黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『クラッシュ・ブレイズ 追憶のカレン』茅田砂胡(中央公論新社)

2009-01-09 | 読了本(小説、エッセイ等)
シェラが頼まれて手伝ったアイクライン中等部の手芸部が出品したキルト作品が、セントラルで行われる国際学生展示会に選ばれて参加することになった。
手芸部の少女たちは、作品完成に大いに貢献したシェラも誘い、展示会場へと出かけるが、その後そこで知り合った少女・カレンに頼まれ、人気の占い師の元にひとり別れてつき合うことに。
ところが彼は一晩経っても帰らず、さらにカレンは水死体となって発見された。一緒にいたと思われるシェラの姿はなく、行方知れず。
その生存が絶望視される中、ルウの手札で彼の行方を占い、探すリィたち。それによると、グレン刑事がその行方に関わる何かの手掛かりに遭遇するらしい。
その後、グレン刑事は、ゼニア宙域では辺境のクーア財閥といわれるほどの資産家・レイヴンウッド家と仕事柄関わることとなり、そこで遺産をすべて相続すると曾祖父のダミアンから遺言されている少年、アルフォンス・レイヴンウッドに出会う。
彼の瞳は、シェラと同じ紫色。しかしそれ以外は似ても似つかないが……

今回は、突然いなくなったシェラをリィたちが探すお話。
ちょっと話の持っていき方が強引かなぁという気がしないでもなく……;

<09/1/9>