昨年が重馬場で勝ちタイムが1.08.3、今年が不良で勝ちタイムは1.11.5、前年比較で3秒2遅いタイムなので、比較は難しいくらい極悪の馬場だったといえる。興味深いのは昨年7番人気だった、トゥラヴェスーラが三着になって波乱の立役者になったこと。まさに人気の盲点だった。勝ったファストフォースはシルクロードステークスでナムラクレアの二着だったことを考えると、不当に人気が下がっていた事か。それにしてもここまで馬場が悪いと正直、予想が付かないというのが本音だけど。昔の中京の格言を振り返ると、極端な不良馬場になると1枠馬が激走するとのパターンがあった。それと穴馬券の格言でもある高齢馬の激走である。トゥラヴェスーラはこの二つに当てはまり、尚且つ昨年の僅差の4着を考えると最も警戒すべき存在だったのかもしれない。昨年二着のロータスランドを軸にしたが、岩田騎手がイン突きでなく、外から行った分もロスが大きかったように思えた。
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