工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

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覚悟のシーズン

2024年02月25日 20時48分00秒 | サッカー馬鹿
今シーズンの開幕戦、アウェー岡山戦は0-3という結果に終わりました。いやー参った、完敗でした。今の栃木SCの悪いところをギュギュっと凝縮してさらに煮詰めたようなサッカーでしたねえ…。
試合序盤から岡山さんのハイプレスに苦しみ、中盤でボールを落ち着かせることが出来ないまま守備がバタついて前半だけで2失点。
ハーフタイムに修正出来るかどうかに注目していましたが、後半になっても中盤にボールが収まる場所を作れず。佐藤選手の1ボランチではなく、ボランチを2枚にして真ん中の役割をはっきりさせれば攻守にメリハリが効くのになぁと思いながら見ていましたが、田中監督はそこは問題視していないのか、前線の選手を中心に交代カードを切る采配に着手。最後まで中盤の問題を解決出来ず、試合終了間際にも失点するという、考えうる最悪の試合展開を見せてしまいました。結果も内容も完敗。悪過ぎて笑っちゃうくらいでした。

田中監督は試合前のインタビューで「やってもらわなきゃ困る」と言っておりました。実際にそうなった時、あー困ったなぁで終わるのか、それとも修正する力があるのかを見ていましたが、どうやら今日は困って終わるパターンだった模様です。
田中監督の中にはこう守って欲しいっていう理想があって、実際にその通りになればゼロで行ける自信があるのでしょうけど、実戦ではそう上手くはいかないことの方が多いはず。選手にも当然責任はありますけど、今日に限っては監督の采配と指導力で負けた試合だと思っています。内容の悪さの責任を選手に丸投げするような指導は、選手の成長を促すという言い訳が効くユース世代までしか通用しません。指導者の質が問われます。さあどうする、田中監督。

これが開幕戦だったことが良かったと捉えるか、開幕からこれじゃ先が思いやられると嘆くか。いろんな解釈ができる試合でしたが、ただひとつだけ言えるのは、実況が盛んに言っていた「J1昇格を目指す岡山と、過去最高順位を目指す栃木」っていうフレーズが岡山さんと栃木の16年かけて積み上げたものの差だということです。
上を目指して戦えるチームになった岡山さんに対し、栃木は残留することが至上命題のボトムズ常連。悲しいかな、今シーズンの現実的な目標もやはりJ2残留です。

でもね、それでもいいんです。もうこれは仕方ないじゃないですか。栃木SCが好きだから。今シーズンも愛するクラブを全力で後押ししますし、全力で応援します。
一週間かけてこの状態からどれだけ持ち直せるか。次節のホーム開幕戦こそが今季を占う一戦になるはずです。
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