黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

洋なしのタルト@ペルテ

2010-12-05 | スイーツ
 上に洋なしのスライスを載せて、焼き上げたタルト。
 洋なしはダマンドと一体化してるので、あまり食感はわからないかも。表面にアプリコットジャムか何かが塗られている模様。細かいピスタチオが載ってます。
 ちょっと大きめサイズで、直径約11cm。

 菓子工房 ペルテ:新潟(三条)

カシスショコラ@ペルテ

2010-12-05 | スイーツ
 カシスムースの下に、チョコのスポンジ、ミルクチョコのムース、チョコのスポンジと重ねられています。
 チョコムースには、プルーン?っぽいものが入っています。
 重過ぎず、甘さと酸味のバランスもちょうど良い感じ。
 一番上には、グロゼイユと葡萄とチョコが載ってます。

 菓子工房 ペルテ:新潟(三条)

『お初の繭』一路晃司(角川書店)

2010-12-05 | 読了本(小説、エッセイ等)
貧しい村に暮らす十二歳の少女・お初は、口減らしと親兄弟の生活の為、同じ村の仲間たち三人と一緒に、遠く離れた果口之国蚕喜村にある瓜生製糸会社に奉公に出ることに。
そこでは特別な繭から紡がれる絹糸を作っており、それ故に、その糸を扱う少女たちには屈辱的とも思われる厳しい審査が課せられ、格付けされた。まだ月経を迎えていないお初は、優良な新工に分類され、養蚕部に配属された。これからの仕事に、期待に胸膨らませるお初だったが、皆に支給されるある薬が身体に合わず、一人だけ若旦那の世話に回されることに……

今年のホラー大賞受賞作。
貧しい村の娘たちが、口減らしの為、製糸工場に売られる女工哀史的な設定。純心な娘・お初の視点で、工場で行なわれている地獄のような真実が描かれています。
選考委員たちにもかなり言われてますが、だいぶ早い段階で先の読める展開。
たびたび登場する歌の使い方や、どこか謎めいて怪しげな雰囲気、空気感などは良い感じかなと思うのですが……ただ一部ネーミングセンスが、安っぽいのがちょっとどうかと;

<10/12/4,5>