【岩崎俊夫BLOG】社会統計学論文ARCHIVES

社会統計学分野の旧い論文の要約が日課です。

時々、読書、旅、散策、映画・音楽等の鑑賞、料理とお酒で一息つきます。

「ちい散歩『絵手紙』展」(銀座・三越)

2012-07-18 00:22:28 | イベント(祭り・展示会・催事)

              

 「ちい散歩『絵手紙』展」が銀座・三越で7月10日~16日まで開催されていた。「ちい散歩」というTBSの番組で、地井武男さんが散歩先で描いた563枚の絵が展示されているとのことで、でかけた。

 ところが、会場は長蛇の列。2時間待ちでないと見ることができないとのアナウンス。地井さんがつい最近亡くなったこともあり、地井ファンが続々と会場につめかけている。会場整理の係りがさばくのも難しいほど。しかし、地井ファンはさすがに行儀がよく、文句も言わず、みな2時間並んでいるようだ。


 わたしはその光景をみただけであきらめかけた。いくら観たくとも2時間は並べない。そういう習慣も文化もない。とはいえ、すぐにあきらめるのも癪だったので、外で一度、1時間半ほど時間をつぶし、再び会場へ。なんと先ほどの2時間待ちが、2時間半待ちになっていた。これで、完全に戦意を失い、あきらめた。

 地井さんの絵は全くみえないわけではなく、全体の何分の1かはやや遠めではあるが、見ることができる。テレビで拝見した絵も相当あった。目で確認した。いくら地井さんといえどもこの番組がなかったら、この大量の絵はなかった、ことだろう。地井さんもそう言っていた。くわえて、地井さん自身、なかには捨ててしまいたい絵もあったと言う。いろいろあっての563枚だ。


 いい絵がたくさんあった。何よりも心をこめて描かれたものばかり、という印象をもった。

 この絵手紙は一部を除いて即売された。初日で完売だったという。売り上げは全額、あしながおじさん育英基金に寄付される、という。