黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『わらしべ長者、あるいは恋 清談 佛々堂先生』服部真澄(講談社)

2008-11-27 | 読了本(小説、エッセイ等)
贅沢品ばかりを集めたカタログ販売を行なう会社に勤める、平の取締役・榊原多恵。会社のオーナー社長である漆原仁志は、取締役5人に対し、“金では買えない、贅沢の極み”を味わう食事の席を準備するようにと指令を出した。それで選ばれた者が、常務取締役に選ばれるらしい。知己である、知恩堂に相談に行くと、いい人がいるという。言われるまま二月堂へ向かった多恵は、そこで“先生”に出会い……縁起 春 門外不出、
会社の退職と前後して、妻・美保子を失った田辺昌一の元に、便利屋のおっちゃん然とした男がやってきた。生前、美保子に彼をある場所へ連れて行くように頼まれていたというのだが……縁起 夏 極楽行き、
母・知加子が盗んだ山野草を、密かに返して歩く高校生・高久友樹に出会った佛々堂は、2人を連れて、素封家・樺島浪美子が持つ、荒れ果てた箱根の別荘へとやってきたが……縁起 秋 黄金波、
オリーブ農園を経営するかたわら、骨董にも通じていた風見龍平が亡くなった。ある事情から、そんな彼が育てていたレース鳩の行方を探す佛々堂。長男の秀一曰く、龍平は臨終の際に、“チョウイワイ”という言葉を残していたというのだが……縁起 冬 初夢の4編収録。

骨董や食、あらゆることに精通している数寄者・佛々堂先生の活躍する、待望の続編♪
やはりなんといっても先生のキャラクタが素敵v
今回も楽しい一冊でした。

<08/11/27>

スティックバーム@結城堂

2008-11-27 | スイーツ
 おまんじゅうが有名なお店(温泉地なので)で、少し前からバウムクーヘンも作っていると聞き、ずっと気になっていたのですが、会社のお土産でもらいました♪
 スティック状のバウムクーヘン。
 ほどよいしっとり感で美味しいです。

 結城堂:新潟(新発田・旧月岡)