黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

マカロン・その1@ドゥー・パティスリー・カフェ

2010-12-23 | スイーツ
 フランボワーズ、プラリネ、シトロン、バニーユ、ピスターシュの5種。
 表面はさくっとしていて、中はしっとり、かつもっちり。基本はそれぞれのマカロン生地にそれぞれの風味のクリーム。プラリネはヘーゼルナッツペーストとフィヤンティーヌ入りで、ピスターシュはグリオットチェリーのジャムも入っています。

***** ***** ***** ***** ***** *****
 ドゥー・パティスリー・カフェ:東京 ※東京駅で購入。

 シェフが新潟出身だというので(ルーテシアで修行されたこともあるとか)、気になっていたケーキ屋さん。
 東京駅内のサウスコートでも販売していたので、買ってみました。
 いつかお店にも行ってみたいです~v

『猫物語 白』西尾維新(講談社)

2010-12-23 | 読了本(小説、エッセイ等)
二学期の初日、虎の怪異に出会った羽川翼。
その後自宅が火事になり消失した為、居場所をなくした翼は、以前忍野たちがいた学習塾跡に身を寄せようと考える。が、戦場ヶ原ひたぎに止められ、彼女が父と二人で暮らすアパート・民倉荘に泊まることに。
そんな中、阿良々木暦からは切迫したようなメールが届き、彼は姿を消した。
やがてひたぎの家を出ることになった翼は、暦不在の阿良々木家に身を寄せる。
そんな翼が眠っている間に、密かにブラック羽川が起きていた……

新章スタート。
それとともにこれまで、暦の一人称だった語りが、今回は翼なので、妙に新鮮。…でも切ないなぁ;
続巻は、この形を踏襲して、各キャラの語りになるのかも。

<10/12/23>

キューブシュークリーム(和三盆糖×栗餡)@パティスリー・ブラザーズ

2010-12-22 | スイーツ



 和三盆糖を使ったクリームと、栗餡が入っています。
 上に載ってるチョコレートは、中の味によって違っていて、本当は色とりどりなのですが(パレットみたい)、うっかり似たような色のばかり買ってしまったので、イマイチ伝わりませんね…;

 パティスリー・ブラザーズ:東京 ※東京駅で購入。

 


『玉工乙女』勝山海百合(早川書房)

2010-12-22 | 読了本(小説、エッセイ等)
石印のつまみに細工をほどこす職人になりたいと夢見る村娘・黄紅。
けれど女ゆえに修行するあても見つからず、鶺鴒閣の箱職人・戴宇源の元で下働きをしている。
そんなある日、使いの途中に、食うものにも困っている旅の男を拾った黄紅。彼は周千麒という無錫の者で、書画を学び、文字を書き印を彫って生活していたという。特に蓮を描くことにかけては、名の売れた人物だったが、ある理由で、蓮という文字すらも描けなくなっていた。
そんな彼に教えを乞い、彫鈕の技術を学ぶことにした黄紅は、日々修行に励む。
やがて彼女のつくる石印に興味を持つものが現れ、鳳雛競刻会に出場できることに……。
一方、杭州の商家・沈家には、なかなか男児が生まれず、生まれても何故か育たなかった。
そんな中でようやく生まれた待望の男児だけは失うまいと、女児の服装をさせ、阿妹と呼び育てた。しかしその後道士の見立てたところによると魔に魅入られている為、それだけでは足りず、それに対抗するには、さらに阿妹の姉妹の誰かに、逆に男の格好をさせると良いという。そんな中で選ばれたのが、十七歳の少女・沈双槿。
それ故に年頃にも関わらず、纏足もできない。いつか女に戻り、幸せな結婚ができる日がくるのかと、思い悩む。
そんなある日、美しい妹・沈双芙までも魔物に狙われて……

中国清朝を舞台にした、石印の職人を目指す少女と、弟の代わりに男装する少女の物語。
二人の少女たちは、同じ時代で近い場所にいながらも互いに出会うことはなく(ニアミス部分はあるけれど)、お話は撚り合わされた縄のような構造を持ちつつ語られています。
ファンタジーテイスト(というか怪異譚?)がだいぶ入っていますが、そちらが主ではなく、むしろ少女たちの生き方を描くのがメインっぽい感じ。

<10/12/22>

『シカゴよりとんでもない町』リチャード・ペック(東京創元社)

2010-12-21 | 読了本(小説、エッセイ等)
とある町に越してきた新任の牧師一家・バーンハート一家。その子供たちは3人で、14歳の姉・フィリス、6歳の妹ルース・アン。そして“わたし”こと、真ん中のボブ。
荒れ果てた教会には、礼拝に来る人もまばら。おまけに、その隣に住んでいるのは、九十歳に手が届こうというのに、未だ矍鑠としている…近所づきあいはしないし、教会にもいかず、気難しいうえに、武装までしている…ダウデル夫人。
近づかないように、と言われたものの、ついつい関わってしまうボブたち。
魔女のように巨大な鍋でアップルバターを作り、スイカ泥棒に向けては銃をぶっぱなす。そして夏が過ぎ、収穫の秋も終わり、クリスマスの季節がやってきて……

シカゴシリーズ・第3作。
1、2作目からだいぶ年数を経た、1953年のお話(ダウデル夫人の孫たちはもう大人になって、曾孫がいる)。
90歳近くになっても、相変わらずパワフルなダウデル夫人が素敵です(笑)。

<10/12/21>


シュトーレン@サフラン?

2010-12-20 | スイーツ
 会社の方からいただきました♪
……なので、お店は推測ですが、新潟市のサフランかな?
 硬めのパン生地の中に、レーズンやくるみなどがぎっしり入っていて、表面は砂糖がけ。
 クリスマスまで、カウントダウンしつつ、ちょっとずついただきますv
 

『万両ノ雪 居眠り磐音 江戸双紙』佐伯泰英(双葉社)

2010-12-18 | 読了本(小説、エッセイ等)
笹塚孫一は浦賀奉行所から回ってきた手配書を見、六年前の夏を思い出した。
……六年前の明和八年。新宿の追分の子安稲荷近くの麹屋宣左衛門方に、おかげ参りの白装束の賊が入り、金蔵を破って千両箱を強奪。誰一人傷つけられることはなかったが、縛られていた手代の季助が倒した行灯で火事になり、それが原因となって宣左衛門とおなかの主人夫婦と、番頭が亡くなった。
当時当番方与力であった孫一は、その件の探索に当たっていた。事件から三日、土地の御用聞き駕籠屋の紋蔵が、仲町裏町の若い飯売・お香が身請けされたという話を持ってきた。切餅一つを即金で払ったという、金払いの良さに不審を持った孫一は、身請けしたという男・新助に目をつけるも、その矢先に殺されてしまう。
孫一は、お香にだんご屋を始めさせ、賊の一味が接触してくることに賭けた。
そんな中、店に万両の鉢を置いていった男が現れた。そこからの連想で、お香は、新助が以前寝言で言っていたという“万両の親方”という言葉を思い出す。万両の大次郎親方と呼ばれる、徳行篤志の人物がいることを知った孫一は、彼が賊の一味だと思い定め捕縛するも、とうとうその口を割ることができないまま、別件で三宅島への遠島になっていたのだった。そして安永六年。その大次郎が、今になって仲間を従えて、島抜けをしたのだという。
その後、孫一宛に何者かから文が届けられた。そこには、大次郎一味が数日中に江戸に入ると記されていて……

シリーズ第二十三弾。前半は、笹塚孫一がかつて関わった事件の下手人が島抜けして、それを捕まえようと躍起になる展開。その後、何だかんだで(笑)磐音たちが江戸に戻ってきて、佐々木家と養子縁組したり、道場破りが持ち込んだ茶碗を巡って一騒動あったり~なお話でした。
磐音たちがなかなか出てこないので、帰り道は?と思ったりしましたが、まさかそんな帰り方(笑)。
そして、珍しく長ーいあとがき付き(ほぼエッセイ?)な巻でした。

<10/12/18>