CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

年末台北台中高雄旅行 03 大稲埕を歩く

2020-02-11 21:33:59 | 年末台北台中高雄旅行(2019)
大稲埕(ダーダオチェン)と言い換えみたいなもので、
前回と同じく迪化街(ディーホアヂエ)を歩いていく


問屋街にいよいよ入っていく感じ

消防署があって、ぼけっと見ていたんだが消防車がベンツだった

いかにもレトロといった町並みがステキでありますが、
それに加えて、結構な数のおみやげ物屋というか、
乾物屋なんかが山ほど並んでいまして、
年老いた両親はそのあたりがよかったとのこと、
カラスミを買おうと探していたので、あれこれと物色していたのであります


膨大な種類のマメ

誰がこんなに使うんだという量のニンニク

よくある乾物問屋

レトロな自転車も展示というか、ほってあってよかった、
触るなと書いてあったけども、看板自転車なんだろう

ミーハーな見方をすると、このあたりでは、
人気ドラマ「孤独のグルメ」でロケ地になったあたりでもありまして、
そのゆかりの店もあって、孤独のグルメセットなる謎のメニューを売っていたり
商魂たくましい感じも面白かったのであります



北から南に向って歩いてきまして、
とりあえずほぼ南端、人によっては真ん中くらいというあたり、
永楽市場を発見、せっかくだから市場の中も見ようと中へ


中は普通の市場でありまして、到着が午後ということもあり、
お店は半分以上が閉まっていましたが、それなりに見るところがあって面白かった
相変わらずという言い方は変だけども、ともかく安い
釈迦頭とかが、結構安い値段で箱売りされていて衝撃だったのでありました


出口のあたりにあった廟の前の金ぴか像
おそらくお金に縁があるものなんだろう
結構な人気で、人がわんさか手をわせておりました、拝拝(パイパイ)

と、ずっと歩いてきて、両親がそろそろ甘いものを入れたいというので
どっかないかと探してみて、目に付いた店に入ることに


いつかの高雄旅行で行った店と同じではないか?
思いつつ、バナナマークの甘味屋へ


せっかくだからと二種類の甘いものを注文
りんごとシナモンのなんとか、
杏仁ベースの餡団子のなんか、
名前覚える気がさっぱりないのだが、二つで195元であります

台湾ではりんごは高級品と聞いていたんだが、
これはコンフォート?コンポート?、つまり甘露煮みたいなのになってて
甘いし柔らかいしと大変食べやすかったんだが、
もうひとつの杏仁ベースの餡団子が抜群にうまくて好評
いわゆる台湾汁粉という奴だったと思うんだが
ちょっと疲れたからだに染み入って素晴らしい回復を得たのであります

さて、いい時間になってきたのでそろそろ夕飯を求めて次の地へと移動します

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【読書】生命式

2020-02-10 21:07:28 | 読書感想文とか読み物レビウー
生命式  作:村田 沙耶香

気持ち悪いテーマを扱った小説でありました
そりゃ話題になるわなと感じたというか、
まぁ、なんだかんだ、がっつり読んだのだけども、
ネタバレになるかどうかわからんが、
生理的嫌悪を催す内容を扱っていて、
なかなか衝撃的作品だと感じたのであります

短編集なんだけども、そろいも揃ってそういうテーマ、
確かにそこに嫌悪を覚えるのは、自分が何かに凝り固まっているからかもと
思ったりもしてしまうんだけども、そういうテーマだからこそ浮き彫りになる、
みんながなんとなく考えることというのは、
よくわからない規範というか、みんなの流れによるのだと
そのあたりをつついたようで面白くもありました

何が正常で、何が異常なのか、
このあたりが巧妙で、凄い気持ち悪いことが当たり前の世界と、
その逆、つまり、今現在のこの世の中も実は気持ち悪いんじゃないかという指摘が
入り乱れているというか、差がないという感じがして
あーなるほどなぁ、でも、やっぱりやだなぁとか
あれこれ思わされたのであります

異文化コミュニケーションを無闇にありがたがるという風潮を
辛辣に風刺というか、あまりにも滑稽に描いていて
それが行き過ぎて不気味になるという味付けが
うまいなぁと思いつつも、そういうことあるなぁと
なんだか、うすくらい気分になりながら
読み終えたのであります
すっきりするような本では断じてない

麒麟がくる  尾張潜入指令

2020-02-09 21:06:06 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」
視聴完了しました
医者がどういう立ち位置なのか、
面白い話でありました、胡散臭いのしかいないから、
誰がどうで、なんなのか
さっぱりわからないというのがいい、
岡村さんは、三好というか、松永の配下なのかしらね

織田との化かしあいもなかなか楽しかったけども、
突然出てきた子供が、ちゃんと見てなかったけど
三河勢の人質みたいなこと言ってたから
家康なんだろうかと思ったりしつつ、
光秀とあれくらいの歳の差になるのか
ちょっと新鮮な気持ちで見ていたのでありました
まぁ、光秀は生年不明だそうだから、
実際どうなのかわからんが

尾張でのいざこざについては、あれでおさまるはずもないだろうと
思ったりしたんだが、医者が無事なのか、そもそも無事なわけないだろうと
思ったりせんでもないが、嘘を教えてもいるようだし
実際どうなのか、次回見ないとさっぱりわからないから
早く早くと、せいてしまうようでありますところ

その男たちの暗躍はさておき
お駒ちゃんが、案外というか、思った以上に天然のキャラできているようで
幸せになるはずもないが、せめて、長生きして欲しいなぁと
思ったりしたのでありましたとさ
もしかすると、濃姫のいざこざのおかげで、
シナリオ変わって長生きするようになるんじゃなかろうかとか
思ったりしてしまうのであった

小道具で、ちょっとだけ気になったのでありますが、
薬湯を出す際の器が、ちょうどよいサイズの黄瀬戸だったのがよいところで、
あの時代に、最先端じゃねぇかなと思ったり感じたり、
いや、でも、実際の美濃焼の産地と、あの美濃の版図とは別じゃなかったか?
あれが稲葉山城にあるのは、妙ではないかとか、
あれこれ考えてしまったのだけども、
とりあえず、よしかれと思って、今後も見守っていきたいのである

年末台北台中高雄旅行 02 迪化街を歩く

2020-02-07 21:52:16 | 年末台北台中高雄旅行(2019)
さて、ホテルで一服したので、すぐに観光へと、
まずはいかにもな観光地ということで、迪化街へ向う
MRT中山國小から、大橋頭へ、
迪化街は、有名観光地ながら、よくよく考えてみると
はじめのころに一回いったきりだったなと、
両親案内と思いつつも自分も楽しみにいったのであります


駅を出て、ちょっとわかりづらいけども、
かつての記憶を頼りに移動していくと、道すがらにプレートが、
迪化街というか大稻埕のほうが通りがよいか、
ともかく、問屋街に北から南へと入っていくことに



以前も見たかもしれないおしし、以前は灰色だった気がするんだが
お寺そのものが違うのかもしれず
さりとて、いかにも台湾にやってきたと楽しくなってくるのであります



とりあえず角のお菓子やの前、太陽餅だかを作るセットと思しきもの
こういうのがさりげにディスプレイされつつ、そして店舗はリノベで…っと見ていたんだが、
確かにリノベなんだろうけど、古いのもそのままじゃなくて、
古い形のままで、新しく作り直した店舗じゃないか?
前来たときは、もっと雑然というか、ばらばらな感じがしたけど
今回、どの店舗もこぎれいというか、むしろ、綺麗になっていて
観光地化が進んでいるのかもと思った次第



いかにもな街角であるが、こういう絵を求めているんだから
これでよいのかもしれない、このあたりはなんとなく記憶にあり
この裏手に高級マンションがある、住人はどんな人なんだろうな
住宅地として、はたして高級エリアかというと
そうでもなかろうと感じるんだが、京都でいうと新京極くらいの感じだろうか、
いや違うなあ


ふくふくしいにゃんこ
台湾でふくふくしいにゃんこ見るのは初めてだ


どっからもってきたかわからない看板
東京までの距離、また、台北までの距離がありえない数字なので
少なくとも、この現在地から数えたものではなさそうなんだが、
どっからもってきたものなんだろう
時代感があって好きなのでよいのだが、
全体的に、ちょっと作られた古臭さみたいなのを感じるのであるが
ここから南下して、また深まっていくと異なる感想を抱くのである
結構人が多くて驚く

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【映画】完全なるチェックメイト

2020-02-06 21:28:00 | ドラマ映画テレビ感想
冷戦時にソ連とアメリカでチェスのチャンピオンを争った
その主役であるボビー・フィッシャーの反省を描いた物語でありました

アメリカのチェスチャンピオンとして、颯爽と現れるんだが
天才ゆえなのか、なかなかのわがままっぷりで
ユダヤ人のうえに、母親が共産主義者とか
なかなかアメリカじゃ大変な御身分だったせいか、
監視の恐怖が、現実か、妄想かわからなく
それでいて、頭が無茶苦茶いいので、だんだんと精神を病んでしまうという
いつだったかの、暗号解読の話みたいなところだなと
感じ入った次第であります

その精神薄弱ともいえるような状態ながら
チェスでロシア勢に勝っていくところ、
また、その途中で、いかにもロシアっぽい嫌がらせを受けるところとか
色々見所はあるんだけども、
都度、その神経質な部分に自ら追い詰められてしまうように
もう、何が正しくて、どれが駆け引きかもわからないような状態で
最後の戦いに挑んでいくのでありました

主人公のボビーは、ともかく強いのは間違いなく、
その自分の強さが金になるということは理解というか
物凄くよくわかっていたらしく、それをふっかけて、
様々なものを得ようとするんだが、このあたりが、
どこまで本気というか本心なのか、何が本当の狙いなのかわからない
一種狂人めいて見えたり、それがふりにも見えたり
でも、結局は、金、自分が一番得するのは何かで考えていたりするんじゃないかと
思わされたりしながらの物語だったのでした

最終的には、その精神病的な症例からやっているのかと思いきや、
ひょっとすると、凄まじい盤外戦だったんじゃないかと
疑いたくなるような内容もあったりして、
すごい手で最後しめくくられるんだけども、
そこにもっていくために、そのシリーズすべてにおいて
チェスと、チェス以外の部分から戦略戦術を駆使した結果だったんじゃないかとも
思えたりしたんだが
まぁ、考えすぎなんだろうか、あるいは、実際はそうで、
この映画ではそういう描きかたをしなかっただけなんだろうか
わからんけど、将棋と同じように、チェスという頭脳ゲームの面白さがあじわえたようにも思える
楽しめた映画でありました

【読書】しらふで生きる

2020-02-05 21:03:05 | 読書感想文とか読み物レビウー
しらふで生きる  著:町田 康

ずっと酒飲みをやってきた著者が、
或るときから酒を飲まなくなって、それがなんと1年3ヶ月におよび、
ちょっとその間のことや、酒を飲むこと、酒とは何か、
ないとどうなるのかということをエッセーというか、
だだもれの何かで綴ったという感じの本でした
結構癖が強くて、読みなれるのに時間がかかった

最初というか、相当量が、なぜ酒を飲まなくなったのかの
哲学的思索というか、文章遊びというか、
手慰みみたいな内容がずっと続いて、
正直読んでいても意味がわからんとか思ってしまったんだが
そもそも、なぜ酒を飲むのか、
それは人生は楽しいはずだ、なのに楽しくない、これは不公平だから
酒飲んで楽しもう、的な話が、いろいろ手を変え品を変えといった感じで
つらつら出てくるというのが続き、
これは、酒が好きで好きで仕方ない人には、
たまらん文章なんだろうかと、下戸でもないが、
さほどに飲むほうではない自分は感じたりしつつ進めてみると、
酒飲みが、どうして酒をやめられないか話しに
気付いたら変更されていて、
これまた、酒飲みあるあるみたいな話が、
まぁ、次から次へと出てきてと

そんな按配の本でありました
最終的に、なんでやめたのかさっぱりわからなかったんだが、
どうも、狂気のようなものに触れている、
今、気が狂ってるから飲んでないという結論に至ったような
そうでもないようなお話でありました

まぁ、それはそれとして、酒をやめたことでよいことがあったと、
寝るのが深くなって、思考がはっきりとしてきて、経済的に上向いてきたと
いいこと尽くめが書かれていたのでありました
これは、酒というかせが外れたからともいえるんだが、
もともと酒飲んでない人からすると、なんか羨ましいとも思えたり
そうでもなかったり、いろいろ考えてしまったのであります

酒をやめたと宣言するかどうかで、
相当にうじうじ悩む説を書いていたんだが、
やめるとはいってないけど、やめていたという状態が
不言実行でかっこいいとなっていたんだが、
そういう論でいくなら、飲まないでいつづけている人は
もう、なんというか、とても偉いんじゃないかと
思ったり感じたり、
なんか妙な節が伝染ってしまったと、にわか使いの文章を並べて
メモっておくのでありました

年末台北台中高雄旅行 01 中部国際空港から出発

2020-02-04 21:05:35 | 年末台北台中高雄旅行(2019)
さて、またもいっていました台湾旅行
2019年末に3泊4日で、またも年老いた両親を連れて
セントレアから桃園空港へ、台北を中心にして、台湾をうろうろしたのでありました

今回のおおよその観光は、
初日に、台北 迪化街、淡水、
二日目、高雄 果貿社區、龍虎塔、旗津島、打狗英国領事館文化園区、
三日目、台中 南天宮、宮原眼科、台北 建国假日花市、玉市、

こんな按配で、あっちこっち、割と移動して楽しんだのであります
年末が思ったよりも天気が悪くて、雨あたりが多かったのだけども
うまいことかいくぐって、あれこれ楽しんだのであります
年老いた両親も、なんだかんだうまいこと歩いてまわれたので
かなり初心者にもいける内容だっただろうと
勝手に思っているわけだが、そのあたりは、先に書こうと思うのであります
両替レートは2656元(1万円)、前回よりは悪かったけども
3.7円くらいなのでよい方だろうと考える



実家の両親を連れていく加減から、愛知県のセントレア(中部国際空港)から出発
エアアジアを使って、早朝の便であるのは
前回お盆にいったときと同じルートでありました
名古屋ー高雄線の安いのができるといいのに、タイガーエアではもうひとつの時間割りなので
これを選んでいるのであります
セントレアでは、LCC用の新しいターミナルができたところだそうで、
殺風景だけど新しい感じの建物がよろしいと感じたのである、
まぁ、お決まりの寒いけど、滑走路を少しだけ走って飛行機に乗り込むは変わらないのだけども
この冬はさほどに寒くなかったからよかったのである


あっという間に到着、桃園空港で前回と同様にTAIWANマークを撮影
もうお正月モードになっているのから、飾りつけがそこかしこで新年の干支になっていました
このあたりが、日本と違うなぁというか、干支の存在感がかなり強い

さて、前回到着して台北に移動してから食事だと
まともに食事時間とバッティングしてお店探しが大変だったという反省をいかし
とりあえず空港で食事を取ることに



フードコートで、新竹あたりの名物だという
ビーフンとサカナのツミレスープをいただくことに
まぁ、さほどの味は期待していなかったけども、なかなか美味かった
どっちがいくらか忘れてしまったが、2セットで328元でありました
フードコートも、実際は結構混雑していて、座るところを探すのも大変だったんだが
さくさくと摂取して、いよいよ台北中心部へと向う


MRTの桃園空港線で移動、台湾観光協会の無料チケットなんか使ったりしつつ
無事移動をしたのである、わかりづらいシートの写真だけどもこちらも鼠年お祝いモード
十二支という中華圏のそれが心地よいのでありました



とりあえず、台北駅に無事到着して、
翌日からの移動を考えて、新幹線3日間チケットを購入
さらに翌日の予約を入れるとかしていると、あれよあれよと1時間ほど経過
その間に両親を適当に遊ばせておいたら、プリンを売っていたと
写真の卵プリンを食べる
甘さ控えめで、なかなか面白かったのであります

今回、宿は中山國小站の近くで、台北からMRTで乗り換えしつつ15分ほど
とりあえずホテル入りして荷物を預けて、いよいよ観光スタートであります
まずは、迪化街へ向います

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【読書】南極ではたらく

2020-02-03 20:51:00 | 読書感想文とか読み物レビウー
南極ではたらく  著:渡貫 淳子

南極調査隊に調理隊員として参加した人の
実録ルポでありました
読んでいて驚いたというか、この人の凄いバイタリティに
シャッポを脱いだという感じでありました
意図的でありましょうが、あまり、本人の家族が出てこないところが
ちょっと気にならなくもないんだが、
家族の了承やサポートというのが
並々ならぬものであったのでないか
1年以上も、一家の母がいなくなるとは
凄いことだなと衝撃を受けつつも、それはそれとして、
主軸である南極での日々がとても面白く描かれているのでありました

南極へ向うまでの話と、ついてからの話
大きくはその二つであったように思うのだけども、
その間、負けないというか、様々に挑戦していく姿と
がむしゃらな感じが凄い、
本人のポテンシャルが凄いというところが一番なんだろうが、
そこはさほどに触れられることもなく、淡々と
人の縁とタイミングで試験を合格したかのように見えるけど
凄いんだろうなとうっすら思ったりするのである
というか、そういうところで、女性、しかも、母親という立場の人を採用したというのが
本人の資質が尖っていたことの証左じゃないかと思ったりしたんだが
それはそれとしよう、調理の技術もどれくらいかわからないけど、
きっと、そういうことではない、もっと大きな人間としての何かが
重要なんでなかろうかと、思わされる内容でありました

さて、いざ南極にいってからの日々も
なかなか楽しい部分だけを書いていたけども
非常に不思議な空間で、それぞれ使命を持った隊員たちが、
それぞれの持ち場、そして、あるいは、その場で適切な行動を要求される
至極当たり前の話だけど、そういう状況が多々発生する、
また、それを引き起こしてしまった失敗なんかもあったり、
中では、話の合わない人間もいたりとか
人間社会のそれこれもあったりして
とてつもなく濃厚な生活を過ごしたのだろうというのが
さらりと読めるのでありました

精緻精密に書き込んだわけではないので、
具体的にどうなのかというのがあまりないんだけども、
機微だけを切り抜いたというか、情景の最小限の説明がよくて、
豆知識とあわせて、南極の生活が見えるようで面白かった

最終的に、南極から帰ってきて、腑抜けになってしまうという話が
また凄いリアルというか、それはそれで、家族と大丈夫なのかと
心配でならない感じだったんだが、そのあたりはわからないんだが、
一人の人間が、大きなミッションに携わって、
それが終わるまでを描いたルポだと思うと
なんとも、自分はそこまで何かあっただろうかと
反省ではないが、思わされる力がある
とても面白い本でありました

麒麟がくる  美濃の国

2020-02-02 20:55:59 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」
視聴完了しました
今回は説明回といってもいいくらい、
凄くわかりやすく、美濃という国がどうなっているか、
土岐と斉藤、それらの家臣たちの人間関係が
物凄く説明的に明示されて面白かった
というか、わかりやすかった

土岐との確執というか、斉藤道三がまるで隠さない野心というか、
いやらしさがありありと出るシーンが、きわめて象徴的で、
完全にこれが悪いことの引き金になってしまうんだなと
強烈な場面になっていて凄いよかった
本当、この道三は悪いわ、
そして、その悪い道三をさっぱり支持しない息子やらとりまきやら、
色々と映しているのに、さて、主役の光秀はどう思っているか
そのあたりが、まだはっきりとは描いていないのが
結構面白いというか、興味を引くところでありました
ここが新しいと感じるのであるな、
主君をさほど敬わない戦国武将というのが、新しいと思える
まぁ、ゆくゆくの光秀を考えると
こうやって、誰かを一方的に慕うようなことはなく、
一歩引きつつ、自分の理想である、麒麟がくる国に向ってと
そういう感じが、本当、あからさまに描かれていて
なるほどなぁと思ったのであります

メタなことをいってしまうと、この光秀だからこそ、
違うという主君を裏切るという形が自然になるんだろうと
浅く思わされたのであります
もっと深く、練られた話のようにも思うから
恥じかきそうですが、そう感じたのだ

あと怪しげな農民というか、流浪の人の岡村さんが
今後どういう形で付き合いになるのか
さらっと、医者の娘と仲良くなってて、
ちょっと光秀がイラっとしているのが面白かったんだが
そういうほのぼのシーンは序盤だけであろうから
楽しみながら、次へ次へと楽しみをくっていくのであります