夏も近づく・・・

今宵は八十八夜でございます。夏も近づく八十八夜・・・と文部省唱歌「茶摘み」でも歌われております通り、あと数日で立夏となりまして、暦の上では夏になるわけでございますなぁ。
今宵は月がきれいな夜ですよ。皆様こんばんは、院長でございます。

さて、数日後に迫った立夏ですが、この頃になると蛙が鳴き始めると言われております。昔の人はこのような自然の移り変わりを捉えるのが巧みでございます。現に私、ここ最近田舎に向けて夜の往診へ出かけますとね、蛙が道路にた～くさんいらっしゃるわけですよ。山から下りてくるのか、はたまた川から上ってくるのか、とにかくすごい数でどかっと道路の真中を占拠しているのでございます。小さい蛙ならね、まだかわいいもんです。この辺の蛙はとにかくでかい。ウシガエルっていうのかしら・・・夜中になればなるほど、でかいのが道路に五万といるわけですよ。
でね、往診の帰りにそういう道を通るじゃないですか。最初は軽快によけてクルマを走らせているのですが、そのうちよけきれない数になって参りましてね。ついに1匹踏んじゃうの。でかいのを。ぐちゃって。
もうね、すごくブルー。とにかく蛙がでかいから、踏んだ時の衝撃ってのがハンドルを通して手に伝わりましてね、全身に鳥肌が立っていくさまがわかるくらいです。ありゃあ嫌なもんですねぇ。心の中で「蛙さんごめんなさい、蛙さんごめんなさい・・・」とつぶやきながら走り去るわけですが、また数分後には同じ事の繰り返し。もうきりがない。家に帰る頃には心身ともに憔悴しきっておりますよ。

そんなわけでね、こんだけ嫌な話をしたこの後に何ですけどね、私、１時間ほど後に往診へ行く予定でございます（＾＾；）
今日は夕立もあったし、普段より多めに登場する予感が・・・。