桒田三秀税理士

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税務調査官の目 その11

2010-06-28 07:46:55 | 税と会計
 「当局と見解の相違がありましたが、既に修正申告し納税も済ませました」

 大企業に税務当局が調査に入って、非違事項を指摘されたあと必ずと言っていいほど判で押したように帰ってくる言葉だ。これ以上具体的なことを言うとボロが出るということで、各社広報室に共通するマニュアルでもあるのだろう。

 調査結果に不服があって、最終的に裁判まで行くのはごく稀なケースだ。だいたい商売の妨げとなるので「まあこのくらい仕方ないか」で終わるケースが多い。

 たまには「当局の勝手な見解は到底受け入れられないので、徹底的に戦います」というくらい元気な会社はないものだろうか。

 ちなみに税理士も商売なので税務調査の対象となりうるのは言うまでもない。

 おい、福山税務署の調査官!!      うちには来ないでね。


コメント
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