とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

シリーズ逆行の旅 ~第9回 真岡鉄道

2006年11月04日 | とのさまの漫遊
  2001年8月17日、宇都宮地区のJRバス制覇のため日帰り旅に出た。まずは東武宇都宮線に乗って、おもちゃのまち駅でなんとなく降りてみる。何を期待していたわけではないけれど、平凡な片田舎の駅といった風情でしかなかった。近くにある、その名も「おもちゃのまち郵便局」で経験値1とゴム印1を入手。駅の反対側へも行って独協医科大学前簡易局でも経験値(略)する。

  江曽島駅からJR日光線の鶴田駅へ徒歩で渡り、宇都宮双葉、鶴田駅前の2局で経験値(略)する。電車に1駅乗って宇都宮へ。ここからJRバス討伐が始まる。まずは作新正門前行きを。夏休み時期でもあり生徒の姿はない。宇都宮学園(当時)を迂回して終点へ。至近にJRバス関東宇都宮支店があったので路線図と時刻表を所望する。すると思っていたより複雑な路線網が展開されていることが判明した。どうせ一日で片付くはずはないしと考えていたので、今後の楽しみともしよう。

  清原台、清原工業団地をぐるぐる回って路線を乗り潰し鐺山(こてやま)へいったん戻る。経験値(略)してから芳賀水橋経由祖母井(うばがい)行きを待つ。バス停前のコンビニで涼み、通過予定時刻の5分前にバス停へ出るが、待てど暮らせどバスが来ない。そうこうしているうちに他のバスが来たので運転手に「○分発の祖母井行きが来ないのですが」と告げると、「そんなはずはないんだけど?」 時刻表を見直しても学休日運休などの注釈はなく、5分以上も早発したようだ。文句を言っても始まらないので道場宿へ行き経験値(略)してから刈沼経由で祖母井へ。少し戻ったところにある芳賀温泉ロマンの湯に浸かる。

  露天風呂は清掃直後のようで湯を張っている真っ最中。広く快適な湯で汗を流し、食堂でビールを飲んだら体中の筋肉が伸びきってしまった。適当に休憩してバスで真岡駅へ。途中の市塙駅近辺でも小貝口経由と市貝小学校経由があるので、完全制覇にはもう一度来なければならない。今回は小貝口経由に。

  すっかり日が暮れてきたところで下館行きの単行ディーゼルカーに乗り込む。2~3両編成の下り列車は帰宅客で満員なのに、こちらは1両でも数人だけ。のんびりした空気のまま下館に着いた。

  乗り換えた水戸線小山行きもガラガラ。上昇式の窓を開ける。下降式や固定窓が増えた今、こんな体験もできなくなってきている。温泉で温まりきった体に夜風と缶ビール、そして線路のカタタンというジョイント音が心地良かった。

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