黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『シカゴよりとんでもない町』リチャード・ペック(東京創元社)

2010-12-21 | 読了本(小説、エッセイ等)
とある町に越してきた新任の牧師一家・バーンハート一家。その子供たちは3人で、14歳の姉・フィリス、6歳の妹ルース・アン。そして“わたし”こと、真ん中のボブ。
荒れ果てた教会には、礼拝に来る人もまばら。おまけに、その隣に住んでいるのは、九十歳に手が届こうというのに、未だ矍鑠としている…近所づきあいはしないし、教会にもいかず、気難しいうえに、武装までしている…ダウデル夫人。
近づかないように、と言われたものの、ついつい関わってしまうボブたち。
魔女のように巨大な鍋でアップルバターを作り、スイカ泥棒に向けては銃をぶっぱなす。そして夏が過ぎ、収穫の秋も終わり、クリスマスの季節がやってきて……

シカゴシリーズ・第3作。
1、2作目からだいぶ年数を経た、1953年のお話(ダウデル夫人の孫たちはもう大人になって、曾孫がいる)。
90歳近くになっても、相変わらずパワフルなダウデル夫人が素敵です(笑)。

<10/12/21>