午前中、ちょっと忙しかったんです。朝からお昼までバタバタしてまして、あっという間に昼食の時間でした。
そういう疲れた時ってすごくお腹が減っているのに、なぜか食事がのどを通らないものです。
食欲があるっていうのは、適度に胃に熱がある状態なんですね。適度に胃熱があるから食欲が出て、おいしくごはんを食べられるわけです。
それがですね、長時間忙しく手足を動かしていると胃熱が飛んでしまい、それでも続けていると最終的には胃熱がなくなってしまいますから、食欲がなくなるんです。
しかし、身体を動かしていますから胃の上にある心の熱は盛んで、この心熱が胃を熱するおかげで空腹感は感じます。
それでもその熱は本来の胃熱ではないために、食べ始まると意外と入らないんです。
この状態を「飢えて食を欲せず」といいます(傷寒論・厥陰病脈証併治第十二の第一条に書いてあります)。
皆さんも「疲れすぎて食欲がなくなる」っていう経験はありませんか?ものすごく動いてお腹はペコペコなのに、なぜか食べられない・・・。
こういう時は、前述のような状態になっているわけですね。
でね、「いやぁ、飢えて食を欲せずで・・・えへっ(^ー^)ゝ」なんて言ってごはんを残したら、うちの奥さん怖かったぁ(・_・;)
「・・・くっそう、もう作んない(゜皿゜♯)」ってボソッとひと言。
そりゃもう、めちゃめちゃキレてたぞぉ・・・。
晩御飯はおいしく頂きます、はい。
あなたの料理は世界一。