日常のあれこれをそこはなとなく

料理、わんことの日々、海外ミステリを中心とした読書、ソフトバンクホークス、JAZZなどを書いていきます。

直立猿人

2015-03-19 07:15:23 | 音楽
先日久しぶりに渋谷のタワーレコードに行きました。以前は渋谷経由で通勤していましたので、センター街にあったHMVに足繁く通っていました。僕のJazzのCDの大半はこのHMVで購入しました。HMVが撤退した後は少し遠くなりましたがタワレコを使うようになりました。



タワレコに行くといつも買いすぎてしまうので、今回は1000円のCDだけと決めて棚をまわりました。で、最初に買ったのがこの「直立猿人」です。ベーシストチャールズ・ミンガスの代表作です。サイドマンもすごくてジャッキー・マクリーンのアルトサックス、マル・ウォルドロンのピアノ、ウィリー・ジョーンズのドラムスです。いかにもこの時代のサウンドですが、けっして古く感じないのがさすがだと思います。

僕はチャールズ・ミンガスが来日したときに作家の村上龍がインタビューした記事を読んだことがあります。村上龍と並ぶとやたらでかくてごつかったのが印象に残っています。村上龍は当時のアメリカにおける黒人の地位について聞いていたように思いますが、よく覚えているのはチャールズが日本の寿司を気に入って絶賛していたところです。



もう一枚紹介します。ビル・エバンスの「Affinity」です。これはハモニカ奏者のトゥーツ.シールマンスとコラボした作品です。とても珍しいです。ビルのナイーブなピアノとトゥーツのハモニカのほっこりした音色が何とも言えない色合いのある世界を醸し出しています。ビルはこのアルバムではフェンダー・ローズも弾いていますが、ハモニカとの相性がばっちりで僕はこれもありだと思いました。

この時タワレコで仕入れたのはもっと他にもあるのですが、何しろ聞き切れていません。また時間をおいて紹介します。
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