工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

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浦和の誠意が桁外れにすごい

2014年03月17日 20時39分54秒 | サッカー馬鹿
J史上初の無観客試合の開催を控えている浦和レッズ。いろんな意味で注目される週末の試合ですが、スタジアム周辺への立ち入りも規制され、スタジアム外での応援行為も排除される事になったようです。

『無観客試合におけるご来場・応援お断りについて』(浦和レッズ公式)

無観客試合の意味をクラブとしてどう捉えているのかが示される一戦です。今回のリリースからはクラブとしてできる精一杯の反省の姿勢が見て取れるように感じています。
これだけでも経済的な損失は億を越えるものと思われますが、浦和はさらに無関係の事態に巻き込む事になったアウェーサポーターにも最大限の誠意を示すようです。

『浦和 無観客試合のキャンセル料を全額負担 サポ愛読紙も自粛へ 』(スポニチアネックス)

試合観戦のための宿泊費や交通費のキャンセル料が発生した場合、それを全額負担する覚悟らしいです。ある試算によると、この1試合における損失は実に3億円を超えるらしいです。これは今季の栃木SCの人件費に相当する額。J2クラブなら一発で潰れかねない巨額の損失です。

『浦和レッズ「差別的横断幕」で無観客試合 「チケット」買ったサポーターはどうなる?』(弁護士ドットコム)

この記事を読むと法律的にはここまで責任を負う必要はないようです。それでもここまでやるのはたいしたもんだと思います。ビッグクラブである浦和だからできる対処法だとも言えますが、浦和ほどのビッグクラブでもこの損失はかなり痛いと思います。スポンサーや観客が離れてしまう危険性もありまが、今回の件はそれだけ重大な出来事だったわけです。事件の当事者にはこの現実を重く受け止めるべきですし、愛するクラブにこれほどの負担を強いることになった行動を反省していただきたいです。

ほとんどの浦和サポーターもある意味で被害者と言える事態だと思います。一部のサポーターの暴走でこんな事になってしまったのは本当に気の毒だとも思います。
しかしながら同じ過ちを二度と繰り返さないためにも、今回の処分に関してはすべての浦和サポーター、そしてすべてのJリーグを愛する方々がこの処分と浦和の誠意を全面的に受け入れるべきだと思っています。
コメント (2)
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