栃木サッカークラブは今日から営業再開。その初日、様々なリリースがまとまって出て参りました。
まずは昨年末のサポカン議事録です。担当者の皆さん、お忙しい中ありがとうございました。
私も都合が悪くて参加できませんでしたから、議事録の内容を楽しみにしていました。
【議事録】2014年 第3回 サポーターカンファレンス(pdf)
例えば質問3のフロントスタッフの待遇面の質問は、私も実際に行けるなら聞いてみたいと思っていた質問でした。待遇改善には5年ほどかかるとの事でしたけれど、こうやって公に約束してくれたという事実は非常に重いです。大変な思いをしているスタッフのためにも、この約束はしっかり守っていただきたいものです。
ん?と思った質問もいくつかありました。
例えば質問5。育成型クラブの意味を「人創り」というふわっとした表現でボカしてしまったのはとても残念でした。こんなことなら「勢いで言っちゃっただけです(๑≧♉≦)テヘペロ」くらいにぶっちゃけてもらった方がよかったなぁと(;^A^)
そして質問23も「え?」と思いました。これは何を示しての質問なのかよくわからないのですが、もし仮に年間パスポートを持っている事をクラブスタッフが知っていて、提示なしで入場させているのだとしたら、この様にいろいろと誤解を生じる懸念があります。
本人たちがそれでいいからというのは社会全般の常識では通用しないケースもあると思います。形式的にきちんと提示する、提示を求めるという事を来季からはやっていただければ、こういう質問は出ないような気がします。
そして質疑応答の中での質問1に対する回答。松本育夫さんを育成に携わらせるのは「彼のキャリアの中でそういったことで甘んじることが出来るのか」と回答されていますが、水沼社長は松本さんが高校サッカーの監督をされていた過去を知らないのでしょうか。就任させるかどうかは別問題として(そんな金銭的な余裕はないでしょうから無理だとわかっています)、育成に関しては随一の能力を持っている方だと思いますが・・・。
そして松本さんの辞任に関して「身体を壊すか、会社に損害を与えたために責任を取って辞める場合のふたつしかない」と回答されていますが、その前後の言い回しから察するに、松本さんの場合はそうじゃないと暗に示しているわけですよね。相当な覚悟を持って辞めたのですから。この流れだと、じゃあ何があったんだ?となります。この辺は水沼社長は墓穴を掘った感がありますね。
頭に「?」が浮かぶ質疑もありますが、全般的には実りあるサポカンだったのだという雰囲気は感じられます。ただ、締めの挨拶でも水沼社長が仰っているとおり、形式だけのサポカンは止めて欲しいです。しかし実際には結局、形式だけのものになっているように思います。サポカン参加者が激減してるのはそこにもまた理由はあるはずです。参加者減をクラブがどう捉えているか・・・次回の開催方式でそれが明らかになるものと考えています。
何はともあれ、サポカン開催に関わってくださったフロントスタッフの皆さんに心から感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました。
チーム編成にも動きがありました。
チャ・ヨンファン選手が同カテゴリの金沢へ移籍するようです。この時期に決まったのですから、おそらく金沢の方が条件が上、魅力的なオファーだったと考えるのが自然です。プロとしてそれは当然の事ですし、栃木では昨季終盤出場機会を失っていましたしね。双方にとって前向きな移籍だと信じたいです。
『チャ ヨンファン選手 ツエーゲン金沢へ完全移籍のお知らせ』(栃木SC公式)
私はチャ・ヨンファン選手の冷静な中にも燃えるものを感じさせるプレーが大好きでした。チームを去るのは残念ですが、同じJ2で戦える事を嬉しく思っています。いい試合をしましょうね!ヨンファン、今までありがとう!!
そして本間選手は完全移籍。これは嬉しいニュースです(^^)
廣瀬選手、山形選手、赤井選手、小野寺選手も契約更新。
『本間勲選手 完全移籍加入のお知らせ』(栃木SC公式)
『栃木SC 契約更新選手のお知らせ』(栃木SC公式)
他クラブからのオファーを受けていた選手もいたようですが、それでも栃木でのプレーを選んでくれた事に感謝したいです。みんなで来季も一緒に戦いましょう!