工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

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謎だらけ

2015年04月27日 11時29分32秒 | サッカー馬鹿
昨日は愛媛FCをホームに迎えての一戦でした。ゴールデンウィークの連休を前に、この試合から怒涛の5連戦がはじまります。春を迎えて気温も上がって来ましたし、選手たちのコンディション管理も気になるところです。



愛媛FCのGK1stユニフォームは水色/水色/水色、2ndユニフォームは黄/黄/黄。どっちを着ても配色が栃木SCホームユニフォームと被ってしまいます。主審の判断はこうなりました。



小学生の試合で時々こういうの見ますよね(笑)。水色/黄/黄の苦し紛れの配色でしたが、主審がジャッジしやすいかどうかが一番の問題なので、まぁしょうがないですね(;^^)



試合はというと、前半の失点を奪い返せず0-1での敗戦となりました。



昨日の試合は湯澤選手が執拗なマークを受け、まったくと言っていいほど仕事をさせてもらえませんでした。左サイドが潰され、右サイドで起用した中美選手も機能せず、西川選手も前半こそ決定的な場面が2度ほどありましたが得点に結び付かず、後半は持ち前の運動量がガタ落ち。チーム全体としてもいいところはほとんど見られませんでした。

そして、もうこれは黙っていられないと思うので書きますが、阪野選手をターゲットとしたロングボールは何なのでしょう?阪野選手は前線で体を張るプレースタイルの選手ですけれど、決して空中での競り合いに強いわけではなく、縦のボールを収めるポストプレーが得意なタイプと見ています。阪野選手が前線で攻撃の起点となり、周囲の選手を生かすのが阪野選手本来のプレースタイルであるはずなんです。周囲のフォローもほとんどない中で、精度の低い雑なロングボールを空中で競り合うだけの阪野選手が不憫で仕方がありません。

西川選手も阪野戦選手も、中美選手だって、私は使い方の問題で能力を発揮できないだけだと考えています。某選手がサポーターから酷評されていますけれど、その選手だって今の使われ方の中で自分の仕事を精一杯こなしている方だと思いますし(だからこそ試合に出場し続けているのでしょうし)、口には出さなくても現状に関して不本意なところはあるんじゃないでしょうか。
選手の能力を生かすため、適正なポジションで適切な仕事をさせてあげたいです。

そして全体的なポジショニングのマズさが昨日の試合でも目立っていました。4-1-4-1から4-4-2に移行しても全然改善しないところをみると、もしかしたらこれも監督の指示なのかも知れないなぁと思うようになって来ました。



試合中の監督の采配も謎だらけ。西川選手を下げ右サイドに荒堀選手を投入、中美選手をトップ下へ移動させましたが、徹底してマークされていた湯澤選手を生かすなら荒堀選手とサイドを変えて欲しかったなぁという意見も聞きましたし、調子が悪いわけではなさそうな廣瀬選手をベンチに長々と置いておく意図もよくわかりません。
メインで観戦していたサポーターに聞くと、1点ビハインドの状況になって阪倉監督はしきりに「上がれ」と指示を出していたそうです。負けてるんだから前がかりになるのは当然なのに、そんな初歩的な指示を出さなきゃいけないのは日々のトレーニングに何らかの欠陥があるとしか思えません。
この一週間、チームとして愛媛の3バック対策をきちんとやっていたのかという疑問を感じざるを得ないですし、その積み重ねでここまで来ているのではないかという疑念が生じています。

一方の愛媛FCは徹底したサイド攻撃。積極的にクロスを入れ空中戦を意識させておいて、決定的なシーンはすべてゴール前の足元へグラウンダーの速いパスを入れていました。フェリペ選手&坂田選手という空中戦に強いCBを相手に不意を突く形で得点を奪い逃げ切る。得点シーンはグラウンダーのクロスがこぼれたのを押し込んだかたちでしたけれど、90分を通して木山監督が意図した試合運びだったに違いありません。愛媛にとってはしてやったりの内容だったというのは想像に難くありません。

スコアこそ1点差でしたけれど、内容的には我々の完敗と言っていい試合でした。



試合後は元栃木の3人衆がゴール裏にご挨拶に来てくださいました。



悔しいけれど、彼らは愛媛で生き生きとプレーしていました。



今の栃木SCは彼らの目にどう映っているのでしょうか。



そしてこのタイミングでようやく尾本選手の長期離脱がリリースされました。先週この情報は人伝に聞いていましたが、ここまでリリースを隠していたのは対戦相手のかく乱を意識したものだったのでしょうか。全く乱れませんでしたが(;^^)

『尾本 敬選手の負傷について』(栃木SC公式)

監督の謎采配に引っ張られるかたちで選手達のコンディションもなかなか上がらず、ここに来て主力の長期離脱。「降格」という2文字がいよいよ現実味を帯びて来たような気がします。シーズン開幕前からある程度覚悟していたとはいえ、実際にそういう立場に置かれると非常に辛いですね・・・。

また後ほど書きますが、今シーズンのここまでの結果に関して水沼社長は「まだ9試合」という旨のお話をしていました。しかしあまりにも長く阪倉監督を引っ張るのは危険だと私は思い始めています。監督交代に踏み切るなら早い段階で決断をしていただきたいものですし、交代が遅れるくらいならこのままシーズン最後まで突っ走る覚悟を持って欲しいです。
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2 コメント

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Unknown (うぃんぐ)
2015-04-27 12:31:39
なんだか応援も中途半端なの増えていませんか?後半のダレダレ栃木も久しぶりに?10分以上やって、暑さもあって「ダラダラ」になってましたよ。

最後の選手を迎えた際も、数名のブーイングと拍手少々。選手へのエールとなる栃木SCコールもなく、どシラケの状態でしたが、燃え尽きちゃったんですかね。

もう10試合近くやってきて、あっていない応援は控えて、コールやチャントを精査するタイミングに来てると思います。
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Unknown (Unknown)
2015-04-28 12:14:38
実に切り口がいい批評です。栃木SCのJ1昇格、まだ間に合います。監督と強化部長には身をひく責任決断を。観衆大幅減少のつまらないサッカーと、アカデミーと兼務の強化部長なんて、余所から大笑いされます。降格になる前の兆候時に、選手の力を引き出す練習メニューの設定見直しが本当に必要。今バラバラです。
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