小太りMTB

ちっともMTBに乗ってないMTBerのブログ

グリップのローテーション

2006年05月08日 | MTB[SURLY 1×1]
Wornout_grip_01s サーリー1×1に使っているアンオーソライズドのMOJO HAND Ⅰグリップです。半年も使わないうちに、こんなにボロボロになってしまいました。
 
 これは別にプッシュを入れたりして、積極的にバイクを操った結果ではなく、「ブレーキ握りっぱ」の「ハンドルしがみつきぱなし」の結果です。

 ちなみに、このグリップは色によって握り部の硬さが違うそうです。そう言えば、どっかで読んだような読まなかったような・・・。黒が一番硬く、耐摩耗性があるようですが、私、単純に見た目の色で選んでしまいました。
 形状的には、MOJO HAND Ⅱの方が、ボロくなりにくそうです。

Wornout_grip_02s クルッとグリップを180°回転させて、痛んでる部分と痛んでいない部分を反転させます。ここまで痛んでいなければ、90°とか45°とか細かくローテーションできたのに・・・
 更に、左右反転すれば、グリップの寿命を延ばすことが出来ます。

 簡単に取り外しができるロックオン・タイプのグリップは、値段もそれなりにするので、こうやって使い倒しましょう。


戦意喪失気味

2006年05月07日 | MTB[トレイルラン]
Cats_in_my_house_11s
 実家から帰って参りました。上の写真は実家の猫です。

 富士パノで怪我した右肩は、思ってた以上に直りが悪く、いまだに「小さく前に習え」程度しか動かせません。まあ、「思ってた」というのは私の希望であって、医者の見込みは2週間なのですが。てコトは、草津のレースにはギリギリ。
 と言う訳で、珍しくレースに向けて張り切っていた私ですが、今ではかなりモチベーションが落ちています。

 今回の怪我は自業自得ですし、私の異様な張り切りようからすると、あそこで怪我してなかったら、ローカルで怪我してたかもしれません。
 虫刺されだって、2週間以上も足にシコリが残る事もあるのですから、打撲がそう簡単には解消してくれる訳もありません。ここは自然に任せて気楽に構える事にしましょう。仕事には支障はないですしね。

 しかしながら、もともと競技指向のない私。こうやる気が失せると、何時ものようにドタキャンしかねません。
 と言う訳で、肩の具合がどちらに転んでも良い様に、さっきレースの荷造りはしちゃいました。
 バイクの整備は出来ないので、富士パノを走ったまま。当日、タイヤの空気圧調整と、チェーンへの給油ぐらいはしましょう。


 そもそもナンで、4年ぶり(くらいかな?)に、それも張り切ってレースに出ようと思ったのかと言うと、「脱初心者」の客観的指標が欲しかった。と言うより、正直に言うと「今の俺ならソコソコの成績が残せる。」ンじゃないかって色気をだしちゃったンですねぇ。

 バイク歴自体は長いのですが、ライテクは万年初心者。以前出たレースもブービーかペケ。ところが、サーリー1×1に乗るようになってから、自分としては飛躍的にバイクに乗れるようになってきた気がするのです。
 そこで、草津のレースで腕試しと言う訳です。そんな人には「KUSATSU MTB FASTA 2006」はうってつけのレースです。エントリー締めきりは明日5/8。エントリー数も集まってきてるみたいなので、出たい人は直ぐに「スポーツエントリー」からエントリーを!と、軽く宣伝をうってっと。

 そんな訳でレースにエントリーした訳です。と書いているうちにやる気が出て来ました。
 レースでまた怪我をする訳にはいかないので、あくまで肩が大丈夫そうな場合のスケジュールを立ててみましょう。

5/13(土)
 AM10: 出発
 PM1 : 会場入り
 PM2~4:30: 試走2本
       1本目: 肩の様子見とコース下見
       2本目: ライン取り確認
 PM5~:ベース作り、風呂、夕飯、就寝

5/14(日)
 AM7 : 起床、朝食
 AM8:30: 試走1本(その日のコース下見)
 AM10:00: 午前決戦搬送
 AM10:45: 午前決戦、応援
 AM11:30: 昼食、テント片付け
 PM12:30: 午後決戦搬送
 PM1:00 : 午後決戦、応援
 PM2:30 : 片付け
 PM3:00 : 表彰式
 PM4:30 : 解散、出発
 PM8:30 : 帰宅、片付け

 以上は、あくまで自分で車を運転できて、車のルーフにジャイアントDHを持ち上げられる場合。う~ん・・・無理っぽい。となると、富士パノの時のように人の車におんぶに抱っこです。誰か乗っけてってくれます?

 でも、こう具体的に書くとナンか行ける気がしてきた。よ~しいくぞぉ!(カナ?)


グリーンシーズンお初富士パノ(3)

2006年05月03日 | MTB[トレイルラン]
 まだ、このネタを続けるのかって、まだまだ続けますよ。

 その前に、TKローカルの090さんのブログ「ヨコノリズム オヤジスタイル」と、dskさんのブログ「下り系フリーライド ブログ」に、勝手にLINKさせて頂きました。
 と言う訳で、ご連絡までにお二人のブログにトラックバックさせて頂きます。

 さて、怒涛の夜の大宴会ですが、その前に、16人分もの夕食の下ごしらえして下さったYukkiyとkiychanにサンクス!それから、夕食の支度をして下さった前記お二人と、STさん、クラッシャーS奥さんに感謝!美味しかったですよ。次に大当たり!大好評な干物、うなぎパイを持ってきてくださった石ポンさん、ありがとう!更にお酒やお土産を持ってきてくださったTKクルーの皆さん、ありがとうございます。その他お土産を持ってきて下さった方が抜けてたらスミマセン。
 私は何も持って行きませんでした。気の利かないオヤジです。来年は何か内陸特有の泥臭い食べ物を持って行きましょう。

 いよいよ怒涛の大宴会。と、またまたその前に、お風呂に入りたいですよねぇ。私は怪我をしてるので入れないのですが、夕食の準備をしている女性陣とバイクの整備をしている数名を残して、その他の人に先に風呂に行って貰います。

 と、そのうち夕食が出来あがりました。いい匂いがしてきます。バイク整備はまだ終わっていません。日は落ちて急激に気温が下がって、何か暖かいものが欲しくなる状態で女性陣はバイク整備が終わるのを待ってます。
 そのうち誰かが「食べちゃおうっか?」 「えェ~、それはマズイよぉ。」 「じゃぁ!味見ってことで!」 「ご飯は皆で食べようよぉ。」なんてやりとりが始まりました。結局、食欲を抑え我慢したようです。
 そのうちバイク整備も終わり、残りの人達も風呂に行きました。

 これと入れ替わりに、先にお風呂に行ってた人達が戻ってきました。「おっ!いい匂い!」 「先に食ったら、俺達、極悪非道だよな?」 「そりゃあダメだろぉ」 なんて、さっきと同じようなやり取りをやってます。面白すぎます。結局、こちらも皆が帰ってくるのを待つ事にしました。

 誰が「食べよう」って言って、誰がそれを制したかは、結局皆さんイイ人ってことで、秘密。

Fuji_06042930_06s
 今度こそ、怒涛の大宴会の始まりです。一先ずJMさんの音頭で「お疲れさまぁ~」乾杯して、待ちに待った夕食を食べます。既にこの頃にはかなり気温が下がって、寒くて寒くてしょうがない状態。私はビールを飲み続けてお腹タプタプ状態ですが、他の皆はハラペコです。アルコールより、暖かい食べ物優先です。
 夕食は、味噌風味とキムチ風味の2種類のけんちん汁(?・・・で合ってます?)。兎に角大好評でした。腹に染み渡ります。(って酒か?いや、そのくらい寒かったのです。)あらためて料理してくれた女性陣に感謝です。

 それにしても寒い!周りをビニールシートで囲んで、シートが足らない面は1BOXの車で塞ぎます。で、上の写真のように屋台状態と相成りました。ところでJMさんていつもと顔が違いません?岩城晃一みたいな顔してますよ。

Fuji_06042930_07s  ピンボケちゃってますけど、テーブルの真ん中にあるのが、TKグループ(090さんかな?)のお土産の「???」(名前忘れちゃいました。)大きなハムカツのようなカッコをしていますが、お肉(豚ですか?)を平たく伸ばしたものを揚げた食べ物です。ホントはこのまま食べるのではなく、フライパンで衣をカラッと焼いたり、カラシやマヨネーズを付けたりと、色んな食べ方があるようです。これも美味しく頂きました。大量にあったのに何時の間にかなくなっちゃいましたからね。

 それから、石ポンさんのお土産の魚の干物。コレは美味い!内陸の私は海モノに飢えているのです。イワシに、サヨリ(コレって高級魚ですよね?)に、イカ。十分な量にジャストなサイズ。

 TKのお土産のお酒ですが、飲み損ねたので報告できません。申し訳ない。それから、TKグループの数々の逸話。面白すぎてここでは報告できません。完全に放送コードに引っ掛かります。
 TKグループの5人うち4人が、こんな感じ(ってどんな感じ?)の方々。TK島の人達ってみんなそうなの?って思ってしまうのも無理もないです。で、みんなそうなンですか?

 そうこうしてるうちに、地元をその日の夜に出た、佐藤@電線屋さんと、私のジャイアントDHのフレームの元オーナーのFさんが着きました。コレで総勢18名。早速あらためて「乾杯ィ~」。

 なんだかんだワイワイ盛り上がりましたが、皆さん以外と早くテントに入ります。そりゃそうだ。明日がありますもんね。明日がない私は、後から来た佐藤@電線屋さんとFさんとで、Kさんが用意した焚き火台のまわりで飲み明かします。でも、この二人も明日のある身。12時過ぎには焚き火の始末をして、寝る事にします。

 佐藤@電線屋さんによると、私は夜の間「う~ん、う~ん。痛い。」とうなされていたとか。全く記憶にないです。

 
 なにやら懐かしいギターのリフが聞こえます。なんだっけェ~?・・・ああ、ガンズ・アンド・ローゼズの1stアルバム「Appetite For Destruction」(かかってたのはコレでした?思い出せないので調べてみました。)だぁ。テントの中で大汗をかいた状態で目を覚ますと、
Fuji_06042930_10s
このように、皆は最稼動状態。既に2本は下っているみたい。

 朝一には、栃木ローカルのOさんも到着したようです。
 私は、やっぱり右肩が動かないので、朝食にパンを頂いて、早速ビールを飲み始めます。この日はのんべんダラリと過ごしていたので、あまり記憶がございません。

Fuji_06042930_17s だらだらビールを飲んでるうちにお昼になりました。この写真が皆でお昼を食べるの図。凄いバイクの数です。

 そうそう!これは覚えています。TKのお土産のうどん!凄く美味しかったです。コシ、喉御し、どれをとっても本場モノ。
 で、左の写真の真ん中で何をやってるかというと・・・

 
Fuji_06042930_16s これ。サヨリとイワシの干物の炭火焼き。これがまた、美味しいんだ。

 それから、もう一つ思い出した。ウチらのベースの隣にいた女性の方がジャイアントのグローリーを乗ってたンですよね。何やらセッティング出しの最中のようで、苦労しているご様子。フルサスの何が面倒くさいってサスのセッティング出しですからねぇ。
 彼女とKiychan、STさんがJシーリーズでお知りあいらしく、近くでじっくりグローリーを拝見させて頂きました。写真で見たときはカッコ悪りィと思っていたのですが、現物を見るとなかなかカッコイイ。いやカッコイイです。見た目も軽やかでスッキリしてるし、チームカラーも綺麗。実際に持たせて貰うと軽い。コレかなりイイかもしンない。

 お昼を過ぎたので、酔った頭でそろそろ片付けないとマズイよなぁと、自分の荷物をチョットづつ片付け始めます。なにせ左手しか使えない事イイコトに、食事の支度、片付け、ベースの片付け、何からナニまでやっていないのですから、せめて自分の荷物ぐらいは自分で片付けないといけません。

 そろそろ皆も走り終わり、ベースの片付けが始まりました。私はナニもできないので、ゴミ拾いと焚き火台からこぼれた炭の後始末。水で洗い流して、可能な限り紙類で拭き取ります。完全には拭き取れませんが、一雨振れば綺麗になると思います。
 最後にクラッシャーS奥さんがお店から箒と塵取りを借りてきて、綺麗に細かいゴミまで掃き取ってくれました。これで、来る前同様に綺麗になりました。「立つ鳥あとを濁さず」ってMTBer以前のマナーです。

Fuji_06042930_18s
 TKクルーの1台の車に5人5台の、究極の芸術的パッキング!キツそぉ~!

 コレで今回の富士パノはおしまい。怪我をしてしまった私ではありますが、皆さんのお陰で楽しくすごすことができました。皆さんありがとうございました。また、一緒に走りましょう!


グリーンシーズンお初富士パノ(2)

2006年05月02日 | MTB[トレイルラン]
 さて、昨日の記事の続きです。まだまだ続きますよ。
 怪我してやりたいことが出来ないので、いつものスティーブン・キングばりにクドイ記事が、更にクドクなっています。

 昨日の記事には、沢山の方からコメントを頂きありがとうございました。
 昨日の記事を書き、コメントを読ませて頂いて、あらためてリスク管理の大切さと、それに対する自分の甘さを認識した次第です。

 初めてゲレンデダウンヒルをした頃は、怖くてビビリまくりだったのが、何時の間にか馴れてしまって、危険に対する認識が甘くなってたりするンですよね。

 押し上げしなくていい下りオンリーの最高に楽しいコース。ハイカーや路面ダメージに気を使わなくていい専用コースの気兼ねのなさ。ローカルトレールに対して広くて比較的安全なコース。どれも開放感に満ちています。ここで楽しまなくて何処で楽しむって感じです。これらは全て正解。楽しむ為に皆遠くからきてるのですから、思いっきり楽しみましょう。

 でも、ゲレンデダウンヒル特有の開放感の裏にある危険についても認識しておく必要がありますね。ってクラッシュしたヤツに言われたか無いやい!って全くその通りでございます。
 今度から富士パノに行くときは、暫く目を通していなかった「MTBを安全に楽しむために・・・」を読んで、「リスク管理スイッチ」をONにして臨みます。

 私の場合、更に悪かったのが今シーズンから乗り始めたジャイアントDHの余りのダウンヒルバイクぶりに有頂天になっちゃってたこと。何しろ今まで怖かったところが、全然怖く無いンですから。
 機材の性能で怖くなくなったってのは、基本的に良い事。今までの私のスキルで、安全に速く楽しく走れるようになった訳ですから。それにビビリによるコケ要因も無くなりますしね。
 悪かったのは、アドレナリンに促されるまま「まだ行ける!まだ行ける!」と、初っぱなからガンガンスピードを上げていっちゃった事です。「ここでコケたらどうなるか?」なんて考えは、頭からスッポリ抜けてました。今考えると恐ろしい。大怪我にならなくて幸いでした。
 段々とスピードと機材に体を馴らす余裕が欲しかったところです。

 総括すると、「オヤジなのにハシャギ過ぎ。」

 一人反省会はコレくらいにして、昨日の記事の続きに行きます。

 右肩を痛めてた後、Cコースに走りに行く前に話しは戻ります。
 「怪我しちゃったンじゃあしょうがない。」と、ビールを手に取って、まったりモードに切り替えます。独身オヤジなのでリフト券代ぐらいは問題にしないのです。なぁ~んて、ホントに如何しようも無いだけ。

 皆が出かけるっていうので、キャンディスターに乗っているクラッシャーS奥さん(こんな呼び方でイイのだろうか?)に、「ジャイアントに乗ってみます?」と声をかけてみます。「いいんですか?」と乗り気のようなので、乗って頂くことにします。私としては他の人に出来るだけ乗って頂いて感想を聞きたいので、願ったり叶ったりです。体重が全然違うので、サスのバネ係数は硬すぎますが、チビの私に合うようにセッティングしてあるのでサイズはピッタリです。なかなか、私の小さいバイクに乗れる男の人っていないンですよねぇ。

 ところが、これがクラッシャーS奥さん(ホントにコレでいいのか?他に呼びようがないのでこのまま続けます。ゴメンナサイ)に多大なご迷惑を掛けることになってしまったのです。
 のんびりビールを飲んでいると、クラッシャーS奥さんがジャイアントを押しながら帰って来ました。私は完全に酔っ払っているので時間の感覚を無くしていたのですが、出発してから大分時間がたっていたようです。「こぶさんゴメンナサイ。パンクしちゃいました。」とのこと。パンクは全然構わないのですが、何処でパンクしたかを聞くと「Aコースの最初のシングルトラックが終わった辺り。」って、そんな上からこの重たいバイクを押してきたンですかぁッ!私だったら嫌になって乗ってきちゃいますよ。(そうしない為にパンク修理セットを何時も背負っている訳ですけど。)
 やっぱりクラッシャーS奥さんには、サスが硬すぎたようです。多分跳ねられるようなセッティングで乗り味も良くなかったでしょう。
 Aコースの上の方から重たいバイクを押してきて貰っただけでも有り難いのに、「チューブを交換させて下さい。」とチューブ交換までして下さいました。私の気まぐれな提案で、貴重な時間を使わせてしまって、申し訳なかったです。ゴメンナサイです。

 さて、また皆がまた出かけて私はお留守番。また、のんびりビールを飲み始めます。これはコレで贅沢な時間の使い方なのですが、残念でならないのがウワサに聞くTK島組みの走りが見られなかったこと。
 今考えてみれば、ゴンドラも混んでなかったしリフト券はあった訳だから、バックパックにビールを隠し持ってゴンドラに乗って、ゴンドラの中でビールをチビチビやりながら、皆の走りを見るって過ごし方もあったよなぁ。これって、贅沢なリフト券の使い方。しまったなぁ~。皆以外にも、末政選手をはじめ、この日来ていたエリート選手達の走りも見れただろうに・・・。

 で、時間は三時半。走る気ならそろそろ準備しないといけません。駐車場をクルクル走ってみると如何にかなりそうです。この頃はまだ肩は動く状態で、手に力が入らないだけ。折角来たのだからともう一本走る事にします。全く甘い考えです。さっきのオヤジの余裕は何処にいってしまったのでしょう。
 ゴンドラに乗って何気なく下を見てると、緑色のやたらと塗り面の広いバイクが「ピヨォ~ン、グィン!ピヨォ~ン、グィン!」と走っています。あの特徴のあるバイクはテックイン!?ってことは乗ってるのは朝日選手!?おお!また有名人を見てしまった。嬉しい。

 頂上に着き一人Cコースに向かいます。Aコースに行こうかなって考えも浮かびましたが、肩がもたないだろうと諦めました。これは正しい判断。しかも唯一の正しい判断です。
 怪我してる上に、自分では認識してないけど酔っ払ってる。しかも一人。最悪のMTB乗りです。こんなヤツは非難される前に、一人放っておかれるでしょう。
 始めの方は、ロールもどきをやりながら楽しく下ってましたが、半分を過ぎる頃には右肩は動かない状態。「ヒィィ~ン!如何しよう・・・」状態です。ベースに戻って来た(よく無事に戻ってきたモンです。)頃には肩は完全にダメになっていました。
 つくづく馬鹿なヤツです。こんなコドモオヤジは誰も相手にしてくれないだろうと、この事は極力皆に黙ってました。ゴメンナサイ。ゴメンナサイといっても「あ、そう」って言われるだけでしょうけど。
 大人なんだから、自分の行動には責任を持ちましょう。って当たり前過ぎる話し。

 平静を装いつつ、一人反省しながらビールを飲んでいると(まだ飲むのかっ!って飲みますよ。まだまだ。)、さっきゴンドラ上から見た朝日選手が、ウチらのベースにやって来ました。うわっ!雑誌で見るより男前ェ~!私自身はよく知らないのですけど、noriさんのブログに載ってたから、noriさんやSJさんと繋がりがあるのかしら?
 朝日選手から「一緒に走ろう」とのありがたいお言葉。皆、朝日選手と行ってしまいました。私は一人内証の反省会。でも、肩が動くうちにテントも立てて、シェラフも二重にして敷いてあります。この日は風呂も入れないでしょうから、後は飲むだけ。反省会をしててもナンだか楽しい気分。只の酔っ払いです。

Fuji_06042930_05s
 で、皆十分走って来たようなので、この日はおしまい。SJさんとnoriさんで、ディスクブレーキホース交換どっちが早いかヨーイ、ドン!の図。じゃないですね。Jシリーズ第一戦箱館山に向けて、折れ痕の付いてしまったブレーキホースの交換です。

 で、夜の宴会まで書こうと思ったのですが、既に相当長い記事。読んで貰えるのでしょうか?何故か私の記事は、のらりくらり長くなってしまうのです。と言う訳で、今日はここまで。

 次回は怒涛の大宴会です。
Fuji_06042930_08s

今回の記事は、TKクルー090さんの「ヨコノリズム・オヤジスタイル」の記事「富士パノ演習」にトラックバックさせて頂きました。



グリーンシーズンお初富士パノ(1)

2006年05月01日 | MTB[トレイルラン]
Fuji_06042930_panos
 「あけましておめでとうございます。」と言ってしまいそうな、待ちに待った富士見パノラマリゾート・グリーンシーズンオープンです。我々はオープン二日目の4/29に富士パノ入りしました。

 今回は大人数です。と言うか今回、私がこのグループに初参加させて頂きました。皆さん今後ともよろしくお願い致します。

 遠く徳島からは、Zさん、「ヨコノリズム・オヤジスタイル」のOさん、セレブ-Tさん、「下り系フリーライド ブログ」のdskさん、クラッカーさん。静岡からは、石ポンさん。東京から、ウッチ-さん。神奈川からは、クラッシャーS夫妻。そして、いつもの面子、「B.C.porter」のnoriさん、kiychan夫妻。「チャリンコ三昧でいこう!」のSJさん、STさん夫妻。カタクラックスKさんに、Yukkiyに、私と、総勢16人(数えましたよ)。

Fuji_06042930_02_1

Fuji_06042930_03s 先ずは私のバイクのご紹介から。
 いつものジャイアントDHですが、タイヤをタイオガのホワイトタイガーに替えています。このタイヤ、サイドグリップが素晴らしい。バームのないコーナーでバイクを倒し込んでもガッチリ食い付きます。苦手だったCコースが楽しくなるくらいの食い付きです。

Fuji_06042930_04s それから、高すぎたハンドルも替えてみました。ストレートハンドルバーですが、XC用ではなくグランジのDHハンドルバーです。
 サーリー1×1のをチョイと拝借してます。なのでハンドル幅630mmとチョット短めですが、バイク操作上は問題なし、丁度良い感じです。しかしながら、フォークのクラウンとシフターが干渉してしまって、シフターが20mmほど外に出ちゃって邪魔。レイアウト上もう少し幅を広げる必要がありそうです。

 ちなみに上の大きな写真と一緒に写っているテントが、私が20年近く使っていると言うか、10年以上使っていないダンロップのテント。たとえ右腕をケガして使えなくなっても、左手だけで畳めてしまうという優れモノです。

 それでは、ゴンドラに乗ってGO!押し上げなくてもイイのが、とっても嬉しい!楽チンです。

 先ずは、馴らしの為にCコース。Cコースと言えどもDHバイクだと簡単にスピードに乗ってしまいます。スピードに乗れば大きな振幅のギャップも、バイクが跳ばされる程のギャップになります。
 もちろんCコースは初心者優先ですから、前に初心者が居ればプレーシャーをかけない程度の車間を取り、道をゆずってくれたら「ありがとうございます。」と言って抜かさせて貰います。
 
 ここで早速ジャイアントDHの本領を発揮です。スピードまかせバイクまかせで後荷重でギャップに突っ込むと、前輪を浮かしたままの後輪だけで、ロールのようにギャップを越えることが出来るのです。これが気持ちイイ!私の場合、基本が出来ていないのでロールもどきですけど。努力なしの機材替えだけでこんなコトが出来るなんて、機材スポーツって素晴らしい!

 お次はAコース。地元トレールとは全然スピード域が異なるのでドキドキものです。スタート台をテープルトップのようにジャンプしてスタート。調子付いています。
 初っぱなのシングルトラックもイイ感じ。怖くないです。(ドロップオフ&ジャンプは怖くて行かなかったけど)
 その後のゴンドラ下のガレた下りも怖くない。登り返して三連ジャンプの直線も漕げる。今まで下りで漕いだ事もなかった私が、Aコースで漕いでます。しかも楽チン。ああ!なんて素晴らしいのでしょう。
 ジャイアントDH、極楽お気楽ダウンヒルにピッタリです。

 ところで最遅の私はいつものように一番後ろ。この時、たまたま前を走っていたのが、キャンディースターに乗るkiychan。このキャンディースター見ての通りダウンヒルバイクではありません。でも、どんどん離されて行きます。漕いでも漕いでも離されます。kiychanの前を走る人達の速さは測るすべもありません。ナンなんでしょう、この人達。
 私は思いましたね。私は確かに遅い。でも、この人達が速いンだぁぁぁッ!

 でも、考えてみればこれは恵まれた環境です。周りは引っ張っててくれる人達ばかりなのですから。周りの人、皆がお手本ってな訳です。皆さんに感謝です。

 と言うふうに調子良くAコースを下っていった訳ですが、初っぱなから調子付くもんじゃないですね。ハシャギ過ぎてしまいました。スピードが乗っている分、ライン取りが不正確になってたのは気が付いてはいたンですけどねぇ。やっちゃいました。

 Aコース後半。川越え手前のシングルトラック。U字溝の直線が続く部分です。溝の縁からは気の根っこが出っ張ってて「危ないよ」って黄色いペイントがしてあります。そこをかすめる様にパスしたつもりが、左足のつま先を根っこに引っ掛けてしまいました。そのまま左足を地面に着いて中途半端なスーパーマンの格好のまま右肩から土の上に転倒。土の上なので助かりましたが、それなりにスピードに乗ってたので右肩はかなり圧縮されてしまったようで、右手に力が入りません。あーあ、やっちゃった。
 取り合えず皆が待っててくれてるところまで「すみませ~ん。ご心配かけましたぁ。」と、追いつきます。

 すると、後ろから速そうな音がやって来ます。見ると肩に日の丸を背負った真っ白なバイク。V-10です。ああっ!末政実緒選手だぁ!有名人に弱い私は、「ナマMIOちゃんだぁ~!わーい!ワーイ!すげぇ~!見ちゃったぁ!フツーにカワイイ、ナマ顔見たかったなぁ~(ワールドカッパーに向かってなんてコトを!)」とケガのことも忘れて、心の中でハシャイでいたのでした。

 で、マジに右手に力が入りません。やっちゃったモンはしょうがないです。取り合えずお昼を食べて、パトロールに右肩を診てもらう事にします。

 救護所に行くと、詰めてたのは女性のパトロール隊員。肩を触診してくれて「骨には異常はなく筋肉を痛めただけでしょう。」とのこと。「動かさないように固定した方が良いでしょう。」と、私の体に腕を回して三角巾で肩を固定してくれました。なんか妙に嬉しい。ここまでくるとオヤジ丸出しです。オヤジになると、女性にやさしくされるコトなんて、滅多にないンですよぉ~。皆さん覚悟しといた方がイイですよ。
 「実費は?」と聞くと「要りません。」とのこと。群馬の某スキー場では実費を取られたのに。富士パノのパトロールさんありがとう!と、ケガしたのにニヤケながらベースに戻ってきた幸せな私。小さな幸せを大事にしていきましょう。

 なのに、なのにですよ。最後の1本とCコースを下って、完全に右肩をダメにしちゃったのです。自業自得です。その上皆さんに、ご心配とご迷惑を掛けてしまってゴメンナサイ。

 今日、レントゲンをとって来ました。骨と神経には異常なし。筋肉組織の一部断絶だろうとのことです。多分草津までには治ると思います。
 草津のレースよりも、問題は洗濯モノ。荷物は、昨夜KさんとYukkiyに部屋に上げて貰ったままで、荷物も解くことができません。ケイタイもパックしたままなので、私のケイタイにメールしても見るコトができませんのであしからず。
 洗濯モノから何かが育ち始める前に、早く洗濯したいモンです。

 大分長い記事になりましたので、一旦ここで切ります。でも、まだまだ書きますよぉ。だって、これしか出来るコトがないンだもん。12連休なのにィ・・・。

 この記事は、dskさんの「富士パノ合同演習、8時だよっ全員集合!」と、noriさんの「富士見パノラマ・ダウンヒル」にトラックバックさせて頂きました。
 noriさん何撮ってんの?ってコレ撮ってたのね。納得。