スターダストレビュー公式YouTubeで、病気療養中のVOH林さんに関する経過報告がありました。昨日の夕方UPされた動画でしたが、悪い予感がして私は就寝前まで観ることが出来ませんでした。意を決して動画を再生したものの、何ともいたたまれない気持ちでその後なかなか寝付けませんでした。
VOH林さんはスターダストレビュー結成当時からのメンバーです。ヴォーカルの根本要さんからは「いなくてもいい」と愛のあるイジリ方をされることもある、バンドとしては珍しい「パーカッション」というポジションで活躍されています。ボンゴやコンガ、スネアドラムなどの打楽器、マラカスやタンバリンなどの体鳴楽器、果ては管楽器のサックスまでこなす、楽曲に奥行きをもたらせるための細部を担当するスタレビの音楽に欠かせないメンバーです。
それと同時にスタレビの十八番ともいえるアカペラ、そして時にはリードボーカルもこなす美しいハイトーンボイスによるVOHさんのコーラスも、スタレビの大きな魅力のひとつです。
それだけではありません。作詞家・林紀勝としての才能も素晴らしく、スタレビの代表曲でもある「夢伝説」など数々の名曲を世に送り出しています。
私はVOHさんの歌詞の世界が大好きで、スタレビの好きな曲を挙げるとほとんどVOHさんが作詞を手がけた楽曲になってしまうほどです。
VOHさんが作詞された楽曲の中では、特に私はアルバム『Brightest！』に収録されている「Celebrate」から「Destiny」への流れと楽曲の世界観が大好きです。
声帯を切除してしまったので今後はもうVHOさんのサックスは聴けません。ハイトーンボイスも聴けません。でも今までの収録曲にはVOHさんの声が残されていますし、パーカッションの演奏はこれからも聴くことが出来ます。
『必ず戻るよまたこの街に きっとAll Right 待っているみんながいるから』。元気になってまたステージに戻って来る日を楽しみにしています！
