"暮らしのリズム"的できごと

先人が培った暮らしの知恵を通じて今を楽しむ【暮らしのリズム】のブログ。旧暦、落語、音楽、工芸品、食、民俗芸能などをご紹介

浴衣で聴きたいライヴを二つ

2007年08月07日 10時55分28秒 | 芸能の催しごと

 旧六月二十五日。遅い梅雨明け(東京は8/1でした)の後は茹だるように暑い日が続いていますね。夕立が空気を洗ってくれるまで、ムワっとした熱気に街は覆われています。今日あたり東京でもゴロゴロっと来てくれればいいのですが。暑さはまだまだこれからですが、暦は着々と進み、明日は二十四節気の【立秋】です。秋といってもピンと来ないのですが、夏至の頃と比べて日の出がだいたい30分遅く、日の入りはだいたい20分早くなってきています。明日からは“残暑お見舞い”ですね。
 そんな熱帯夜の東京。涼を求めて浴衣を着て聴きに行きたいライヴを二つお知らせします。“暮らしのリズム”ではお馴染みの二組です。

 まずは澤田勝秋(唄・津軽三味線)と木津茂理(唄・太鼓)からなる民謡のデュオ・ユニット『つるとかめ』です。087tsurukame_1 二人だけの生音ライヴは東京で三ヶ月ぶり。目を閉じて耳を傾けると、ききてそれぞれが大切にしている日本の原風景が浮かんできます。過ぎゆく夏への郷愁を噛みしめ、きたる秋の素晴らしさを予感させてくれるライヴになるでしょう。
日時 :2007.8.27(月)
18:00open, 19:30start
場所 :november eleventh
(港区赤坂3-17-8都ビル2F 03-3588-8104)
料金 :3150円
予約/問 :november eleventh (HPに予約フォームがあります)

 もうひと組は、松永鉄駒、松永鉄六からなる長唄三味線の女性デュオ・ユニット『スクイーズ☆ハジキーズ』です。087sukuhaji 長唄合方集の古典を中心に、洋楽曲や童謡、さらには童話を芝居仕立てアレンジした物語まで、三味線音楽を身近に感じることができるとても楽しく魅力的なライヴです。毎月第三火曜日に西麻布にある木の温もりを感じる小さなホールでやっているライヴシリーズ。今回は納涼をイメージにするそうで、浴衣での来場には何か特典があるそうですよ。
日時 :2007.8.21(火)
19:00open, 19:30start
場所 :ホールDOZ(東洋医学
松柏堂医院2F)
   (港区西麻布1-5-11 03-3479-5890)
問(前日まで):スク☆ハジオフィス(→mail)
047-353-8434/0465-36-9055

 皆さんぜひ浴衣でお出掛けしましょう。和楽器の響きがいつもより心地良く感じられることでしょう。

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