小太りMTB

ちっともMTBに乗ってないMTBerのブログ

グリーンシーズンお初富士パノ(1)

2006年05月01日 | MTB[トレイルラン]
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 「あけましておめでとうございます。」と言ってしまいそうな、待ちに待った富士見パノラマリゾート・グリーンシーズンオープンです。我々はオープン二日目の4/29に富士パノ入りしました。

 今回は大人数です。と言うか今回、私がこのグループに初参加させて頂きました。皆さん今後ともよろしくお願い致します。

 遠く徳島からは、Zさん、「ヨコノリズム・オヤジスタイル」のOさん、セレブ-Tさん、「下り系フリーライド ブログ」のdskさん、クラッカーさん。静岡からは、石ポンさん。東京から、ウッチ-さん。神奈川からは、クラッシャーS夫妻。そして、いつもの面子、「B.C.porter」のnoriさん、kiychan夫妻。「チャリンコ三昧でいこう!」のSJさん、STさん夫妻。カタクラックスKさんに、Yukkiyに、私と、総勢16人(数えましたよ)。

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Fuji_06042930_03s 先ずは私のバイクのご紹介から。
 いつものジャイアントDHですが、タイヤをタイオガのホワイトタイガーに替えています。このタイヤ、サイドグリップが素晴らしい。バームのないコーナーでバイクを倒し込んでもガッチリ食い付きます。苦手だったCコースが楽しくなるくらいの食い付きです。

Fuji_06042930_04s それから、高すぎたハンドルも替えてみました。ストレートハンドルバーですが、XC用ではなくグランジのDHハンドルバーです。
 サーリー1×1のをチョイと拝借してます。なのでハンドル幅630mmとチョット短めですが、バイク操作上は問題なし、丁度良い感じです。しかしながら、フォークのクラウンとシフターが干渉してしまって、シフターが20mmほど外に出ちゃって邪魔。レイアウト上もう少し幅を広げる必要がありそうです。

 ちなみに上の大きな写真と一緒に写っているテントが、私が20年近く使っていると言うか、10年以上使っていないダンロップのテント。たとえ右腕をケガして使えなくなっても、左手だけで畳めてしまうという優れモノです。

 それでは、ゴンドラに乗ってGO!押し上げなくてもイイのが、とっても嬉しい!楽チンです。

 先ずは、馴らしの為にCコース。Cコースと言えどもDHバイクだと簡単にスピードに乗ってしまいます。スピードに乗れば大きな振幅のギャップも、バイクが跳ばされる程のギャップになります。
 もちろんCコースは初心者優先ですから、前に初心者が居ればプレーシャーをかけない程度の車間を取り、道をゆずってくれたら「ありがとうございます。」と言って抜かさせて貰います。
 
 ここで早速ジャイアントDHの本領を発揮です。スピードまかせバイクまかせで後荷重でギャップに突っ込むと、前輪を浮かしたままの後輪だけで、ロールのようにギャップを越えることが出来るのです。これが気持ちイイ!私の場合、基本が出来ていないのでロールもどきですけど。努力なしの機材替えだけでこんなコトが出来るなんて、機材スポーツって素晴らしい!

 お次はAコース。地元トレールとは全然スピード域が異なるのでドキドキものです。スタート台をテープルトップのようにジャンプしてスタート。調子付いています。
 初っぱなのシングルトラックもイイ感じ。怖くないです。(ドロップオフ&ジャンプは怖くて行かなかったけど)
 その後のゴンドラ下のガレた下りも怖くない。登り返して三連ジャンプの直線も漕げる。今まで下りで漕いだ事もなかった私が、Aコースで漕いでます。しかも楽チン。ああ!なんて素晴らしいのでしょう。
 ジャイアントDH、極楽お気楽ダウンヒルにピッタリです。

 ところで最遅の私はいつものように一番後ろ。この時、たまたま前を走っていたのが、キャンディースターに乗るkiychan。このキャンディースター見ての通りダウンヒルバイクではありません。でも、どんどん離されて行きます。漕いでも漕いでも離されます。kiychanの前を走る人達の速さは測るすべもありません。ナンなんでしょう、この人達。
 私は思いましたね。私は確かに遅い。でも、この人達が速いンだぁぁぁッ!

 でも、考えてみればこれは恵まれた環境です。周りは引っ張っててくれる人達ばかりなのですから。周りの人、皆がお手本ってな訳です。皆さんに感謝です。

 と言うふうに調子良くAコースを下っていった訳ですが、初っぱなから調子付くもんじゃないですね。ハシャギ過ぎてしまいました。スピードが乗っている分、ライン取りが不正確になってたのは気が付いてはいたンですけどねぇ。やっちゃいました。

 Aコース後半。川越え手前のシングルトラック。U字溝の直線が続く部分です。溝の縁からは気の根っこが出っ張ってて「危ないよ」って黄色いペイントがしてあります。そこをかすめる様にパスしたつもりが、左足のつま先を根っこに引っ掛けてしまいました。そのまま左足を地面に着いて中途半端なスーパーマンの格好のまま右肩から土の上に転倒。土の上なので助かりましたが、それなりにスピードに乗ってたので右肩はかなり圧縮されてしまったようで、右手に力が入りません。あーあ、やっちゃった。
 取り合えず皆が待っててくれてるところまで「すみませ~ん。ご心配かけましたぁ。」と、追いつきます。

 すると、後ろから速そうな音がやって来ます。見ると肩に日の丸を背負った真っ白なバイク。V-10です。ああっ!末政実緒選手だぁ!有名人に弱い私は、「ナマMIOちゃんだぁ~!わーい!ワーイ!すげぇ~!見ちゃったぁ!フツーにカワイイ、ナマ顔見たかったなぁ~(ワールドカッパーに向かってなんてコトを!)」とケガのことも忘れて、心の中でハシャイでいたのでした。

 で、マジに右手に力が入りません。やっちゃったモンはしょうがないです。取り合えずお昼を食べて、パトロールに右肩を診てもらう事にします。

 救護所に行くと、詰めてたのは女性のパトロール隊員。肩を触診してくれて「骨には異常はなく筋肉を痛めただけでしょう。」とのこと。「動かさないように固定した方が良いでしょう。」と、私の体に腕を回して三角巾で肩を固定してくれました。なんか妙に嬉しい。ここまでくるとオヤジ丸出しです。オヤジになると、女性にやさしくされるコトなんて、滅多にないンですよぉ~。皆さん覚悟しといた方がイイですよ。
 「実費は?」と聞くと「要りません。」とのこと。群馬の某スキー場では実費を取られたのに。富士パノのパトロールさんありがとう!と、ケガしたのにニヤケながらベースに戻ってきた幸せな私。小さな幸せを大事にしていきましょう。

 なのに、なのにですよ。最後の1本とCコースを下って、完全に右肩をダメにしちゃったのです。自業自得です。その上皆さんに、ご心配とご迷惑を掛けてしまってゴメンナサイ。

 今日、レントゲンをとって来ました。骨と神経には異常なし。筋肉組織の一部断絶だろうとのことです。多分草津までには治ると思います。
 草津のレースよりも、問題は洗濯モノ。荷物は、昨夜KさんとYukkiyに部屋に上げて貰ったままで、荷物も解くことができません。ケイタイもパックしたままなので、私のケイタイにメールしても見るコトができませんのであしからず。
 洗濯モノから何かが育ち始める前に、早く洗濯したいモンです。

 大分長い記事になりましたので、一旦ここで切ります。でも、まだまだ書きますよぉ。だって、これしか出来るコトがないンだもん。12連休なのにィ・・・。

 この記事は、dskさんの「富士パノ合同演習、8時だよっ全員集合!」と、noriさんの「富士見パノラマ・ダウンヒル」にトラックバックさせて頂きました。
 noriさん何撮ってんの?ってコレ撮ってたのね。納得。