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A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

穏やかな土曜日

2006年05月21日 14時07分05秒 | W杯2006ドイツ大会
今日は代表の練習はお休みのはずですね。ニュースも特にないみたい。右の写真は、昨日のトレーニングのもの。普段あまり見ないニュースサイトをたまたま覗いて見つけました。アイマールは元気そうで、安心しました!(寒そうだけど。)小さな写真ですが、召集メンバーに入ってから初めて見た練習風景なので、とても嬉しい。

ここサンノゼも久しぶりに雨が降り、空気が潤ったようで気持ちの良い土曜日です。先週に比べたら、本当に心穏やかに過ごせますね。
紀伊国屋で「新スペイン語入門」NHK出版という本を購入してみました。なぜこれを買ったかというと、文法事項がたくさん載っていたから。今持っている本は正真正銘の入門書ばかりで、スペインに旅行に行く人にはよいのでしょうが、実際にスペイン語会話をするわけではなく、新聞記事を読みたい私には不向きなんです。
(ここでもスペイン語の会話をしようと思ったら機会はたくさんあるんですけどね。ファーストフードのお店の人なんてほぼ100%中南米の人ですから。でも私がスペイン語喋るより彼らが英語を話すほうがどう考えても早い・・・。)
主に接続法について知りたかったんですけど(記事読んでいるとよく出てくるんだもの)、わりと詳しく書いてあるので勉強になりそう。今まで英語文法から推測して読んでいました・・・。

それで早速というわけではないのですが、昨日書いたバレンシアがアメリカに来る時期が違うかもという気がしてきました。ろんさんのブログ地下潜伏応援日記を読んだら、CL予備選の初日は8月9日だと書いてあります。ということは、昨日のス-ぺルは、「8月8日以前にアメリカで一つか二つの親善試合を行うことを考慮中。その日付以降にバレンシアは何らかの試合(多分CL予備選のこと)を行う。」でしょうか? どっちにしろアメリカは広いからなあ・・・。
それから、バレンシアは3位なので予備選は3回戦から登場となり、ホーム&アウェイで勝ちぬければ本選に進むことができるはずです、たぶん。(ビージャ、ピチーチを逃してしまいましたね。)

おととい訳したアイマールのインタ記事にも少し追加。
まず最初のわからなかった文章は、
「パブロ・アイマールは、ワールドカップメンバーのリストに入るのが最後までわからなかったことを冷静に受け止めた。」(本当かなあ・・・。ま、いつもあまり弱音を吐かないですよね。)

そして、
「ここに薪はない?と、mufaを追い払うことについてジョークを飛ばした。」のmufaは「不運」や「悪運」だそうです。やっぱりパブロも、内心なんて不運なんだ!と思ったのでしょうね。「なぜ今? なんで僕が?」という言葉に胸が痛みました。これからは、運が向いて、うんと良いことがいっぱいありますように。

バレンシアがアメリカに来るかもしれないって?!

2006年05月20日 16時21分48秒 | W杯2006ドイツ大会
アルゼンチン代表は、今日金曜日でフィジカルチェックが終了。月曜日からボールを使った練習に入ります。
アジャラ、アイマール、サビオラ、クルスは、昨日やらなかった心臓の検査(心電図かな)をしたそうですが、パブロ心臓は大丈夫ですよね? テベス、ソリン、ミリート、エインセが運動療法をしたとありますが、アイマールの怪我のリハビリはどうなっているのかな。アルゼンチンに帰国してからあまり何もやっていなさそう・・・。

金曜日の夜に、エインセ、マスチェラーノ、テベス、ソリン、アジャラがMidachiとかいうコメディアン(?)のショーに出席。アジャラがマイクを取って人々に挨拶し、みんなを沸かせたそうです。Oleの写真を見る限りでは、リケルメやアイマールが決して行かなさそうな雰囲気のショーです。

Nacionは、前回大会のメンバーが4人しかいないことを取り上げ、各大会でどれだけ前回大会経験者がいたかリストを作っていました。86年の5人以来、今年の4人は最小人数です・・・。またこれは今大会の各強豪国の中でも、並外れて少ない人数。イタリアの12人というのは多すぎる感じですが、大体どこの国も7~10人ぐらい経験者がいるので、アルゼンチンはとても少なく感じます。フレッシュな顔ぶれというべきか、未経験者が多いというべきか・・・。

突然バレンシアの話になりますが、バレンシアサッカーライフのイチローさんが「プレシーズンにアメリカで試合をするかも」と書いていていたので、超びっくり。なに、日本の替わりにアメリカ?! ス-ぺルにも少し載っていました。「クラブの上層部は、日本に行けないことによる経済的損失を少しでも減らそうと、8月8日以降にアメリカで1~2試合を行うことを真剣に考えている。」

あらら・・・、8月8日の週は、金曜日からアメリカ本土にすらいない予定です(涙)。その前の週末なら予定が入っていなかったんだけど。
こちらでは後1ヶ月で学校が夏休みなので、もう休暇ムード。子どものキャンプの申し込みも終わっていて、夏休みの予定はすでに一日の無駄もなくきっかりと組まれているんですよね。でも、万一バレンシアがアメリカに来るにしても、まちがいなく東海岸どまりでしょう。だってバレンシアからアメリカ西海岸は、日本に行くよりも遠いんです。時差だって日本との時差より2時間も多いですし。気候はだんぜん西のほうがいいんですけどね。東海岸の夏ときたら蒸し暑くて日本みたいですもん。それにしても、バレンシアがアメリカで人気があるとは思えないけどなあ・・・!

「リケルメとプレイするよう言われたらいいのだけれど」

2006年05月19日 17時45分13秒 | W杯2006ドイツ大会
やれやれ、もしかしてアルゼンチンの新聞サイトの更新って、カリフォルニア時間の真夜中?! 今寝る前にOleを見たらパブロの記事を見つけてしまって。もう午前1時なんだけど。しかも最初のほう、わからない部分があるし。 


誠実に、いたずらっ子のような調子で(あるいは辛らつな調子で?全然違うけれど)、パブロ・アイマールは不確定だったワールドカップメンバーリストに???。(Pablo Aimar se tomó con calma el haberse metido en la lista para el Mundial con algo de incertidumbre.)
「いつも僕はわりと食ってきた。前はベロンに対して、今はリケルメと。」と彼は以前言った。(えっ、そんなこと言ったの?!)今は、誰がスタメンかということは彼には関係ないことだ、なぜなら「最高に難しいことなので、アルゼンチン代表の23人に入ることは、喜びでしかない」から。
序奏は良いものだった。他のペケルマンに召集されたメンバーと合流するためにアルゼンチンに飛ぶ前に、彼はEFEからスペインにおける最優秀ラテンアメリカ選手に選ばれたのだ。

4月の半ば、彼はウイルス性髄膜炎により一週間入院しなければならなかった。「病院にいたとき、自問していた。なぜ今、こんなことが起きなければいけないのだろう? なぜ僕になのだろう?」病気に襲われたときのことについて彼はこう話した。しかしリーガでの良い出場率は明らかだった。2441分間。「ラッキーなことに怪我をしなかった。その入院の他にはね。ここに薪はない?」mufaを追い払うことについてジョークを飛ばした。(御払いみたいな感じ?)「リストに入ることには希望を抱いていた。そして僕は怪我をした。幸運なこともあった。ホセがスペインで合宿をしたとき、代表の外にいるとも中にいるとも感じなかった。いつもはっきりとリストには名前が欠けていることを知っていたから、希望を持つことを選んだんだ。」とカイは穏やかに言った。

アジャラは、合宿に行くとき、君を落ち着かせなければならなかったと言いましたが、そうだったんですか?
「あは、違うよ。僕らは友人だ。そういうときはいつも話したり、冗談を言ったりするんだ。」(否定していますね。)

疲れてはいるがハッピーなパブロは、「前回のワールドカップのようなことが起きないことを願っている。もっとずっと良いプレーをすることが必要。自分がピッチに立てるか、外から助けることになるのかは知らない。満足はできないけれど、そういうもの。ここにいれて嬉しい、それだけだよ。」
リケルメのことをどう思いますか?
「できれば、一緒にプレーできたらいいけれど、僕は自分のできることをするために来たんだ。プレイができたら、ずっといいだろうね。」
「今はブラジルがベスト。でもサッカーは算数ではない。僕らが違いを見せつけられることを願おう。」



うん、そりゃあプレイしたいよねえ・・・・・。
暑いバレンシアから、やけに寒そうなブエノスアイレス。厚着をしていますね。また風邪を引かないように。

スペイン語原文:オレ パジャッソの希望 06.05.19. 

召集メンバーについて

2006年05月19日 15時59分19秒 | W杯2006ドイツ大会
これからはバレンシアのオフィシャルページではなく、AFAのオフィシャルをチェックする生活になりそう。
木曜日に、アジャラ、アイマール、サビオラ、クルスが正式に代表に合流、フィジカル検査などを受けました。金曜日まで、ボールを使わずエクササイズ程度の軽い練習の予定。土日はフリーで、月曜日に選手やペケの記者会見が開かれるそうです。アイマールはとりあえずリハビリを続けるという感じなのでしょうか・・・。特にパブロに関するニュースはありませんね。悪いニュースは聞きたくないので、ほっとしたりして。

グロンドーナ会長が、GKのルクスが召集メンバーから外れたことはペケの判断で、自分は反対だったと告白。マラドーナも、ルクス以上にドイツに行くべき選手は他にいない、ルクスが外されたのは「黒い手」が働いたからだ、と発言。ちょっと騒動になりかけている? 

ニュースがないので、今回の召集メンバーについてのいろいろな記事を読みました。
まず、asがアルゼンチン代表メンバーの中でリーガにいる選手たちについて寸評した記事。パブロについては、


パブロ・アイマール:彼はバレンシアの4-4-2のカウンター攻撃を受け入れた、それは彼のゲームスタイルには合っていなかったけれども。怪我を除き、良いデティ-ルはあった。しかし、いつものアイマールではなかった。


そうねえ・・・。大体的確かも。個々のプレーで良いものはあったけれど、チームに生かされていなかったというか。チームの限界もあるかもしれないけれど、パブロ自身にも原因はあったと思います。こう何かに縛られているような・・・。

リケルメについては、
「ファンタスティック。ヨーロッパは、チャンピオンズ・リーグで彼を発見した。ビジャレアルをセミファイナルまで導くことに成功。自分のサッカーがヨーロッパのサッカーでも通用することを証明してみせた。彼は、自分のためにプレイしてくれるチーム、自分は重要だと感じさせてくれ、ボールに触れるたびに野次を飛ばさないファンを必要としている。彼が自分のスタイルを諦めなかったことは、良いこと。そのスタイルを、小さなチームにうまく適応させた。」

メッシについては、
「驚異的だった。彼を止めることは不可能で、バルセロナにとって必要不可欠な存在となった。すべての目が彼に注がれている今、どのようにそれに適応していくかを見る必要がある。今や彼は大きなニュースで、回復が期待されているから。」

Nacion Lineの記事は、世界の一流クラブにアルゼンチン人選手が少なくなってしまったことを嘆いています。
ユベンタス、ミラン、リヨン、レアル・マドリッド、PSV、どこにもアルゼンチン人はいません。メッシは確かにバルセロナにいますが、71日間の離脱。クレスポはチェルシーですが、ピッチとベンチを往復。エインセもマンチェスター・ユナイテッドで245日の離脱。クラブの格とクラブでの重要度を考えると、バイエルン・ミュンヘンで2年連続で優勝したデミチェリスが一番だと考えられるのに、なぜかペケルマンを納得させることはできませんでした。アルゼンチン人は主役となることができるのか? リケルメにとって真価を問われる大会になることが書かれたあと、各プレーヤーについての現状についての記述。アイマールについては、


いくつかのフィジカルの障害があったが、より継続してプレーをした。それは、彼にとって励ましとなるシグナルと取るべきだろう。


最後にどかどかと大きいのが来ちゃいましたけどね。来季は怪我だけでなく、病気にも気をつけないと。ワールドカップ期間中は何事も起こりませんように・・・。

アルゼンチンに到着(追記あり)

2006年05月18日 16時58分37秒 | W杯2006ドイツ大会
追記: 昨晩はクラリンがなぜか見れなかったので気付きませんでしたが、今見たらアイマールの到着映像があったので、リンクしておきます。(記事にリンクしてもすぐリンク切れになるから、あまり好きじゃないんですけどね。)
何て言っているのかなあ?? 見出しは、「今は(代表の?)中にいると感じるよ」
アジャラ、サビオラ、アイマール、空港にて

この数日の癖で、ついたくさん書いてしまいます。今日2回目の投稿ですが・・・。

アイマールは、もうアルゼンチンに到着したようですね。Oleにアイマール、アジャラ、サビオラが到着と出ていました。アジャラの写真は載っていましたが、アイマールのはないみたい。今日木曜日もフィジカル検査と軽いランニングなどが行われましたが、この3人はまだ参加していません。ペケルマンは選手たちをフィールドに集め、「召集リスト入りおめでとう。あなたたちはアルゼンチンサッカーの誇りある代表です。あなたたちのキャリア、生涯の中でまたとないチャンスとなるでしょう。このチャンスを最大限に生かさなければなりません。」と挨拶をしたそうです。
明日も9時からフィジカル検査。パブロの怪我が少しでも良くなっていますように(祈)。

セザール・メノッティが代表についていろいろ話しました。
「私がアルゼンチンの選手に言いたいことは、どんなことでも可能だが、ワールドカップで優勝することは義務ではない、それは野望だということ。義務は、最善の準備をして、アルゼンチンのサッカーの伝統を守ることだ。」
「サネッティがいなくて悲しい。いい奴だし、最後のワールドカップだったから。」
「ロマンは、ゲームを別の方向から見て、誰も見ないようなことを見る良い選手だが、唯一の存在ではない。我々にはディ・ステファノがいるわけではないのだから、集団としての試合を求めるバランスが必要。」

ところでCL決勝なんですが、録画を忘れてしまいました。夜の再放送を見たのですが、結果を知っていても、どうしてもバルサが勝つとは信じられませんでした。こんなに悪いバルサは今シーズン初めて見たぐらいかも。アーセナル、がんばったのになあ。なんだかだまされたような気分。たった数分で逆転されるなんて・・・。

最後に、Las Provinciasでアルベルダのインタを読んだら、現状にかなり不満があるようですね。今年こんなに苦労していたら、来季チャンピオンズリーグでは大変な思いをするだろうと言っているような。
そして「最後まで、ゲームスタイルのことも監督のこともその他多くのことも理解できなかったと思う」と言っていますが、これの主語はファンかな?
”Yo creo que no se ha acabado de entender ni el estilo ni al entrenador ni muchas cosas que se trabajaban.”



代表背番号、そしてオサスナ戦

2006年05月17日 15時27分43秒 | W杯2006ドイツ大会
もうアルゼンチン代表の背番号は全員決まっているんですね。こちらのページに載っていますが、アイマールは今までどおり16番です。Asociacin del Ftbol Argentino
16番も見慣れているのでまあいいんですけど、本人は内心ちょっと悔しいんじゃないかな。そして右の顔写真が載っていますが、これって少し前(2年くらい前?)の写真のような気が。髪の毛がここまでぼわぼわになっているのは最近見ないですから。他のメンバーも興味深く眺めてしまった。ソリンは意外に小柄なんだなとか(そう見えない!)、メッシの顔写真はちょっと可哀想だなとか。

こんなメンバー一覧を見ていると、ついに選ばれたんだなあとしみじみ嬉しくなります。でも、怪我の具合はどうなんでしょうか。結局チーム練習に復帰できなかったので、とても気になります。そのうえ、トレーニング中お腹を氷で冷やしている場面があったと聞いて、かなりショック。それって恥骨炎の治療のような気がしますが、そんな情報はないですよね? (今の時期そんな情報をクラブが出すかどうかわかりませんが。)キューエルの負傷のニュースを聞いたりしたので、必要以上に神経質になっているかも(涙)。まったく選ばれたら選ばれたで、相変わらず心配はつきないです。

さて、オサスナ戦ですが、2-1で敗戦。ゴールはオサスナがミロセビッチとラウル・ガルシア、バレンシアがビージャ。失点は後半開始直後。その1点目のすぐ後、レゲイロがGKと1対1になり同点のチャンスがあったのですがいつもどおり外して、そのままカウンターをくらい2点目を失点しました。
asの駄目な人その1はビセンテ。その2はエドゥ。

今回のビセンテとこの前のアイマールを見て、サッカーって恐ろしいくらいメンタルが影響するんだなと思い知らされました。アトレティコ戦のビセンテは生き生きしていたけれど、今日は走るのもやっとの様子。最初からミスタのほうが良かったのでは?
エドゥは・・・無茶なファウルが多かった。上手なんですが、ちょっとリズムがゆっくり目かも。 なんというか一人だけリズムが他の選手と違うというか。

今日見てはっきりしたのは、このチームは決して2位のチームではないということ。だからといってレアル・マドリがどうなのかは知りませんが、少なくともバレンシアは、バルサに次ぐ2位のチームにはふさわしくありません。ですから、3位という順位はとても妥当なものなんだと思います。
asに「リーガが終わる前にガス欠」とありましたが、いざこれからがんばらなくちゃ!というときに必ず失速するのは、なぜだったんでしょう?

これ以降の記事はこちら:W杯直前合宿

2 - Osasuna: Ricardo; Javier Flaño, Cuéllar, Miguel Flaño, Clavero; David López, Puñal, Raúl García (Valdo, m.76), Delporte (Muñoz, m.65); Webó (Cruchaga, m.87) y Milosevic.
1 - Valencia: Cañizares; Miguel (Pablo, m.71), Albiol, Ayala, Carboni; Angulo, Albelda (Hugo Viana, m.81), Edu, Vicente (Mista, m.62); Regueiro y Villa.
Goles: 1-0, m.47: Milosevic. 2-0, m.50: David López. 2-1, m.93: Villa.

一夜明けて

2006年05月17日 09時21分35秒 | W杯2006ドイツ大会
はあ、今オサスナ戦を見終わったのですが・・・セビージャに申し訳ない!!
アイマールの出ない試合は必ず勝っていたので、もしや勝ち?、悪くても引き分けでしょと思っていたんですけど・・・。
マジョルカ戦のときからうすうす疑っていましたが、もしかしてみんな2位になりたくない?? 日本ツアーに行くよりCL予備選を選ぶ??
レゲイロまた同点のチャンスを見事に外しましたし、代表落ち直後のビセンテは精神的に厳しかったと思います。見ていて可哀想でした。唯一良かったことはビージャが得点してエトーに並んだこと。君は本当に凄いね!と唸ってしまいました。ビューティフルなフリーキック。でも遅すぎました。
これでバレンシアは3位が確定。CLは予備選から戦うことになります。
今晩ニュースを読んでまた何か書くかもしれないし、書かないかもしれないし。

とりあえず昨日の大騒ぎの発表から一夜明けたアルヘン情報を少し。

クラリンに「代表23人の顔ぶれをアルゼンチン国民は支持」という見出しの記事。でも、そのOleのアンケートによると、siと答えて支持したのは54.5%のみ。45.5%は選出されたメンバーに不満があるわけで、私には45.5%というのはかなり大きな数字に思えます。

また、どの新聞サイトもデミチェリスのことを大きく扱っていますね。
ヤッフーアルゼンチンニュースは、「こんな最後の瞬間まで待って、彼に落選の電話をかける必要はなかった。~中略~想像されることは、ペケルマンは最後までメンバーを決められなかったか、あるいは何らかのアドバイスが入ったのではないかということ。」
こんなぎりぎりまで決められなかったなんてことあるのでしょうか? 同じ記事内で、他のどこの国もリストはもう以前から決まっていて大きな驚きはなかったとし、アルゼンチンの特別さを強調しています。

Oleにはデミチェリスの詳しい状況が載っていました。
彼はマドリッドでのミニ合宿に呼ばれませんでしたが、国王杯のために一週間日程が遅れたので、そのため?と理由はわからずじまい。自分の替わりにフォワードを入れようとしているのだろうか?と、この一週間ずっと心配しながら過ごしていたそうです。状況がはっきりしないもので、日曜日にはアルゼンチンに帰国する予定を取り止めたほど。そして日曜日の夜はもちろん眠ることができませんでした。そのすえ、正式発表の5時間前、ペケルマンから直接落選の電話を受けることに。

バイエルンは、これからアメリカツアーのためにニューヨークに行くのですが、デミチェリスはそんな旅をする気力がないと言っていました。彼の"No tengo ganas de jugar ni de vivir"(サッカーもしたくないし、生きていきたくもない)という言葉が、マジョルカ戦でのアイマールの様子と重なり、胸が苦しくなります。でも、落選直後のラジオ・インタビューの最後で「代表選手たちに最善のことがあるよう願っていると監督に伝えた。」と言っていましたね。この言葉を言うのがどんなに苦しかったことでしょう。

一方、最後に代表入りが決まったクルスのほうは、悪い知らせが届くのが怖くて、電話の電源を切っていたんだそうです。 まさか、ペケはクルスへの電話が通じなかったもので、メンバーに入れちゃったんじゃないでしょうね・・・。 

10番はリケルメですって

2006年05月16日 09時59分43秒 | W杯2006ドイツ大会
今日ぐらいは喜びに浸ろうと思っていたのに、どこか悲しみがつきまとっていて、あれこれニュースを読んでしまいます。ペケの会見内容が載っていますね。たくさん話しているので興味を引いたところだけ・・・。

サネッティについて:
「人は決定を下さなければならない。他の選手に席を譲らなければならない選手はいる。誰かを外すことはとても苦しいことだ。これが私の信頼するチームなのだ。」
「すべてのアルゼンチン人選手に敬意を表したい。彼らが代表に入るためにした努力に対して。彼らが代表をサポートしてくれることに対して。」

全然敬意を持っているようには見えない行動でしたね。敬意を持っているならそれを示さないと意味はないと思います。デミチェリスの涙ながらの声はテレビで放送されたようですが、多くの人にショックを与えたそうです。ドゥ-シェルも「家族以外の人とは誰とも話したくない」と言っていました。アルゼンチンから遠く離れたカリフォルニアの明るい午前中、PCに次々と映し出される、正式発表を直前に控えてペケからの落選の電話を受け取った選手たちの言葉。それを読みながら発表を待つのは、この10日間の苦しみが半日に凝縮されたような辛さでした。

アイマールについて:
「昨シーズンは、怪我の連続で良い状態ではなかった。すぐに回復し、今年はずっと良くなっている。我々は彼の現状を見守ってきた。チームはいつも彼に適合しているわけではなかった。熟慮するべき状況はある。ワールドカップでは良いコンディションでプレーできると我々は考えている。」
"Tuvo una temporada, la anterior, que no fue muy buena, con una serie de lesiones. Se recuperó luego tuvo una mucho mejor, nosotros seguimos su actualidad. No siempre el equipo se adaptó a él, son situaciones a contemplar. Consideramos que va a llegar en buenas condiciones para jugar un Mundial".
「son situaciones a contemplar」の意味がはっきりしませんが・・・。結局、マドリッドでのミニキャンプに参加しなかった選手で、理由がはっきりしていた選手と最後の驚きの選手を除くとメンバー入りしたのはパブロだけなんですよね。GK以外で6人空きがあり、うち3人はサビオラ、マスチェ、テベス。結局残りの3人は、アイマールとクルスとパラシオになったわけですから。私たちが心配したとおり本当にぎりぎりだったのかも。ロマンの強い後押しと、チームメートたちからの信望と、人徳で勝ち取ったようなもの?! ペケの構想には入っていないのでしょうが、練習でアピールして、少しでもドイツでの出場機会があることを祈っています。

6人のフォワードについて:
「それぞれが代表にふわさしい長所を持っていると確信している。競争が激しいので、熟慮しなければならない。それぞれが個人の優れた資質を持っている。」

システムについて
「代表の基本のシステムは4-4-2」

新しい10番について
「正確な番号づけは覚えていないが、10番はファン・ロマン・リケルメがつける。」
アイマールの10番はコンフェデで見納めだったんですね。とても悔しいけれど、今の状況ならしかたないでしょうか。

アルゼンチン代表は、5月24日にアンダー20のチームと壮行試合を行い、25日にイタリアに出発。Borghesianaで合宿をした後、土曜日と日曜日はローマで練習、30日にサレルノでアンゴラと親善試合。それからドイツへ向かうそうです。

召集されたアルゼンチン代表23人:
Arqueros
Roberto Abbondanzieri (Boca Juniors, Argentina)
Leonardo Franco (Atlético de Madrid, España)
Oscar Ustari (Independiente, Argentina).

Defensores
Fabricio Coloccini (Deportivo La Coruña, España)
Roberto Ayala (Valencia, España)
Gabriel Heinze (Manchester United, Inglaterra)
Juan Pablo Sorin (Villarreal, España)
Lionel Scaloni (West Ham United (Inglaterra)
Gabriel Milito (Zaragoza, España)
Nicolás Burdisso (Inter, Italia)
Leandro Cufré (Roma, Italia)

Mediocampistas
Esteban Cambiasso (Inter, Italia)
Javier Mascherano (Corinthians, Brasil)
Luis González (Porto, Portugal)
Pablo Aimar (Valencia, España)
Juan Román Riquelme (Villarreal, España)
Maximiliano Rodríguez (Atlético de Madrid, España)

Delanteros
Carlos Tevez (Corinthians, Brasil)
Hernán Crespo (Chelsea, Inglaterra)
Lionel Messi (Barcelona, España)
Rodrigo Palacio (Boca Juniors, Argentina)
Javier Saviola (Sevilla, España)
Julio Cruz (Inter, Italia)




良かった・・・

2006年05月16日 05時42分01秒 | W杯2006ドイツ大会
アイマール、召集メンバー入りです! もう最後の最後までハラハラして、どうなるかと思いました。結局クルスとパラシオの両方が入りましたが、アイマールはなんとか残りました。あおりでデミチェリスとドゥ-シェルが落ちてしまったのでしょうか。最後は、キリ、ソラーリの名前まで出てくるし、生きた心地がしなかった(涙)。安堵のあまり手が震えます・・・。

Abbondanzieri, Leo Franco, Ustari, Coloccini, Cufré, Ayala, Gabriel Milito, Sorin, Heinze, Burdisso, Scaloni, Luis González, Maxi Rodríguez, Cambiasso, Mascherano, Aimar, Riquelme, Palacio, Crespo, Tevez, Messi, Saviola y Cruz

デミチェリスも落選・・・

2006年05月16日 02時32分44秒 | W杯2006ドイツ大会
デミチェリスのところにも電話がかかってきたって・・・。
「あと5時間というところで、君は行かないなんてニュースを聞くのは辛い」って涙ながらに話したって。「プレーをする希望も、生きる希望もない」って(涙)。
酷いよ・・・。Oleですら、「誰も最後の瞬間にこんな風に苦しむべきではない。いつどのようにして落選を伝えるか、もっと熟慮すべき」と書いている。
これじゃまるで拷問じゃないですか。まるで死刑執行宣告みたいじゃないですか(激怒)。

今のところ、ヤッフーのリストどおりなんですが・・・。このまま行くとパブロでなくてサンターナなの(泣)?

緊張・・・・・ああ、サネッティ

2006年05月16日 00時08分32秒 | W杯2006ドイツ大会
今起きたんですけど、ああ、発表が昼間でそれまで普通に生活しなくちゃいけないなんて、辛すぎです。昨日は、きっと大丈夫と思いながら寝たんですけど、今朝起きてOleを読んだら確信が持てなくなってきました。あと、スペイン代表からモリエンテスが外れたと聞いて、・・・・・。
パブロやはりオサスナ戦召集外ですね。あと5時間。なんとか気を紛らわせながら過ごさなくては。運転とかしないほうがいいかしら~? 集中力欠如で危ないことになりそう。昨日もあまり寝ていないし。

追記:今サネッティの記事読みました。今朝ペケが電話してきて、落選を伝えたって(涙)。で、1週間前から駄目だろうなと知っていたって・・・。やっぱりこんなぎりぎりに電話するんですね。どうかパブロのところにこんな電話がかかっていませんように。怖すぎです・・・。

あと13時間で召集メンバーが発表

2006年05月15日 16時06分53秒 | W杯2006ドイツ大会
いよいよですね。Nacion Lineの予想ではアイマールは入っているので大丈夫だと思うのですが・・・。 ただ最後の瞬間に第3GKが、確定と見られていたリーベルのルクスから19歳の若いウスタリへと変わったりしているので、何とも言えませんよね。
14日の夜9時にルクスはペケに呼ばれて、ドイツ行きがなくなったことを告げられたのだそうです。はあ、残酷・・・。リーベルの選手がワールドカップメンバーに一人もいないのは1934年のイタリア大会以来のことだとか。将来を有望視されているウスタリに経験を積ませるための処置なんだそうです。

23人の召集メンバーはアルゼンチン時間で15日17時の発表。夏時間のせいで、カリフォルニアとブエノスアイレスの時差が混乱してしまっている私。4時間差? 5時間差? 日本とアルゼンチンは12時間差ですから、日本では午前5時の発表ですね。日本の午前5時は・・・ここの午後1時?(なんだか自信がないんですけど。) 午前中に全部の用事を片付けなくては。

明日、パブロが無事召集入りしてくれればもちろんとっても嬉しいのですが、反面この10日間の出来事のせいで、失望と怒りが大きすぎて素直に喜べなさそうです。ペケはアイマールのことをこの程度にしか考えていないんだなあという失望と、リーガ最後の3試合でパブロのプレーを見るのをとても楽しみにしていたのに台無しにされてしまったという怒りと。せっかく3試合とも放送があったのに・・・。マジョルカ戦のパブロはパブロじゃなかったし、アトレティコ戦のパブロはあまりにも苦痛に満ちていたし、オサスナ戦はプレーできそうもないし。本当に残念です。結果的にチームにも迷惑をかけてしまったし。なんのためにあんなに頑張って早く病気から復帰したのでしょう・・・。

今見たら、Terraは「アイマール、サムエル、サネッティが入るかどうかは定かではない。後の二人はたぶんワールドカップをテレビで見ることになるだろう。」と書いていました。こうして見ると、結局パブロは大丈夫と言ってくれているのはNacionだけなんですね。ただ、フォワード5人、MF7人という枠は決定済みと各紙に出ていたので、クルスは入らないはずです。そうするとアイマールはサンターナとの争いになるわけですが・・・。もう心配するのにも疲れました。明日を待つことにしましょう!

マラドーナ、アイマールのリスト入りを希望

2006年05月15日 00時12分53秒 | W杯2006ドイツ大会
マラドーナが、Barajas空港(どこでしょう?)でMarcaの記者にアルゼンチン代表について話しました。Clarinの記事より。

彼はその中でも特に、パブロ・アイマールは代表に「いなければならない」、なぜならば「彼はリケルメの完璧なsubstitute(バックアップ)だから。」と言った。
「アイマールの件は、監督の判断だ。マドリッドでのミニ合宿に彼がいなくて、それは我々アルゼンチン人すべてに悪い後味を残した。なぜなら、僕は、アイマールはリケルメの完璧なsubstitute(バックアップ)だと信じているから。他にそのような特徴を持った選手はいない。僕自身ならそういう特徴を持っていると思うけどね、まあいい。すぐに何が起こるか見てみよう。」

Gracias、Diego!
マラドーナのほうが、全然ペケよりまともな考え方じゃない?! (控えという言葉が嫌だったので避けちゃいましたが。) 誰が考えたって、普通そうでしょ。どうしてこんなことで無駄に苦しまなくてはいけないんだか、本当に理不尽で理解に苦しみます。マラドーナのこの言葉が、パブロのための最後の援護射撃になってくれるとよいのですが!

マラドーナは他に、「ペケルマンが優勝すれば、我々は彼の銅像を立ててキスをするだろう。負ければ彼の首は飛ぶだろう。」と言い、ジダンやリケルメについても話しています。

でもアイマール、今日もチームの練習には合流できなかったみたいで、オサスナ戦は無理のようですね。
と思ったら、こちらにパブロの様子が! 
バレンシアサッカーライフ 0514 パブロ・アイマールの様子
練習後サインに応じたときに笑顔もあったという話が一番嬉しいな!



Nacion Lineの情報

2006年05月13日 23時18分59秒 | W杯2006ドイツ大会
もう私ってば新聞サイトは見ないようにしようと決心したはずなのに、今朝も6時に起きて、オフィシャルをチェックした後に我慢できず、Ole→Nacion Lineと熟読。それで、本当に我ながら情報に振りまわされていて情けないのですが、1週間ぶりに明るい知らせを読んだので、つい書いています。

Nacion Lineによると、昨日ペケが最終リストをグロンドーナ会長に提出。ようやくリストにアイマールが載り、そしてデミチェリスもメンバー入りとのこと・・・。どうか本当でありますように!!
Nacion Lineによると、アイマールの名前が最初の召集メンバーになかったのは、ペケが最後の瞬間までもう一人フォワードを入れるかどうか考えていたため。そしてそのフォワードとはクルス。もう一人のフォワード、パラシオがメンバー入り。クルスが復活するのは、もう一人フォワードが必要になると判断されたときのみ(それは同時にパブロの落選を意味します)。

以上がNacion Lineが伝える昨夜までの状況だそうですが。昨日書いたヤッフーニュースで見たリストではクルスもパラシオもメンバー入りしていましたよね。
Oleのほうでは、GK以外に3つの席がまだ決まっていなくて、パラシオ(75%)orクルス(25%)、アイマール(65%)orサンターナ(35%)、デミチェリス(70%)orドゥ-シェル(30%)という対抗が載っていました。パブロ、結構確率が低い・・・。普通に考えるとパブロだけど、サンターナが絶好調なのかもしれいないし。

それにしてもこれだけぎりぎりまでわからないなんて、パブロ選ばれてもワールドカップに出場する時間なんてないということかしら。
とにかく今日は一日Nacion Lineの記事を信じて過ごすことにします。(夜はもう何も見ないほうがいいかも。)

覚悟したほうがいい?

2006年05月13日 14時09分05秒 | W杯2006ドイツ大会
諦めないようにしようと今書いたばかりですが、はあ・・・ヤッフーアルゼンチンで、予想リストを見てしまった。AFAの信頼すべきソースがDyNという通信社に明らかにしたところでは、パラシオが代表入り濃厚、逆にアイマールの代表落ちの可能性が高いそう・・・。このリストによると突然サンターナとドゥ-シェルのどちらかがリスト入り。うーん、わけがわからん。
毎日希望を抱いたり、絶望したり、もうこんなの嫌だ・・・。どこの国もこんなものなの? これから一生アルゼンチンを応援することがないかもしれないという気がしてきました。

予想リストをコピーするべきかどうか悩みましたが、一応・・・。パブロに今頃ペケから電話がかかってきていたらどうしましょう。アルゼンチンは深夜だからそれはないか。
ちょっと自分の落ち込みようが予想できないんですけど。この一週間たくさん泣いたから、きっともう涙も出ないでしょうね・・・。この一週間で今日が一番絶望的になっているけど、精神的に良くないからもうアルゼンチンの新聞を見るのは一切止めにしようかな。落ち込むだけだし、本当に落ち込むのは月曜日だけでいいわけだし。

Arqueros: Roberto Abbondanzieri (Boca Juniors), Leonardo Franco (Atlético de Madrid, España) y Germán Lux (River Plate) u Oscar Ustari (Independiente).

Defensores: Lionel Scaloni (West Ham, Inglaterra), Roberto Ayala (Valencia, España), Gabriel Heinze (Manchester United, Inglaterra), Juan Pablo Sorín (Villarreal, España), Fabricio Coloccini (Deportivo La Coruña, España), Nicolás Burdisso (Inter, Italia), Gabriel Milito (Real Zaragoza, España) y Leandro Cufré (Roma, Italia).

Mediocampistas: Luis González (Porto, Portugal), Javier Mascherano (Corinthians, Brasil), Esteban Cambiasso (Inter, Italia), Juan Román Riquelme (Villarreal, España), Maximiliano Rodríguez (Atlético de Madrid, España) y Mario Santana (Palermo, Italia) o Aldo Duscher (Deportivo La Coruña, España).

Delanteros: Hernán Crespo (Chelsea, Inglaterra), Lionel Messi (Barcelona, España), Carlos Tevez (Corinthians, Brasil), Julio Cruz (Inter, Italia), Javier Saviola (Sevilla, España) y Rodrigo Palacio (Boca Juniors).