足されるのではなく倍になる。ところで、理論的にはマトゥがパブロにボールをパスする役目のはずだが、実際には反対だった。アイマールの特徴である寛大さによって、彼はマトゥザレムの爆発を促したんだ。彼は二つのゴールを生み出し、ヘディング・シュートももう少しで入るところだった。本当に残念!   
アイマールは今まで僕が一度も見たことがないことをしたよ。観客席に近づいて、もっと応援するように要求したんだ、"arriba,arriba(もっと盛り上がって!)"と叫んでね。毎日彼はどんどんリーダーになっていく。 
アラゴンラジオでは、そこは彼のファンではないけれど、彼の試合のことを「extraordinary(ものすごい)」と表現していた。もちろんそれは誇張された表現だけれど、その表現をもっと抑えるつもりは僕にはないよ。
Agustin君とSaraちゃんが観戦に来ていたそうで、パブロは最初からとっても気合が入っていたそうです。ちなみにAgsutin君がパパ似、Saraちゃんがママ似らしい。(←現地情報より♪)アイマール家の美貌は男の子にしか伝わらないのかしら。 
あと、パブロが観客を煽っているらしい写真が、Zaragocistas.comのアルバムにもうアップされていたので、下のほうに貼っておきます。Super cool・・・。横はヘネレーロがんばれ!Tシャツを着ているアイマール。

システムの話が出ていますが、前半はダイヤモンド型中盤でした。後半の途中から4-4-2に変更してガビに替わって入ったダレッサンドロが右サイド、マトゥザレムとリュクサンがダブル・ピボーテを組みました。ただこのJoan carlesさんの話によると、アイマールは左サイドに固定というわけではなく自由に動いていたようですね。
ビクトル・フェルナンデスはシステムの変更について、「試合は別の解決法を要求していた。重要なことはチームにはオプションがあり、試合の展開によってオプションを使えるかどうかということだ。」と述べました。
またエキポはこれについて:

ダイヤ型中盤で、サラゴサはあの火花の散るような7分間をプレーした。ダイヤ型中盤で良いスタートを切った。これはすべてアイマールやマトゥザレムのようなレベルの違う選手たちのおかげだ。彼らが良いコンディションならば、ダイヤ型中盤は良いものとなる。

試合は停滞し、ダレッサンドロが投入され、彼と共に古いシステムが現れた。リュクサンとマトゥザレムのダブル・ピボーテ、アイマールとダレッサンドロの両サイド。ここでもコンビネーション、細かいタッチ、勝ち越しゴール。 
ビクトル・フェルナンデスはカンプ・ノウでどのようにプレーさせるだろう? 確かなことは、それはどのようにプレーを始めるかという問題だということだ、なぜならビクトルは頑固な監督ではあっても、システムを変えることには何の問題も持っていないから。昨日の試合は、ビクトル・フェルナンデスのシステムよりも選手が大事という持論と関係しているものだった。もしもアイマールとマトゥザレムがバルセロナで良ければ、どんな布陣でも同じだろう。昨日の勝利の後では、クラックたちの活躍がフォーメーションのテストより上にあることは明らかだ。


急いで訳したから、ちょっとわかりにいですね、すみません。とにかくシステムよりも個人のパフォーマンスが大切ということです。でも、いつもパブロたちが絶好調というわけにはいかないから、それなりに決め事というかシステムも大事なんじゃないかなと思いますが。

MarcaやAsのcronicaを読むと、サラゴサの勝利は妥当なものと書いてあります。前半は両チーム共にチャンスがありましたが、後半オサスナは全くチャンスを作れず、サラゴサだけが主役だったとか。ディエゴへのPKも、Aupaにアップされたダイジェストを見る限りでは、明白なものに見えますね。
この試合で良かった人はもちろんアイマールとマトゥザレムですが、リュクサンとセルヒオ・フェルナンデスも良かったらしい。交代で入ったダレッサンドロとセルヒオ・ガルシアも。逆に良くなかったのはフアンフラン。ディオゴとアジャラさんは前半は不安定だったものの、後半はだいぶ安定してきていたそうです。
Aupaのダイジェストはここに載せられないので、Youtubeで探したダイジェストをアップしておきます。でも、これってテレビ画面をビデオで撮っていますよねえ。画質は滅茶苦茶です。


よく晴れて暑い日だったよう。ディエゴも「とても暑かった。」と言っています。マトゥザレムは:
「ゴールと勝利に満足しているけれど、とても疲れた。チームは勝利を必要としていた。僕たちは苦しんだが、勝つことができた。彼らはすぐに追いつき、そのせいで状況は難しいものになったけれど、後半の僕らはオサスナを完全に上回っていた。」
マトゥザレムはギリシャでもプレーしたので中二日でしたもんね。バルサ戦もまた中二日ですが大丈夫かな? アイマールも80分に交代したあと、足をアイシングしていたそうですし・・・2人のクラックのコンディションがバルサ戦での鍵となるだけに少し心配です。

Real Zaragoza 2: César; Diogo, Ayala, Sergio Fernández, Juanfran; Gabi (D'Alessandro, min.58), Luccin, Matuzalem, Aimar (Zapater, min.80); Oliveira (Sergio García, min.74) y Diego Milito.

Osasuna 1: Ricardo; Izquierdo, Miguel Flaño, Josetxo, Corrales; Juanfran, Puñal (Portillo, min.74), Javi García, Plasil (Delporte, min.70), Sola (Héctor Font, min.65); y Pandiani.

Goles: 1-0. min.18. Matuzalem; 1-1. min.25. Juanfran; 2-1. min.70. Diego Milito, de penalti.
Árbitro: Medina Cantalejo (Comité Andaluz). Amonestó con tarjeta amarilla a Matuzalem, Aimar, Juanfran, por parte del Zaragoza, y Josetxo y Javi García del Osasuna
Incidencias: Partido correspondiente a la cuarta jornada de Liga disputado en el estadio de La Romareda ante unos 30.000 espectadores.




PREVIA [Liga 4] Real Zaragoza - Osasuna

2007年09月23日 16時58分00秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
何だか疲れていそうな上に、怪しい格好をしているアイマールの写真ですが、一応召集には入っています。写真のキャプションには「一週間の間ずっと一人で練習をしたアイマール」とあって、不安感が高まるじゃないですか・・・。本人は「もう良い。」と言ったそうですが、昨シーズンの膝の怪我のときの受け答えから、本当のことをいつも言うわけじゃないとわかってしまったからなあ。コンディションはどうなのか?とか、三日後にバルサ戦はあるけど大丈夫かな?とか、心配は尽きません。

サラゴサ・ファンからは必ずしも全面的には支持されていないダイヤモンド型中盤が日曜日も採用される見込みで、スタメンはビルバオ戦と同じになりそうです。(マトゥザレムでなくてダレッサンドロにしてほしいのに!)
オサスナもここまで勝利がなく、また得点もありません。(セビージャ戦が延期となっているため、二試合しか消化していませんが。)とはいえ、ホームのサラゴサのほうにプレッシャーはより多くかかるでしょう。ロマレダのファンが、ブーイングなんか飛ばさないで、チームを暖かくサポートしてくれること、早い時間帯での失点がないことを祈るだけです。

ビクトル・フェルナンデスは記者会見で、「両サイドバックが不調なことがチームの足かせとなっているのでは?」と聞かれました。これに対してVFは、
「個人のことを言うのは好きでない。試合には17~18人の選手が参加していて、我々全員が勝ち、負けるのだから。もしも両サイドバックについて何か言うとしたら、彼らは2人ともプレシーズンが実質的にまったくなかった選手たちだ。なので、少しずつ良くなっていくだろう。」
またプレッシャーから来る不安について、 
「プレッシャーが不安となる危険性はある。しかし私が考えているチームの選手たちはこのような状況に慣れた、経験のある選手たちなので、そういうことは起こらないと信じている。また全体的にチームはメンタル面で準備ができている。」
本当にそうだといいのですが(祈)。

ところで、Heraldoにサラゴサ関連のニュースを載せたブログが開設されたようです:El blog del Real Zaragoza en ERALDO.es
スペイン語ですし、写真があるわけでもないので、ものすごくアトラクティブとは言えませんが、オフィシャル・ページよりは読みやすく情報も多いようです。オフィシャルは、私のPCからだと文字がとんでもなく小さい上に必要最低限の情報しか載っていないので、本当に使えないんですよね。サラゴサのファンでさえ「リーガのチームで最低の公式ページ」と呼んでいるほど。
さて、この新しいブログからの情報によると、チームは今までロマレダでの試合前日はHotel Reino de Aragónというホテルに宿泊していましたが、オサスナ戦からHotel Zentroに宿泊することになったそうです。(ずっとそうなのかは不明ですが)写真を見ると結構小さいホテルですね。いつも思いますが、ホームの試合なのにわざわざ前日ホテルに泊まるのって大変そう。私は自分の家でないと安眠できないので、他の選手と一緒の相部屋でよく眠れるものなのかなあ?と疑問です。

さらにこのブログによると、オサスナ戦からロマレダに観戦に行った人全員に新しいオフィシャル・マガジンが配布されるそうです。両チームのデータなどが記載と書いていあるから、試合のパンフレットみたいなものでしょうか。(今までなかったんだあ・・・。)サラゴサの年間シート購買者からは、家に送ってくれる雑誌が欲しいとの声が。(Amuntのようなものですね。)


上右の写真は去年のロマレダでのオサスナ戦。体の大きさが違いすぎて、大人と子供みたいです。
明日の試合は現地17時開始、サラゴサのお天気は曇り、最高気温25度、最低気温16度。ネットですら放送はないので、ラジオ観戦をするしかありません・・・。去年は順位が上だったから、こういうときGolTVは放送してくれていたんだけどなあ、この順位ではどうしようもありません。(でも同じ順位のアトレティコが放送されるんですけどね。)
Marcaによる予想スタメンを貼っておきます。(この布陣図だと、バルサっぽく見えますね。実際は全然違うのに。)


PREVIA[UEFA] Aris Salonica - Zaragoza

2007年09月20日 15時46分03秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
モウリーニョがチェルシーの監督を辞任と聞いて、ショックでした。チェルシーの試合はCLでしか見ないし、今シーズンは一試合も見ていないけれど、キャラクターが好きだったので。バレンシアとアトレティコの監督にだけはなりませんように・・・。

さて、明日のUEFAカップの試合ですが、アイマールが出ないことがわかっているサラゴサの試合のPREVIAを読んでいると、まるでなじみのないチームのことみたいで変な感じ。

簡単に書きますと、まずスタメンは5人ほど入れ替わりがありそうです。ダレッサンドロ、サパテル、パボン、セルヒオ・ガルシア、そしてGKのロペス・バジェホが新しいメンバー。パボンはセルヒオ・フェルナンデスに替わってなのかアジャラに替わってなのか、各紙予想が違っていますね。キーパーまでローテーションの対象なのには少しびっくり。ビクトル・フェルナンデスは、「今年は11人の選手では戦えない。全員が試合勘を持っているようにしたい。」と述べています。システムはダレッサンドロをトップ下に置いたダイヤモンド型となる見込み。

スペインのチームにとり、ギリシャのスタジアムは「地獄」として有名なんだそうです。小さいスタジアムを埋めた観客は絶え間なく歌いジャンプし、味方には熱烈な応援を、敵にはすさまじいプレッシャーを与えるのだとか。ビルバオもすごかったけれど、あれ以上なのかなあ。
ただし、ビクトル・フェルナンデスはセルタでここで戦った経験があります(99-00)。当時のセルタにはフアンフラン、セルヒオ・フェルナンデス、セラデスがいたので、彼ら三人もアリスのスタジアムをよく知っているらしい。なあんだ、と思ってしまいました。そのときの結果は2-2、セルタのホームで2-0で勝ち、アリスを下しています。でも2-2は、最初に二点先制したのに追いつかれてしまったのだとか。

このようにアリスのファンやスタジアムについてはたくさん話されていますが、チームについてはあまり話題になっていませんね。
スペイン人の監督は解雇されたものの、セルビア人の有名な人が監督なったらしいです。スペイン人とブラジル人の選手が多く、GKはギリシャ代表の選手。GKがいいなんて、ちょっと嫌ですね。アリスの監督は、「勝利を目指す。」と言っています。

一方のビクトル・フェルナンデスは、「試合はロマレダで決着する。私たちの目標は勝利だ、それがベストな結果だから。しかし試合は180分間あるので、今度の試合では注意力と力強さを持って戦わなければならない。」
ホーム&アウェイなので、引き分けは良い結果ですし、特にゴールを入れての引き分けならベターでしょう。
またVFは審判についても心配していて、「パルマ戦(抗議のために2人も退場になった)の後チーム内で話し合い、同じようなことを繰り返さないことを確認した。それからというもの試合中私たちはずっとよく感情をコントロールするようになった。私は試合を11人で始めて、11人で終わらせたい。」
ダレッサンドロが少し心配だなあ。

試合はスペイン時間の20時30分開始、ネットで放送はありそうです。テッサロニキの気温は最高20度、最低17度と低めで、夜は軽い雨の予報。サラゴサは木曜日の予報が28度ですから、それに比べるとずいぶん低いですね。(うちのあたりと同じくらいだ。)

最後に、今日CLのバルサ-リヨンを見たんですけど、バルサすごく強いじゃないですか・・・。調子が悪いと聞いていたのに、どこが?! 来週の今日このバルサと対戦かと思うと憂鬱になりました。サラゴサの守備陣がメッシを止められるとは思えない(弱気)。リヨンの攻撃がまったく駄目だったので、あれよりは攻撃できるかなあと希望を込めて予想しますが、うーん、厳しそう。それに相手にガビー・ミリートがいるのは、とても悲しくて複雑な気持ちです。

予想スタメン:
Aris: Chalkias; Net, Papadopoulos, Ronaldo, Aurelio Frame; Neblegeras, Sistón; Sanchón, Ivic, Bald; and Koke.

Zaragoza: Caesar; Diogo, Ayala, Sergio Fernandez or Pavón, Juanfran; Gabi, Luccin, Zapater, D'Alessandro; Oliveira and Diego Milito or Sergio Garci'a.



[Liga 3] Athletic Bilbao 1 - 1 Zaragoza

2007年09月16日 16時45分27秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
また勝てなかった・・・。3試合終わって2ポイントです(涙)。

試合についてはいろいろな見方があると思うんですよね。Aupa掲示板でも良かったという人と、この先が心配という人と両方。私自身は、サラゴサのプレーぶりはわりと良かったと思います。アイマールの調子も良くて(怪我明けなのに、意外)、やけどをしそうなほどヒートアップした試合でしたが、楽しめました。ただ結果が・・・。その直前にやっていたバレンシアの試合が内容的にはほとんどゼロなのに結果が出たのと対照的で、神様は意地悪すぎです。方向性は間違っていないような気がするのですが、勝ち点がこれでは、いくらシーズンが長いと言っても挽回不能なことになるのではないかと、ものすごく不安。

サラゴサの新聞各紙はわりあい試合内容に肯定的で、新しいダイヤモンド型中盤にも合格点を付けていますね。

エキポは、


サラゴサが新しく披露したダイヤモンド型中盤は、サラゴサをより高く、よりハードに、より美しく見せた。この新しいシステムの下で選手たちの特徴を完璧に当てはめようとするビクトルの試みは正しいもののように見える。

実際昨晩のサラゴサで一番良かった選手たちはその新しい中盤の選手たちだ。リュクサン、アイマール、ガビは特筆すべき試合をプレーした。フランス人選手は期待されたとおり、相手を封じ込め、バランスを取ることに貢献した。ガビは、膨大なディフェンスをこなし、素晴らしいゲーム・ビジョンを発揮し、ディエゴ・ミリートのゴールをアシストした。

しかし一番この中盤から恩恵を受けたのはアイマールだろう。リーベルのときのように2トップの後ろで、笑いながらボールをキープする。昨日のアイマールは、私たちみんなが期待し夢見たアイマールだった。クラックと呼ぶにふさわしい偉大なアイマール。


すごい書きようですね(笑)。私の印象では、今まで見てきたパブロの試合の中でものすごく良いわけではなく、普通に良かったという程度なんですが。(これくらいできるでしょ。)
でも、GolTVの実況の人も(いつもアイマールを褒めてくれるイギリス人)、また例の「He gives you back the price of the ticket.」というフレーズを繰り返していました。「He is a different kind of player, delights of football...」とも。これは60分頃かな、マトゥザレムからパブロにボールが渡り、パブロが長いスルー・パスをディエゴに通したときの言葉です。
 
このパスの他にも、「きゃあ!」と叫びたくなる(実際に叫んだかも)ディエゴやオリベイラへのラスト・パスがありましたよねえ。また、ハイ・ボールを受けるとき、よく見直すと目が点になるようなトラップがあったような。ぞくぞくしちゃいました。ぞくぞくと言えば、後半51分ごろ、フアンフランからの低いセンタリングをアイマールがヘディングした際、スローで見るとディフェンダーの足がパブロの頭をぎりぎりで逸れていて、ぞっとしました。何もなくて良かったけれど、前のことを思い出して怖かったです・・・。
Asはel Crackにスサエータ、el Dandyのほうにアイマール。

とはいえ、勝てなかったことは事実なわけで。さきほどのエキポは続けて、


もちろん改善しなければならない点はある。サラゴサは3試合連続で逆転を狙う羽目になり、このことから集中力に課題があることがわかる。ムルシア、ラシン、ビルバオという格下の敵が先制したが、これほど拮抗したリーガで相手に易々とリードを与えることは危険だ。しかし昨日の試合の結論はポジティブなものと言えるだろう。強固さ、連続性、ゴールチャンスがあった。しかしまだ勝利を収められない。願い続けるしかない。


ペリオディコは、
二つの理由からサラゴサは勝てなかった:アジャラが昨晩は全く良くなかったこと、またディエゴがゴール嗅覚を取り戻したことは確かだが、少なくとも三回あった明らかなゴールチャンスで失敗をしたため。
と書いているのですが、これには同意します。最初の10分間はアジャラさんとセルヒオ・フェルナンデスがhopelessに見えましたよ・・・。あとディオゴも去年に比べると良くないですよね。

さてビクトル・フェルナンデスは試合に満足をしているそうです。
「激しい試合だった。私たちは後半は完全に試合を支配していた。我々のゴール・チャンスを生かせなかったのが残念だ。私は試合に満足している。なぜならチームとしてとても成長したから。我々には闘志があり、勝つこともできたはず。
ブラジルとアルゼンチンが私たちの選手を誰も召集しなかったおかげで、今週一杯たくさん練習ができた。私たちはムルシア戦でのチームとは全然違うチームになった。我々は変わり、とてもよい感触を持っている。このようにプレーすれば、アウェイでも多くの勝利を挙げられるだろう。
最近来たばりの選手たちがいるが、彼らはこれからもっと力を出すだろう。彼らについては忍耐を持たなければならない。全ての新加入選手がチームに溶け込めば、多くの試合に勝てるようになるだろう。」
やけに楽観的です・・・。確かに、前線と中盤の選手6人のうち、アイマールとディエゴ以外の4人が新加入選手なんですよね。それでこの程度の連携ができるというのは、ある意味すごいことなのかも。
Aupaでは、でもかなりビクトル・フェルナンデスへの批判が見られます。交代が非難されていますね。サパテルとヘネレーロを入れるなんて守備的すぎる、セルヒオ・ガルシア投入が遅すぎ、ダレッサンドロをなぜ入れなかった?といった内容。確かにセルヒオ・ガルシアはもっと早く投入してほしかったなあ。でもマトゥザレムとガビを下げたのは、イエローをもらっていたので10人になるリスクを避けたためだと思うので、難しいところです。

ざっと短くニュースを。日曜日は練習はお休み、月曜日から木曜日のUEFA一回戦に向けた練習が始まります。
ビルバオ戦ではディエゴがキャプテンでした(クアルテーロ、サパテルがベンチスタートだったため)。
試合中GKのセサールにものが投げつけられました。コインなどもあったそうですが、セサールがプレーは続行できると言ったために、メフート・ゴンザレスは試合を中断しませんでした。(そうだ、この審判についても書きたかったけれど、長くなるので明日にします。)

最後に、「サラゴサ」でブログなどを検索したら、サラゴサのユニフォームにみんな(日本で放送を見た人は)びっくりしているようですね。確かにアイマールは特に小さいから、大きすぎるサイズのユニでは何だか半分脱げかかっているように見えたりして、ちょっと目のやり場に困ると言うか。(女の人でないんだし脱げても別にいいはずですが。)
だから、このユニは相手選手を惑わすため・・・ではなく、クラブ創立75周年を記念しての昔のユニフォーム(70年代?)の復古版なんですってば。9月いっぱいがこのレース紐シャツで、10月はまた別の年代の復古ユニに変わるはずです。ちなみにサラゴサ現地ファンの間では、このユニフォームはとても評判が良いですね。歴史を感じ、昨シーズンのユニより全然良いそうで・・・。私は去年のほうが好きだなあ。今のも、こんなアイマールの姿を見れるのは珍しいので悪くはないのですが。

 

Athletic Club de Bilbao 1: Iraizoz; Iraola, Ocio, Amorebieta, Del Horno; Susaeta, Orbaiz (Murillo, min. 88), Javi Martínez, David López; Aduriz (Etxeberria, min. 70) y Llorente (Vélez, min. 46).

Real Zaragoza 1: César; Diogo, Ayala, Sergio, Juanfran; Luccin, Gabi (Generelo, min. 73), Matuzalem (Zapater, min. 67), Aimar; Diego Milito (Sergio García, min. 83) y Oliveira.

Goles: 1-0, min. 9: Susaeta. 1-1, min. 16: Diego Milito.

Arbitro: Mejuto González (Colegio asturiano). Amonestó a Aduriz, Orbaiz, Llorente, Del Horno, Gabi, Ayala, Matuzalem y Juanfran.
Incidencias: Unos 38.000 espectadores en San Mamés.

PREVIA [Liga 3] Athletic Bilbao - Zaragoza

2007年09月15日 17時59分23秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
試合の前の日というのは、本当にナーバスになってしまって、ブログを書く気になれずだらだらしていたら、こんな時間になってしまいました。(もう午前ニ時過ぎ)嫌なことはさっさと済まさなきゃ。

とりあえずアイマールは召集メンバー入り。AragonTVニュースを見ましたが、あまりハードな練習はしていなかったようです。
ランニングのとき、いつもパブロとディエゴは先頭を走っているという話を聞いていたのですが、ニュース映像でも、さっさとパブロが他の選手たちから離れて走り出すところ、そのパブロに従うように後を追って走り出したディエゴが映っていて、おお、これかあ!と感心しました。

召集メンバーは: César y López Vallejo; Ayala, Pavón, Sergio Fernández, Juanfran, Cuartero, Diogo; Luccin, Zapater, Aimar, D´Alessandro, Gabi, Matuzalem, Generelo; Diego Milito, Oliveira y Sergio García
オスカルとセラデスが召集から外れているのが目を引きます。

この一週間ずっと話されていたとおり、ダイヤモンド型の中盤が採用される見込み。ビクトル・フェルナンデスは記者会見で、
「私はとても気の変わりやすい監督だ。私は戦術よりも選手たちを信じている。ボールが転がり始めると布陣は常に変化する。私はシステムを選手たちの資質に当てはめなければならない。この(ダイヤモンド型中盤)場合すべてはフィットする。なぜなら選手たちは生来のポジションでプレーするから。」
と述べました。中盤はアイマールがトップ下でその後ろにマトゥザレムとリュクサンは確定、右サイドがガビとなるのかサパテルとなるのかだけが未定です。守備陣と前線の2人(ディエゴとオリベイラ)はラシン戦と一緒。

ビルバオのほうは、デル・オルノ(チェルシーとバレンシアへ移籍していたため)とオルバイス(9ヶ月間の怪我のため)が復帰戦。パブロが言っていたように、サラゴサと同じくまだ勝利がないため、ホームでの一勝を狙って激しく来るでしょう。パブロはまだビルバオでは一回しか勝ったことがないそうです。
こんな難しいスタジアムで勝利を義務付けられる羽目になるなんて、サラゴサもまったくstupidなことをしたものです。どう考えても二勝、または一勝一分けで来て、ここは引き分けでOKというのが妥当なプランだったのに・・・。まあ、済んだことを言ってもしかたないですし、そんなことはパブロたちはファンに言われなくてもよくわかっているでしょうね。

アイマールの怪我のほうはどうなんでしょう。怪我明けはいつも調子が良くないので、明日もベストなコンディションとはいかないと思います。長い時間プレーを見ていたいけれど、チームのためにはダレッサンドロに早く替える決断がVFには必要となるかもしれません。
メッシの怪我の記事を読んでいたら、オーストラリア戦で怪我、戻ってきた翌日は普通に練習、その翌日に筋肉の拘縮(contractura)と診断されたとありました。パブロのケースに似ているなあと思って。最初は軽い違和感みたいなもので、練習ができちゃうほどなのでしょうか。オーバーロードよりも拘縮というほうが重いようですが、バルサの医師が「試合に出ると更に思い怪我に繋がる可能性も。」と言っているのを読み、怖くなりました。アイマールも無理はしないでほしいな。

最後に私は全くスペイン代表には関心がなくて、監督が辞めようが続けようが、ユーロがどうしようが一向に構わないです。でも! ビクトル・フェルナンデスが代表監督候補に挙げられるていると聞き、「NOOOO!!!」と叫んでしまいました。4年契約を途中で放りだすような無責任な監督ではないと信じています。

ビルバオ戦は現地時間22時開始、審判はメフート・ゴンザレス(Oh, God!!)、お天気は晴れときどき曇り、気温最高25度、最低16度。
Aupa Pablo! Aupa Zaragoza!!
(でもマルカの予想布陣はダイヤモンド型になっていないじゃないですか!)









[Liga 2] Zaragoza 1 - 1 Racing

2007年09月02日 15時45分41秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
勝てませんでしたねえ。微妙な試合という感じ。前半を見たところでは、アイマールもミスが多いし、全員ちぐはぐで、「うわー、これは駄目だあ。」と冷や汗だらだら。でも後半、ラシンに1点入れられてからのリアクションは去年を思い起こさせるもので、勝ち越し点も入るかなあと思ったのですが・・・。
ラシン相手にホームで引き分けは悪い結果ではあるけれど、絶望的な内容というわけではないかなあ。ポテンシャルはあるような気がする、というのが私の印象です・・・。

確かにいろいろな人が指摘しているとおり、アイマール、アジャラ、ディオゴの調子が悪いですね。(ディエゴはわりと良かったような。)普段できることができていないです(涙)。でも、一点リードされてからのアイマールは、中央にポジションを変えたせいもあり、「僕がんばります」モードが全開になって、いつものパブロらしさが少し見れました。この気持ちがプレーに表れるところが好きなんですが、どうせなら最初からそういう風にプレーしてほしいなと思わなくもありません。それとも、左サイドというポジションに縛り付けられているというのがやっぱりあるのかな。GolTVの実況は、真ん中でのプレーのほうがずっといいと言っていました。

私はサパテルもガビもあんまり良くないように見えたのですが、Aupaではサパテルを心配する声が圧倒的です。昨シーズン前半のサパテルとは別人のようで、守備面でも攻撃面でもチームへの貢献がほとんどなし。どこか怪我でもあるのでは?と推測されていますが、どうなのでしょう。一ヶ月バカンスを取って、プレシーズンをこなしてこの出来というのは、確かにどこかが悪いのかも。
今日のサパテルを見て、リュクサンを急遽取ったのはサパテルの調子が悪いためのような気がしてきました。リュクサンとマトゥザレムの中盤をビクトル・フェルナンデスは考えているのかもしれません。

そのVFは、
「我々はもっと継続性がなければならない、スピードという点でも、全選手の試合への参加という点でも。我々は、試合をかなり展開することはできたが、それでももっと向上しなければならない。
我々のほうがラシンよりも勝利に近かったが、キーパーがゴール・チャンスを封じた。彼は今晩ベストな選手だった。
勝つためにプレーしていたのに、失点してしまった。その後多くのリスクを冒し、チームはリアクションをした。サラゴサの進歩で私を楽観的になっていて、特別心配はしていない。」
ラシンの監督は、ロマレダでの1ポイントに満足しつつも「もう一人フォワードがいれば、サラゴサの空いたスペースを利用して、決定的な二点目を決められたのに。」と残念がっています。

私にとっては、試合を見てようやくリーガが開幕したんだ!と実感したところですが、来週は代表ウィークのためにまたしばしお休みです。サラゴサのアルゼンチン選手は誰もオーストラリアとの親善試合には呼ばれていないので、サラゴサで二週間練習を積むことになります。代表に行けないのはとても悲しいけれど、ここで選手全員で連携を深める練習ができるのはサラゴサにとって良いことではあるでしょう。

それにしても、今季はほとんど試合が見れないことを覚悟していましたが、棚ぼたで試合を見てしまうと、やっぱり毎試合見たいなとしみじみ思います。だって、アイマールはいつ見ても格好いいからね♪ それにサラゴサがこれからどういう風になっていくのか知りたい。放送のためにもなんとか上の順位を狙ってほしいところですが。(でも勝ち点6のうちまだ1・・・。)

今月のユニフォームは、このあみあみ紐のものなのでしょうか。アジャラさんがきっちり締め付けているのには笑いました。パブロは・・・ユニ発表当初から、Aupaで「アイマールが着たら、可愛くなりすぎないか?」「ほどけそうにしておけば、相手選手の気を引いて、油断させるからいいんじゃない?」と言われていました。ラシンの選手が油断したとは思いませんが、確かにほどけそうになっていて、なんとも・・・。

マルカの試合レポが昨季とは変わり、フォーメーション表で選手をクリックすると、試合での個人の統計が出てきます。(去年もあったのだったらすみません。)La Liga en Juego: Zaragoza - Racing

アイマールのはこんな感じ:

BALONES PERDIDOSはチーム全体でボールを失った回数が92で、うち18をパブロが失ったということですね。(多い・・・。) でもボール奪取も61のうち8というのは結構多いから、守備もがんばっていたということでしょうか。被ファウル0は珍しいけれど、少なくとも1回は明らかなファウルを受けたのに、取ってもらえませんでしたね。

ZARAGOZA 1
RACING 1

Zaragoza: César, Diogo, Ayala, Sergio, Juanfran , D'Alessandro (83'), Gabi (67'), Zapater, Aimar, Diego Milito, Oliveira, López Vallejo, Cuartero, Pavón, Generelo (83'), Celades, Óscar, S. García (67')

Racing: Toño, Pinillos, Oriol, Garay, L. Fernández (78'), J. López, Duscher, Colsa (86'), Ó. Serrano, Munitis, I. Bolado (55'), Mario, Marcano, Christian, Jordi (55'), Luisma (86'), Ayoze (78'), Aganzo

Goles:

0-1 (54'): Óscar Serrano empalma el rechace de un córner y marca de tiro cruzado.

1-1 (74'): Oliveira anota tras un remate de cabeza de Ayala.

Árbitro:

Delgado Ferreiro, Gallego. Lo sustituyó por lesión, en el minuto 13, el cuarto árbitro: Gorostegui Fernández. Amonestó a Ayala (30'), Oriol (30'), Óscar Serrano (52') y Gabi (56').

Incidencias: La Romareda. 27.000 espec.

PREVIA [Liga2] Zaragoza - Racing

2007年09月01日 16時43分14秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
またAsにこんな写真が。キャプションは「オリベイラの腕の中のアイマール」。なぜオリベイラがパブロを抱きかかえているのか・・・トレーニングの一環? オリベイラは痩せて見えますが、この2人の体重差は20キロもあるんですね。

明日はどきどきのリーガ第二節です。ロマレダでは開幕試合となりますが、初戦を落としているので必勝。プレッシャーがかかります。試合を見れないのもフラストレーションですが、いざ見れるとなると怖くてあまり見たくなかったりする。

布陣のほうは出場停止明けのダレッサンドロが右サイドに復帰、ガビが、怪我&レッドカードのマトゥザレムに代わって入り、サパテルとコンビを組みます。ディフェンスとアイマールはムルシア戦と同じ。フォワードはついにディエゴとオリベイラがスタメンでツートップを組みます。この2人は合わないとさんざ言われているけど大丈夫かなあ。ビクトル・フェルナンデスは練習を見て判断したのだと信じたい。
マルカに両チームの予想スタメン図が載っていたので、一番下に載せますが、ガビとダレッサンドロの位置が間違っていますね。それとセルヒオ・ガルシアが先発になっているし。

今日のもう一つのビッグニュースはUEFAカップの対戦相手が決まったこと。サラゴサの相手は、 Aris de Salónica(アリス デ サロニカ)というギリシャのチームです。監督は偶然にもアラゴン出身のスペイン人だとか。去年パナシナイコスの監督だったビクトル・ムニョスがこのギリシャのチームについて、こんな解説をしてくれています。
「サラゴサを待ち受ける雰囲気という意味でとても危険な試合だ。彼らの試合はとてもベーシックなもの、守備を固めて、ロングボールを蹴る。サッカーの面では彼らはライバルではない、なぜなら選手たちはスペイン2Bとブラジル三部の集まりだから。しかし、アウェイ・ゲームでは慎重になる必要がある。」
わかりやすい説明をありがとうございます、ムニョス監督。サラゴサは最初がアウェイで、二戦目がホームです。
そのほかのスペインのチームはと言いますと、アトレティコがトルコのKayseri Erciyessporと、ビジャレアルがベラルーシのBATE Borisovと、ヘタフェがTwenteと。ビジャレアルが一番くじ運が良く、ヘタフェが一番悪いと考えられています。Twenteを除いて、後は今まで聞いたことのないチームですね。

リュクサンは、サラゴサと3年契約を結び、正式にサラゴサの一員となりました。マンチェスター・シティとバーミンガムからもオファーが届いていましたが、「サラゴサの新しいプロジェクトに惹かれて」サラゴサを選んだのだそうです。
Aupaでは、VFは中盤をどう構成するつもりなのか憶測が飛び交っています。サパテル・ベンチ説、サパテル・右サイド説、ダレッサンドロ・ベンチ説、アイマールもベンチ説、中盤ダイヤ説、などなど・・・。

書き忘れていましたが、リュクサンはラシン戦には召集外です。ジキッチのいなくなったラシンですが、前節はバルサに引き分けですし、相変わらず手強そう。
サラゴサ、がんばれ~。

間違いだらけのマルカの予想先発表:

[Liga 1] Murucia 2 - 1 Zaragoza

2007年08月26日 17時20分08秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
disastrousな試合だったみたいです・・・。多くの人が予感はしていたでしょうけれど結局プレシーズンの流れを引きずったまま。開幕に合わせてくれるかなあと期待していたのに。

AragonTVでサラゴサの風景を見ながら実況を聞きました。(どうしてAragonRadioもRadioEbroも繋がらないのか謎です。)その上、Asの文字実況まで止まっていたので、Marcaのほうで文字観戦。
17分にFKからメヒアのヘディングで先行され、30分オリベイラのゴラッソで同点。ところが後半69分サパテルがゴール前でミス、バイアーノにそのままゴールされてしまいました。その4分後にマツトゥザレムがレゲイロに後ろからタックルして、一発レッドで退場となり、万事休す。試合終盤に後ニ~三点決められてもおかしくなかったそうです。

選手たちの評価としては、オリベイラの一瞬の輝き以外は、全員最悪だったとか(がーん)。まず致命的に悪かったのがディフェンスで、アジャラもディオゴもいつものパフォーマンスの半分以下だったそう。中盤も、ガビは慣れない右サイドで消え、これまで評価の高かったマトゥザレムが今日は良くなく、サパテルは大きなミスをし、アイマールは試合に参加していなかった・・・。
パブロも批判されているけれど、ビクトル・フェルナンデスが厳しく批判されています。無茶苦茶雰囲気が悪いのですが、大丈夫でしょうか?? 去年の第一節の試合(このときも退場&負けでしたよね)の様子を自分のブログで読み返してみましたが、どうやら去年の試合内容よりも今年のほうが悪いみたいですね(涙)。

Aupa掲示板にパブロ・ファンのJoan carlesさんの投稿があり、試合内容がわかりやすく書いてあったので、訳してみます。

スタジアムで試合を見たのだけれど、いつもテレビでははっきり見えないことがスタジアムではわかる。まず、雨が激しかった。とても良いスタジアムなのだけれど、ずぶ濡れになる。守備は、テレビで見るよりもピッチで見たほうが更に悪かった。アジャラは調子を取り戻す必要がある、セルヒオは成功した守備もあったが、明らかなミスもあった、そしてサイドバックは一度も上がらなかった。マトゥザレムとアイマールはお互いに遠すぎた:こうなると2人とも重ならないが、連携もしない。ところで、パブロは(これはテレビに映っていないが)、左サイドでボールを要求して声を枯らしていたが、誰も彼にパスをしなかった。訳がわからないことだ。自分のポジションでプレーするにしろ、左サイドでプレーするにしろ、彼にボールを渡すことが必要だ。そして、否定する人もいるかもしれないが、彼は一番熱意のある選手で、最後には怒っていた。サパテルがどうしてしまったのか知らないが、彼は集中力がなく、これは普通のことではない。オリベイラはゴラッソを挙げたが、その後は「彼はピッチにいるのか?」と独り言を言いたくなるほどだった。

要約:心配だ。なぜならゲームのパターンが見えてこないから。ビクトルはダイヤモンド型を試そうともしていない。アイマールと連携するためのマトゥザレムがいるのに。アイマールはトライし、彼自身必死だったのに、消えているともう批判を受けている。ところで、交代は事態を更に悪化させた。この敗戦を取り返すにはあと37試合しか残されていない。私は普段は悲観主義者ではないが、今日という日は、深刻に心配していると言わざる終えない。なぜならチームには連携がないから。そして、何人かの選手は監督を理解していない(あるいは監督が選手を理解していない)ような印象を受けた。もしかしたら理解するようなものがないのかもしれない。なんとか対応策を取ることが必要。

なんだか先行きに絶望感さえ覚えるような書き込みです。少なくとも去年はチームのコンセプトがあったような気がするし、良い時の試合では実践されていたと思うのですが・・・。スタメンが4人変わっただけで、監督の意図がわからなくなったりするものなのかな??

MURCIA 2
ZARAGOZA 1

Murcia: Notario, C. Torres, Mejía, Arzo, Peña, De Lucas (87'), P. García, Richi, Regueiro, Baiano (70'), I. Alonso (64'), Carini, Pignol (87'), Marañón, Gallardo, Jofre, Goitom (64'), Abel (70')

Zaragoza: César, Diogo, Ayala, Sergio, Juanfran, Gabi (80'), Zapater (70'), Matuzalem, Aimar, S. García (62'), Oliveira, Generelo (80'), Óscar (70'), D. Milito (62')

Goles:

1-0 (17'): Mejía, de cabeza al saque de una falta.

1-1 (30'): Oliveira, por la escuadra tras una gran vaselina.

2-1 (69'): Baiano, tras un fallo de la defensa del Zaragoza.

Árbitro: Álvarez Izquierdo, del Colegio Catalán. Expulsó a Matuzalem (73') y amonestó a Gabi (54'), Regueiro (54') y Ayala (83').

Incidencias: Nueva Condomina. 22.000 espectadores.