新・印マッチ品評会

ついにこの日がっ！！

事の経緯は以前ご紹介しましたけれど、3月31日でマッチ事業を日東社に譲渡してしまった兼松サステック。4月からは日東社製の印マッチが製造販売されるようになり、兼松サステック製マッチは市場に出回っているものがなくなれば販売終了です。
そろそろ日東社製の印マッチが市場に出回る頃かなぁと思い、某100円ショップをチェックしましたところ、ありました。日東社製の印マッチ。



今日は燕印と桃印を発見いたしました。

ブランドを表した概観部分、社名以外は変化なしですか、側面にやや変化が認められます。
上が兼松サステック社製、下が日東社製。



マッチ事業譲渡に伴い『燐寸クラブ』は解散となったため、URLが削除されました。
そして製造場所が淡路工場から姫路市の日東社のマッチ工場へ移転。これを見るとやはりマッチの中身は別物になっていそうな予感･･･。



細かい部分を言えば、文字のフォントも微妙に違います。
その他の違いとしては、日東社製には識別番号が入っています。



マッチ受けをスライドしてみて驚愕。薬頭の向きが違います。
数あるマッチの中でも薬頭が左向きなのは印マッチのみでしたから、この変化は意外とショックが大きいです。



写真だとわかりづらいですけど、火薬もパッと見で違うのがわかります。
では実際に着火してみます。最初が兼松サステック社製、2番目が日東社製です。



日東社製マッチは着火する際のマッチストライカーのひっかかりが浅く、着火直後の炎が小さいです。大和産業のマッチに似た印象を受けます。これはこれでいいんですけど、仕事で使いやすいマッチ、私の好みは断然旧製品である兼松サステック社製マッチです。慣れているとかそういう問題ではなく、使い勝手が全然違います。

パッと見はさほど変わらないけど、よく見れば細かいところが違って、性能はまるで別物･･･。

ああ、やっぱりショック（　；∀；）

こりゃ参った。

皆さんが思ってる以上に私、ショックを受けています（笑）。買いだめしておいたので旧製品の在庫はたくさんありますけど、まだ売っていればもっと買っておきたいです。



ショックのあまり、100円ショップでアイス買って泣きながら帰りました。
･･･うそです。ただ暑かったので（；＾＾）