江戸の本所深川で献残屋を営む鵙屋で、手代として働く周吉は、狐の姿をした魔物・オサキに憑かれている“オサキモチ”。
主人の一人娘・お琴に、思いを寄せられたりしながらも気づかない鈍感さ加減で、オサキにからかわれたりしながらも、おだやかな日々を過ごしていた。
ところが、このところ店の周辺が妙に騒がしい。周吉がオサキモチだと見抜いていた唯一の存在である、店に出入りしていた医者・東雲が何者かに殺害され、さらにお琴も行方不明に…。周吉自身も狙われて……
第8回『このミステリーがすごい!』大賞の“隠し玉”(期待賞的な感じ)。
巻末で解説を書かれている大森望さん曰く、“『本所深川ふしぎ草紙』(@宮部みゆき)の舞台で『夏目友人帳』(@緑川ゆき)”な話(妖怪がいっぱい出てくるわけではないですが、夏目=周吉、ニャンコ先生=オサキ的なところとか…)。
かわいらしい表紙や妖怪時代モノなあたりは、どうしても『しゃばけ』を連想させて逆に不利な気が;(こちらの方が物語構成とかにちょっと難点が多くて、アレなのでぁ;)
個人的に、表紙のイラストが、内容とちょっと雰囲気が合ってないような気がするのも(周吉が幼く描かれてるから、読んでいる時に違和感が…)、微妙;
……まぁ、今後に期待(笑)。
<10/12/7,8>
主人の一人娘・お琴に、思いを寄せられたりしながらも気づかない鈍感さ加減で、オサキにからかわれたりしながらも、おだやかな日々を過ごしていた。
ところが、このところ店の周辺が妙に騒がしい。周吉がオサキモチだと見抜いていた唯一の存在である、店に出入りしていた医者・東雲が何者かに殺害され、さらにお琴も行方不明に…。周吉自身も狙われて……
第8回『このミステリーがすごい!』大賞の“隠し玉”(期待賞的な感じ)。
巻末で解説を書かれている大森望さん曰く、“『本所深川ふしぎ草紙』(@宮部みゆき)の舞台で『夏目友人帳』(@緑川ゆき)”な話(妖怪がいっぱい出てくるわけではないですが、夏目=周吉、ニャンコ先生=オサキ的なところとか…)。
かわいらしい表紙や妖怪時代モノなあたりは、どうしても『しゃばけ』を連想させて逆に不利な気が;(こちらの方が物語構成とかにちょっと難点が多くて、アレなのでぁ;)
個人的に、表紙のイラストが、内容とちょっと雰囲気が合ってないような気がするのも(周吉が幼く描かれてるから、読んでいる時に違和感が…)、微妙;
……まぁ、今後に期待(笑)。
<10/12/7,8>