とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

情報を拒絶する権利

2006年07月10日 | とのさまの休日
  1か月ほど前の新聞の投書欄で、電車内には広告が溢れかえっているのに最近はさらに液晶モニターでの動画広告まであってうんざりする、という主旨の意見がありました。
  それに対してある大学生が、そこで流されるニュースなどが自分には益となると反論していました。大学生なら家か学校で新聞くらい読んで来いと言いたいところですが、それはここでは置いておくことにいたします。

  拙者も車内で流される広告には辟易していたところがあります。例えば新幹線だと客室とデッキを隔てるドアの上部にあるLED式の電光表示機です。確かに停車駅や定刻に走っているかどうかを示す案内は大切でしょう。でも同じ内容のニュースや広告をのべつまくなしに垂れ流すのはいただけず、ハッキリ言って目障りです。機会があれば同じ内容が何回流されるのか数えてみたいものです。

  近頃は最初に書いた新聞投書のように、通勤電車にまでドア上に液晶モニターを設置しているケースが増えてきました。しかもご丁寧に停車駅案内用とは別に、併せて2台も付けているケースさえあります。座っていれば目を閉じてしまえばいいのですが、立っていてはそうもできません。鉄道会社にすればなるべく広告収入をというところでしょうけど、できれば動画広告は1両おきにするとか、いっそ吊り広告も撤去した「無広告車輌」を設置するのも検討していただきたいところです。

  目からこんどは耳の話題に。
  ヘッドホンやイヤホンから漏れてくるシャカシャカ音が耳障りというのも多く耳にします。でもこれは音源方向の耳だけに栓をしてしまえば解決できます。漏れてくる音が周波数の高い音なので直線方向にしか進まないという性質のためだそうです。
  あと耳障りなのは携帯電話のボタン確認音でしょう。ボタンを押すたびに「ペッペッ」と鳴るアレです。いつぞやラッシュの南武線で隣にいた女子高校生がペッペッと鳴らしていたので、ボタン音を消してほしいと頼んだところ、簡単に消してくれました。決して怒鳴りつけたりせずに頼めば、概ね聞いてくれます。